今日は、東京経済大学の卒業式です。
ご卒業される皆様おめでとうございます。
思えば、皆様が入学された当時、世界中を襲った皆さんの大学生活後半のコロナによる激震。誰が想像したでしょうか?
想定外の出来事に遭遇し、その対応に追われつつも日常を忘れず立派に単位を取得し卒業。素晴らしい事だと思います。また、限られた活動の中で学生生活を楽しもうとされた色々な新しい取り組み。方法を模索し大学などと交渉したり色々ご苦労もあった事と思います。しかし、その苦労、工夫が後の人生に活きる素晴らしい経験だったのではないでしょうか?
この歳になって、思うのは、偏差値も大事かもしれませんが、それ以上に世の中の変化を見据え、対応していく能力の重要さです。皆様を含め伝統的に東経大生ってそういう臨機応変さ思いっきりの良さはかなり兼ね備えていると思うのです。これからも続くだろう激動の世の中には重宝される存在なのではと思っております。
今日の卒業式は対面です。直前まではもしかしてリモートオンリー?と不安になりましたが、多少の制限はあるにせよ対面で行われます。その事に関して、ここ数日お会いした卒業生とお話をすると、みんな嬉しそうに対面で良かったと笑顔で語ってくれます。今まで、当たり前だった事に感謝、喜ぶことができる。嫌な事が多かったコロナがもたらした謙虚な心を思い出させるという事は悪くないなと思いつつ、今日は皆様の晴れ姿を見送らせて頂こうと思っております。
ご卒業されても、されなくても、世間からみて立派とされる社会人でも、そうでなくても、竹茂では、これからも皆様の今後の飛躍を信じ、東経大正門前でオジさんと女将の気力、体力が続く限り変わらぬ営業を続けていく所存です。お互い、頑張りましょう。そして、いつか、笑って再会できるのを楽しみにしております。
本当に今日はおめでとうございます。