東経大正門前 まんぷく処竹茂食堂親父の小言

母校東経大正門前で学生さん相手の食堂を営んでおります。お店の事、感じたことなどを書いていきます。

一生に何回?

2006-03-28 20:06:03 | Weblog
東経大の卒業式も無事終了した。最近の大学生は昔に比べてまじめに登校すると言っても4年生になると、残り単位も少なく、就職活動もありさすがに登校日数は少なくなってくる。特に今年は、新築工事そして入院と長期休業だったため久しぶりに見る顔が多く再会の喜びも格別だった。
卒業生から「4年間お世話になりました」なんて挨拶され改めて竹茂食堂をはじめて4年経つんだと実感が湧いてきた。正確には5月25日でまる4年になるのだが死に物狂いに走り続けた4年間だったと思う。20年前の学生時代アルバイトをしていた食堂をいきなりやるために家族二人で上京。女将にして見れば初めて暮らす土地である。私にとっても久しぶりの東京暮らし母校の前とはいえ戸惑うことも多かった。
しかし、学生さんをはじめ、職員、卒業生、ご近所の方々のたくさんの後押しがありなんとかここまで来れました。本当に感謝しています。ありがとうございました。
これからも体調に注意し、体力の続く限り竹茂食堂を続けていきますのでよろしかったら引き続き応援をお願いします。卒業された方も是非、機会があったら遊びに来てください。社会にでて何か悩んだり苦しんだ時はきっと学生時代のことを思い出すと思います。そんな思い出の一角に当店も入れていただけたら幸いです。サークルの後輩や内容は何年か経つとかなり変わってしまうと思いますが当店は変わらずがんばっていくつもりです。
そんな私の卒業式は何故か友人が幹事をしていたサークルの後輩たちが卒業式会場から出てきた私をいきなり胴上げしてくれたのがものすごく印象に残っている。胴上げという物はそうそう経験できるものではないがとても気持ちのいいものである。もっとも、新歓の時に胴上げをされつつ図書館前まで運ばれそのまま噴水に落とされたのはおなじ胴上げでも悲惨だったが....。

ETC

2006-03-11 23:22:59 | Weblog
車にETC車載機をつけた。以前の車にもつけていてその便利さや経済性がとてもお気に入りだったので、そんなに高速道路を利用しないにも係わらず新しい車にも迷わず取り付けることにした。
時間帯によっては半額という信じられない割引率、渋滞中の出口を尻目に料金所をスルーできる快感が二万円以下で手に入れられるならすぐに元が取れると判断したからだ。
先日、年に数回しか乗らない電車に乗ったのだが、切符を握り締め空いている自動改札機へ進むと、なんと切符投入口がないではないか。suica専用機!今やJRまでそんなシステムが導入されてしまったようだ。
頻繁に利用していれば間違いなくsuicaを購入したのだが、ほとんど電車を利用せず、オレンジカードやテレカを使い切る前に何回も紛失していた身としては悩むところである。
そういえば、財布の中に1円分だけ残った図書カードがあるのだがこれも使うに使えず半年ほど本屋に行く度に私を悩ませている。

車、買い替え

2006-03-05 00:56:59 | Weblog
先日、車を買い換えた。今まで愛用していたカルディナがついに走行中ボンネットから湯気をあげてしまったのだ。夏には、エアコンのコンプレッサーのベアリングがいかれ、異音に悩まされつつもごまかしていたのだが、ついに年貢の納め時となったしまった。
妹から譲り受け、13万キロも走行したのだからたいしたものである。もっとも妹が大事に乗っていたのを私がだらしなく乗ったため寿命がかなり縮んでしまったように思うが....。世界的レベルではまだまだいける車ではとも思っていたいつ動かなくなるか解らないというリスクが高くなったので買い替えに及んだ。
買い替えと偉そうにいってもセコである。なんと車を金曜日に決めて車庫証明を取り納車が火曜日というスピード納車。以前、自分で車庫証明をとった時はそれだけで5日位かかっていたがどんな裏技があるのだろうか。驚きである。
そういえば、昔、バリ島の怪しげな夜間市場(ナイトマーケット)で客引きから「セコの時計あるよ。中古だけどきれいだよ。とてもセカンドハンドには見えないよ」と声をかけられ、セコハン、セコの語源が英語だったと気が付いたのだが、今ではセコハンなんて、エイブルのCMソングを歌ってる国分寺界隈で活動しているバンド名でしか聞かれなくなってしまったように思う。英語を変に日本語化して使うのが好きな日本文化としては面白い現象ではないだろうか。

東経大生へ

2006-03-04 01:34:33 | Weblog
今年も卒業発表の日を迎えた。当店の卒業年次アルバイターは全員無事卒業できるようだ。なんにしてもめでたい話である。全員、就職もそれぞれ決まり4月からの新スタートに期待が膨らむ。
当店の常連さまでも何人もの卒業生がいることだろう。希望通りの仕事に就ける人、大学院に進む人、いわゆる就職浪人、ニート予備軍、フリーターさまざまだと思う。就職先は決まっていても第一志望ではない人も多いだろう。また、残念ながら留年してしまう人もいると思う。別にどういう道でもそれぞれの人生だからいいと思うし、私などが口を挟むことではないだろう。
大学は就職予備校ではないし、就職斡旋所でもない。浪人、留年も悪くはないと思うし、長い目でみたらあまり影響はないように思う。ただ、一番重要なのは、自分で感じ考え行動すること。周囲の友人が留年するから、就職活動をしないから、親がこう言ったから、こっちの方がお洒落だから、楽だから、入ってくる情報は様々だと思うがただ廻りに流されるのでなく、いろいろな情報、状況を自分で感じ考え行動する。それが大事だと思う。サークルやゼミなどのグループ単位で学生さんを見ていると集団心理なのか、同じように括られてしまうことが多い。私の所属した新聞会でも私の入学時には6年生までいたし会長を経験した者は過去10年くらいずっと留年していた。私も4年次残単50程あり留年確実と言われていたが就職も決まりなんとしても卒業したくなり様々な手を使いなんとか卒業した。
東経大は偏差値的には低めかもしれない。しかし、就職する時、社会に出てからは皆さんが考えている程、そのことは影響しないと思う。それよりも周りばかりをみて集団で行動することの方が問題だと思う。是非、自分で考え行動していただきたい。その結果がなんでも自分の決めた道を突き進んで欲しい。
夢は大きく具体的に描きたいものである。