山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

モーニングは朝採りキュウリ

2010-07-21 20:02:06 | 農作業・野菜
 キュウリが元気です。
 ウドンコ病やウリハムシにめげず、毎日のように食卓をにぎやかにしています。
 朝採りの小振りのキュウリを少しミソをつけてそのままガリッとかじって食べるというシンプルな朝食がこのところ続いています。
 それほどに、収穫が順調というか、食べるのが追いつかないというか、うれしい悲鳴の日々です。
 どこの家でも食べきれないほどの野菜を作っています。
 なのに、食料自給率が低いとはこれいかに!?

 今日の昼食も夕飯も、キュウリを薄く刻んだものをご飯やソバにぶっこみました。
 もちろん、ゴマ・梅干や畑で採れた金時草・大葉・ネギ・ミツバ・インゲンなども一緒です。
 食料自給率は約90%をこのところ堅持しています。
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タラノキのセンノカミキリ

2010-07-20 20:07:46 | 生き物
 わが畑にはタラノキが散在しています。
 それを食害する昆虫が体長2~3cmほどのかわいい「センノカミキリ(栓の髪切)」です。
 背中の班紋はきれいとはとても思えませんが、個体差があるようです。
体は小さくともヒゲは立派ですね。そこにカミキリとしてのアイデンティティー・誇りを感じます。
 幼虫がタラノキの中で越冬して6月に羽化したんですね。
 名前の由来は、センノキ(栓の木=ハリギリ)にも食害する昆虫だからのようです。

 カミキリムシはカメムシとともに種類が多く、ほんとうに多様です。
 同時に、したたかな害虫でもあります。

 畝に、雑草よけのマルチのフィルムをしてから、スイカ・モロヘイヤ・バジルの苗を植えました。
 モロヘイヤ・バジルの苗がたくさん余っています。
 欲しい方は遠慮なく連絡ください。
 
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道がなくなった!

2010-07-19 23:21:22 | できごと・事件
 わが畑の半分がこの梅雨の間、雑草に埋まってしまいました。
 2m幅の道が消失し、右にあった池も消えています。
 遠くのわが家がうらめしそうにこの現状を眺めています。
 
 昨年植えた梅が風前の灯です。
 その梅を救うには、まずは道を切り開かねばなりません。
 とても手作業では間に合いません。
 援農はわが家に必要だったかもね。

 雑草の海に包囲されたわが畑です。
 それでも毎日が追われるほどの忙しさなのです。

 スローライフはかくも忙しい。
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チチタケ料理 マイウ!

2010-07-18 21:56:16 | 食彩・山菜・きのこ
 午前中に「散策会」があり、尾根筋にそってチチタケがみられました。
 午後はみっちゃんの山に行ったときもチチタケが見事にあるじゃないですか。
 
 つまりはその一部をいただいて夕飯としたのでございます。
 チチタケの濃厚な奥行きが舌に響きました。
 和宮によると、しっかり油で炒めること、ナスと一緒であること、みりんと醤油を軽くいれること、これがうならせるチチタケ料理の極意だそうです。

 そばつゆに入れてそばと一緒に食べたらそれもサイコーに美味でした。
 栃木の人がマツタケにつぐ味というのがわかります。
 料理を失敗するとボソボソしてうまくはありません。
 久しく出会わなかったチチタケとの再会が、身近な山にあるとは感激です。

 田舎暮らし、ますます奥行きがあります。
 書を捨て、町を捨て、田舎に行こう!?
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念願の網戸 設置なる

2010-07-17 19:45:23 | リフォーム・屋内作業
 ついに玄関と台所の網戸が完成しました。
 ブラックダークのペンキを塗ったので、気がつかないかも。
 さらに、古材使用なので、すぐに現状に溶け込んでしまったようだ。

 取っ手は昨年道草山の伐採をしたときの桜の木を使いました。
 すべて古材でまかなうことができました。
 あと1枚の網戸で目標達成です。

 昨日は、キャベツについた青虫くんを数十匹捕殺しました。
 防虫ネットをしていたのですが、ネットのなかで育ったんですね。
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網戸を急ぐ

2010-07-16 19:51:28 | リフォーム・屋内作業
 雨が続くときって、意外に「雨読」は落ち着かないものです。
 なので、少しの大工仕事をするようにしています。
 すると、部品がなかったり、道具がなかったり、構想・計画が揺らいだり(これがいちばん時間がかかる)滞ることが少なくありません。

 そんなわけで、2年越しですが網戸をシコシコ準備してきてやっとゴール間近になってきました。5mmの厚さの長い木材があったのがとても・とってもラッキーでした。
 玄関・台所・居間の3枚が目標です。
 ペンキを塗り終えて、あとは網をセットするだけ。
 でもね、ビスが数本足らないので、ゴールはおあずけ。
 中山間地の辛さは近くにホームセンターがないのだ。
 もう一歩。
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ラッキョウパワーで 夏乗りきろう

