東経大正門前 まんぷく処竹茂食堂親父の小言

母校東経大正門前で学生さん相手の食堂を営んでおります。お店の事、感じたことなどを書いていきます。

2022/09/15

2022-09-15 11:21:00 | Weblog
昨日も「ビリヤニやってないんですか?」とのお尋ねがありました。コロナで営業時間が規制を受けていて、さらに東経大、学芸大共にロックダウン状態だった時。ちょうど良い機会だから、大好きなビリヤニをお店でも提供してみようと従来の竹茂食堂にプラスして始めた「国分寺ビリヤニ食堂」。
国内のビリヤニはもちろんインドのビリヤニも食べ歩き、その虜になり私達なりに工夫して作っていたビリヤニ。手前味噌ではありますが、専門店と遜色のない物をそこそこご提供できていたと思っております。
しかし、コロナが落ち着き、世間様に人流が回復してきた時、当店の立地、生い立ちを考えると学生食堂としての営業は捨て難く、また、学生食堂のメニューと手間暇かかるビリヤニとの共存も難しく、苦渋の選択で、学生食堂の道を選んび、現在に至っております。
私どものビリヤニを楽しみにご来店、ご連絡くださった皆々様には大変申し訳ございませんが、現状、従来の竹茂食堂メニューのご提供となっており、ビリヤニのご提供はできておりません。
しかし、現状の人流回復をみるに正直、全面対面授業とか85%は対面という事で東経大の学生さんもそれなりに学内に戻ってきて、活気が出てくるだろうと想像していた自分の判断が全然甘かったと猛省をしております。ただ、ここに来て、東経大に関していえば、やっと100周年記念館のトレーニングルームやシャワー室の使用解禁がされてきたようでもあり、ホント少しずつではありますが、前進はしているのかなぁくらいの気持ちもしなくはありません。しかしながら、一度停滞してしまった学生活動の新たな復活がどのような形でされていくのか?学内、部室などに滞留し、時間を潰し、ご飯でも一緒に食べようかというライフスタイルが復活するのかは微妙だし、かつての賑わいは戻ってこないだろうとも思っております。
今回、東経大の後期授業の開始に伴い、様々な期待、妄想をしつつ、竹茂食堂のメニュー替え、価格改訂を検討してはいるのですが、やはり、現状のメニューを辞めてビリヤニ一本に絞る冒険は出来ず、かと言って曜日を区切るなどしての両立も難しく。しばらくビリヤニの復活はできそうもありません。もう少し、流動人口の多い立地で有ればビリヤニを中心に組んだメニューをご提供するお店という選択肢もあるのですが....。