東経大正門前 まんぷく処竹茂食堂親父の小言

母校東経大正門前で学生さん相手の食堂を営んでおります。お店の事、感じたことなどを書いていきます。

脳内トレーニング

2006-04-24 00:50:37 | Weblog
先日、ご常連のお客様から「神のみえざる手」と言った経済学者は誰でしたっけとたずねられた。当店には珍しい社会人のお客様でど忘れしてしまい困ってらっしゃるようだった。
たずねられて、今度はこちらも思い出せず何か、すっきりしない状態になってしまった。誰だっけと考えるがなかなか思い出せない。ぽつりと「アダムスだっけかな」と一言いうと女将が「アダムスミスじゃないの」と快答。
そこで一件落着となったのだが、中途半端に思い出せてイライラする状況は誰しも陥ることがあると思う。昔は辞書や百科事典で調べるにも頭の言葉が出てこないと非常に苦労した。上記の例だと神が解らなくて「見えざる手」だけでは辞書などから調べるのは多大な労力を要する。経済の項目を熟読するなどの作業が必要となってしまうのだ。
よく何人かで話をしていてタレントの名前とか何か思い出せないことがあると別な人間まで巻き込んで大騒ぎしたりしたものだが、今は、パーソナルな記憶でない限りネットの検索で一発である。便利なことはとても素晴らしいことで否定はしないが、苦労して記憶の糸をたどって思い出したり、その事柄の周辺情報から調べて目的にたどりつくという喜びも捨てがたい。
脳に喜びを与えるとボケにくいと聞くが、ネットの検索ばかりしていると早くボケてしまうのだろうか。パソコンゲームで脳内トレーニングをしながらネット漬けになるというのは矛盾しているのかもしれない

新歓期終了

2006-04-16 20:09:35 | Weblog
新学期もはじまり一段落といったところでしょうか。新入生をたくさん獲得し前途洋洋としたサークルも、まだまだこれからも入部者大募集のところもあると思います。
かなりしつこい勧誘に困惑した新入生も多かったかもしれませんが、私の学生の頃はもっとしつこく、学内はもとより、新入生を囲むように何人もの上級生が駅まで一緒についてくるというシーンもありました。
そんな勧誘の洗礼を受けた初めての一人暮らしの学生さんは消火器や英語教材の訪問販売の断り方のノウハウも会得できたのではないでしょうか。
そういえば、その当時の客引きはしつこく一緒に歩きながら勧誘したものですが、今はピンク産業の勧誘も並走していいメートル数まで制限されているようです。昔は歌舞伎町を歩いたりするのは結構気合が必要だったように思います。

意外と

2006-04-10 00:15:19 | Weblog
今朝、久々に家で朝食を作った。そういうとすごい料理かと思うが、パンを焼いてコーヒーを入れて、ベーコンを炒め、火の通り過ぎたスクランブルエツグもどきを作っただけである。
仕事では何百食も作るのだが、家で料理をすることはほとんどない。休みの日に私の方が早く起きて、どんなにお腹が空いても決して台所に立とうとしないで妻が起きるのを待っているのである。建物工事で休業していた5ヶ月間は外食はあまりしなかったのだが、包丁を握ったのはそばの薬味のねぎを切った一回だけで、調理などしたこともなかった。以前、チャップリンやマリリンモンローも宿泊したことがある有名ホテルの料理長夫妻とご一緒させていただいた時、料理長に「ご自宅でもフランス料理を作ったりするのですか」と尋ねると「家では、一切料理はしません。妻の焼いたひらきや芋の煮っころがしなんかが最高です」と答えられたことがあるが料理人なんてそんなものである。
営業では、10キロ以上のお米を炊くくせに我が家の炊飯器は新居に移ってからは押入れの中に移動し、活躍の機会はない。毎食、お店の残りの冷飯である。
あーあ、炊きたてのご飯を思いっきり食べられるお客様がうらやましい。
就活中の学生さんも夢や希望を持って就職先選びをしていることと思いますが、○○が好きで○○を扱う仕事に就きたいと思って就職しても実際はなんてこともよくあるので熟考が必要なように思います。

転院

2006-04-08 00:15:24 | Weblog
本日は、月に一回の病後の経過を見るための通院のため、営業を早目に切り上げて病院に行ってきました。営業していると思ってご来店くださった常連様、電話で営業してるかどうか問い合わせをして下さった方、その他ご迷惑をかけた皆様申し訳ございませんでした。
入院していた病院の担当の先生が金曜しか外来がなく早仕舞いという結果になってしまったのです。しかし、来月からは土曜日も営業している病院を探してそちらに転院する予定ですので、営業への影響は最小限になると思いますので許してください。
しかし、まだ転院先の病院は見つけていないので今回書いてもらった宛名なしの紹介状を持ってこれから病院探しをはじめようと思います。過去に何回か紹介状は書いてもらったことがあるのですが、結構分厚い封書でのり付けしてあり中身は確認できなかったのですが、おそらくカルテの写しのような物が入っていたと思われるのですが、今回は転院先が確定していないためか、カルテなどの資料はなく、先生が診察中にパソコンに病名や症状を入力してプリントアウトした一枚だけでした。
これを持って新しい病院に行くとまたいろいろ検査をされるのでしょうか。そもそもレントゲン写真とかカルテとかは何故患者にくれないのでしょうか。カルテなどの診療記録の複写を患者が持っていればいわゆるセカンドオピニオンなども利用しやすいでしょうし、万が一医療裁判になった時も公平な裁判ができるような気がするのですが.....。
今回の紹介状は宛名がなかったため滅多に見ることができない御机下の表現がなかったのが残念でした。