レジさんに微笑みかけたつもりだったのに、「なんだその人を馬鹿にするような目は」と返されて辛くなりました(笑)。医大生・たきいです。
ileusとイレウス。この疾患を表す言葉は欧米圏と日本とでアルファベットなのかカタカナなのかの違いがあるだけのように思う。ところが、欧米圏で言うところのileus=麻痺性イレウスということらしく、カタカナのイレウスの方が包含関係としては大きな集合ということになるんだそうだ。こういうのって歴史的な背景から教えてくれたら忘れずに記憶に残るんだろうけれど、とりあえず今のところはへーっという感想を抱く。

ここから先はなかなか共感してもらえない話。「りんご」と「アップル」、指し示すものは同一であるはずだが、言語が変わるだけで味のイメージが変わってしまうのは私だけか。どうも「アップル」と言われると砂糖が加えられているかのような印象となる。アップルパイという名詞が諸悪の根源か。アップルジュースというのもいろいろ加えられていそうな気がする。だからこそ“100%”という前置きが時に必要となってくるわけだ。おっと、りんごでも同じことではないかというツッコミで議論が崩壊しかけている気がするがここは気にしない。対して「りんご」と言われると新鮮なイメージが頭に広がる。アップルを丸かじりするのはなんだか気がひけるけれど、りんごならば喜んで丸かじりしたくなる気がする。
私自身、英語を日常で使う経験が乏しすぎて直観として混乱してしまうのかもしれない。「アップル」という単語を自由自在に使えていないという可能性はある。アップルという単語で躓いているようではお先真っ暗だが笑ってはいられない英語力である気はする。
まさかりんご―アップル関係がイレウスーileus関係と等しいということはありやしないだろうが、外国語は意外な意味を持っていることが少なくない。私にとって外国語はあくまでも外国語、独りよがりにならず謙虚に向き合っていきたいものである。そうした姿勢を持っておかないと誤解してしまうことがあるので。
(あまり外科系にときめかない人(笑))