2010-07-15 12:07:38 | 農作業・野菜
 ラッキョウは約4.5kg掘りあげました。
 千葉県産の大振りの種だったので、比較的大きなラッキョウが出来ました。
 和宮はさっそく甘酢づけにとりかかりましたよ。
 漬けるまでの手間がけっこうかかります。

 ラッキョウは、「辛辣な味のニラ(韮)」ということで、辣韮(ラッキョウ)というらしいですが、元気が出る薬ですね。
 これを食べて夏をのりきるぞー。
 ラッキョウの中国産パワーが日本を圧倒的に支配しています。
 
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援農で麦茶づくり

2010-07-14 14:39:32 | できごと・事件
 援農をしたとき、刈り取った大麦で麦茶を作ることにこだわるマロンさんの執念には脱帽です。
 昼食や雑談に花を咲かせているときでも、マロンさんはひたすら大麦を炒ったり、臼と杵で殻を取ってみたり、研究に余念がありません。
 おかげで、みんなで麦茶をいただくことができました。
 こうばしい匂いがして、雨で濡れた体が温まりました。

 残念ながら、畑の主の奥さんは退院後間もなく昨夜お亡くなりになりました。
 有機農法や自然農にも関心をもっていて、長野県での講演会にも私が誘われるほどの力の入れようでした。まさに、自然との共生の田舎暮らしを実践したばかりの矢先でした。
 またもや、田舎暮らしの「同志」を失ってしまいました。

 逆説的に言えば、私たちが援農することとは、地元の人や田舎暮らしをはじめた人やこれから始めようとする人たちとが交流する場を彼女が作ってくれたことになります。
 それは人のためというより、自分の居場所を確認する作業でもあったのではないかと思うのです。
 その意味で、彼女の遺志を継ぐ活動とは、自分自身のあり方を確認する検証作業でもあったに違いありません。

 「人の幸せってね、誰かの役に立って、感謝されて、自分の存在を認めてもらうことだと思うの。」と千葉で不動産業と地域貢献事業をしている野老真理子さんの言葉(『季刊地域』No.2)に共感してしまいます。

 
 
 
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チチタケ発見!

2010-07-13 08:04:52 | 食彩・山菜・きのこ
 援農にいく途中の里山で和宮がチチタケを発見しました。
 はじめはヌメリコウジタケのようなイグチやテングタケをいくつか発見したのですが、そのそばに、チチタケの群落を発見。
 久しぶりの再会でした。
 いつもはお盆前後で出会うことが多かったんですが、梅雨に出会うのは初めてでした。
 もちろん、炒めてみんなといただきました。
 ただ、味付けはいまひとつでしたが、本体の味はいつもよりやや淡白でした。

 栃木県ではマツタケにつぐ人気で、路上で売っていたチチタケ(チダケ)は1箱1万円前後で売っていたくらいです。
 最初、チチタケのボソボソ感は美味いとは思えなかったんですが、食べていくうちになるほど栃木の人の味覚がなるほどと思えるようになりました。
 断片ではなくガボッとほうばるように食べるとそのコクがしっかり出てきます。

 今まで近辺で食べられるキノコはなかなか発見できなかったんですが、場所によれば「いらっしゃる」ことがわかりました。
 ちなみにそこは、広葉樹が多かった所です。
 やはり、商品価値をめざすスギ・ヒノキだらけの山は魅力がありませんね。
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落花生の開花

2010-07-12 19:58:13 | 農作業・野菜
 昨年、近所の谷さんから落花生の種をいただきましたが、畝が間に合わず、1年越しとなってしまいました。
 しかし、春に植えた落花生の花が次々咲いてくれました。

 落花生は紀元前から南米で栽培され、その後、アフリカ・フィリピン・中国・北米へと伝わります。
 奴隷商人が船中の食料として落花生を利用したり、その栽培を北米では奴隷が担ったり、植民地収奪時代に登場したという歴史的運命もありました。
 日本へは中国から伝わったため「南京豆」とも言われましたね。

 最近では、売られているほとんどのピーナッツは中国産です。日本産を探すのが大変で、しかも高価ですね。ニンニクも同じですが。
 私の元気の元であるピーナッツは現状は中国産でしょうから、自前で食べるっきゃない、というわけです。

 それ以上に、近所の谷さんが春にお亡くなりになり、その遺志を確認したいということでもあります。谷さんは同郷の川崎で、偶然にも我が家から1kmくらいに住んでいたのでした。
 田舎暮らしが軌道にのってきた矢先でした。
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