東経大正門前 まんぷく処竹茂食堂親父の小言

母校東経大正門前で学生さん相手の食堂を営んでおります。お店の事、感じたことなどを書いていきます。

ドライブイン

2005-07-25 23:37:13 | Weblog
車で走っているとそれぞれの街や道路に特徴を感じられて好きだ。特に旧市街をなんとなく走っていてこれは中山道くさいなと感じ地図で確認すると正解だったりすると快感である。
まったく初めてはしる場所でも同じ街道のどこかを走ったことがあると意外と解るものである。街路樹や町並み、舗装の雰囲気などなどでなんとなくその道独特の匂いをだしているような気がする。
しかし、最近出来ているいわゆるバイパスというやつはどこも同じように見えてしまう。道路の周囲には郊外型といわれる様々なお店が並ぶ。しかし、そのほとんどは全国チェーンでどこに行っても見られる店ばかりだ。
昔は個人経営のオンリーワンのドライブインが結構あったように思うが今はすっかり減ってしまった。そんな中、道の駅は時々面白いところがある。近所の人までもが買い物に来るような地元で採れた泥つきの野菜を売ってるところなんか最高である。どこからこの立派な建物の建設費や用地代が支出されたのか、一体何のための施設なのかなんて考えると気が滅入るけれどその土地の匂いを感じられる施設は面白いと思う。もう作ってしまったのだから各地で特徴をだして地元民も喜んで利用するような物にしてもらいたいものだ。

ドライブスルー

2005-07-24 22:30:56 | Weblog
昔は映画の中でしか見たことがなかったアメリカ的で憧れだったドライブスルーだけれども今やそこら中に氾濫している。マックをはじめたくさんの種類のものが街道沿いに乱立している。
先日はなんとスタバのドライブスルーを初めて発見。東京でなく田舎だから車社会でドライブスルーが発達しているのだろうと自分で納得していたら、なんと東京には書店のドライブスルーがあった。
ガラスのショーケースに週刊誌などが並んでいてそれを見てインターフォンでオーダーする仕組みだ。そこまで進化してしまうと憧れだったドライブスルーも興ざめである。
そういえば、同じくアメリカ的でとっても興味があったドライビングシアターは一時期多摩センターやららぽーと船橋などにできたけどどうしてしまったのだろうか?カーラジオから聞こえてくる音声と大きなスクリーン、何よりも隣の席を気にせずせんべいも食べれてしまう気軽さ。結構お気に入りだったのだけど。

六本木ヒルズ

2005-07-07 22:50:59 | Weblog
休業中の内職の打ち合わせのため今日六本木ヒルズのオフィスを訪問しました。オフィス棟に行くのは二回目です。
ここのエレベーターは二階建てでLLフロアーから乗ると奇数階、ULフロアーから乗ると偶数階にしかとまりません。また、自分の乗っているエレベーターの乗降がなくても上(下)のエレベーターの乗降があるとドアも開かずに途中でとまります。ワンフロアー上下したい時も階段を利用するのにはIDカードが必要なため来訪者はULかLLまで降りてワンフロアーをエスカレーターで移動してエレベーターに乗りなおしです。二回目ですから戸惑いませんでしたが初めての時はエレベーターガールも当然いませんし戸惑いました。
昔はほとんどのデパートにエレベーターガールがいたものですが、今はほとんど見なくなりました。日本橋にあるデパートのエレベーターはドアの部分がガラス張りでドアの開閉の様子がとても楽しく見入ったものです。そんな旧式のエレベーターは操縦用のレバーがあってエレベーターガールが操作していました。その頃から一体どのように動かしているのか疑問でしたが未だにその謎は解けていません。まだ、あのエレベーターはあるのでしょうか。あれば今度研究してみたいものです。

アスベスト

2005-07-06 18:38:03 | Weblog
最近ニュースでアスベスト被害が取り上げられているが、昔は有害物質という認識がなくむしろ良い建材ということでそこら中で使われていたのである。
それが80年代、アスベストの有害性が認識され大騒ぎとなった。実際、ボードなどに工場で混入する場合は製造工程での被害はあってもそのボードを使うことによって被害にあうことは少ないそうである。しかし、アスベストはボードなどに混入するだけでなく、セメントなどと混ぜて直接天井に吹きつけて使用することも多く、そんな天井はそこら中にあった。手で引っ掻いたり、棒でこするとすぐに削れて落書きができる天井がそれである。最近は見ないがよく学校などの公共施設に使われていた。かつての東経大の学生会館のように.....。
アスベストの有害性が叫ばれ始めた頃、みんなでこの天井アスベストみたいだななんて話をしていたのだが、次の長期休暇の時に天井の下にビニールシートを張り空間を作り大きな掃除機のようなもので、掻き落とした天井に吹き付けられた物質をマスクをした業者さんが回収していた。大学に確認はしなかったが、多分、人体に悪影響を及ぼす物質だっただろうということは工事方法をみても理解できた。
潜伏期間が40年という例もあると報道されていて、天井を引っ掻いて落書きをしていた私としてはちょっとドキドキである。まあ、私は在学中に撤去されたし、大学も4年で卒業したし、5年も6年も部室でゴロゴロしていた先輩をいっぱい知っているからもし発症するならそちらからでしょうけど。

あ~あ

2005-07-05 23:49:19 | Weblog
ついに6月30日を持って約30年間続いた竹茂食堂の歴史が終わってしまった。
終わったといっても新築し11月末には新装開店するのだからそれほど落ち込むことはないのだが、複雑な心境である。学生さんを中心にOBや教職員の東経大の方々、ご近所の皆様、様々なお言葉を頂戴してますます複雑である。
私にとっても学生時代の貴重な思い出の詰った建物が明日からいよいよ取り壊しである。
新生竹茂食堂になっても心意気は変えずにお客様に愛される場末の学生食堂の王道を突き進みたいものである。
「仕事は追いかけるもので追いかけられるものではない。追いかけられる奴は使えない奴だ」などとサラリーマン時代怒られていましたが、閉店や新店舗の設計、その他もろもろで忙殺されていてブログをさぼっていました。使えない奴のブログですが、まったりと再開したいと思います。常連さまでブログを見ていただけた方がいらっしゃったら休業中の東経大の様子などもコメントくだされば幸いです。