例年東京経済大学の卒業式が行われる3月23日。いつもは袴姿やスーツに身を包んだこれから社会に飛び出していくフレッシュなみなさんの誇らしい笑顔がいっぱい観れるのですが、今年はコロナの影響でちょっと寂しい雰囲気です。でも、式典の華やかさはなくても、立派に卒業されてこれから社会に巣立って行く皆様の揚々たる前途信じておりますし、応援しております。
晴れ着を来て、大学生活の総決算、友人と語ったり、キャンパス、恩師に別れを告げたりする機会が失われしまって、拍子抜けしてしまった人も多いかと思います。
なんの落ち度がなくても、一生懸命努力したり準備しても成果に結びつかなかったり、予定を変更せざるを得ない事って世の中にはあると思うんです。自然災害なんかもそうですね。
辛い苦しい悔しい思いもする事があるでしょう。でも、時間の流れがそんな思いを流してくれて何年かしたら笑って振り返る事が出来るかもしれません。結果的にこれで良かったなぁ「結果オーライ」なんて思える事もあるかもしれません。
努力を怠たったり、妥協しろと言うことではないのですが、色々頑張っても思っていたのと違う方向に進んでしまったりした時、「結果オーライ」って思える気持ちって大事なんじゃないかなぁとオジさん思うんです。
思えば入学した時は、もっと偏差値の高い大学に行けるはずだったのにと思っていたかもしれません。大学入ったらこんな事やりたいとか思っていた事が実現できなかったりもあったかもしれません。就職も第一志望には入れなかったかもしれません。また、人からみれば大成功、充実した大学生活にみえても、本人は自己嫌悪、イジイジとしちゃっている人もいるかもしれません。反省をバネに頑張る事は大事です。でも、イジイジしてばかりだと幸せが逃げちゃうように思うんです。
運、不運もあります。素直に現実を受け止め、前向きに明るく進む事って大事だと思うんです。
今年度卒業される皆様はもちろん、残念ながら卒業できなかった皆様も振り返ったら「結果オーライ」だったなぁと思える大学生活、人生を竹茂食堂から願い応援しております。