この白い花はなんの野菜!? これはこれでなかなか絵に成る。本当は1月末頃が収穫だったが、相変わらずぐずぐずして4月に突入してしまった。珍しくいつもより比較的失敗が少ない大根群落だった。
地上部だけでも寒冷紗を突き抜けて1m近くもあった。本体もずっしり重く、食べられないことを覚悟していた。包丁で切ろうとしてもなかなか切れないほどだった。しかし、皮を厚めに切って大根おろしにしたら辛みもなくおいしかったのでホッとする。
もう1本のはとても食べられない代物となっていた。成長が悪かったことは確認済みだが、なぜこれだけ割れてしまったのかはわからない。
これで大根は終了。おでんや大根おろしを中心に大活躍してくれた。量がもう少し多ければ「たくあん」にしたかったけど。それは次回の機会にしよう。今年度の野菜作りは失敗がいつもより少なくなってきた。土壌がやっと有機質や微生物が多くなってきたことを実感する。まだまだ土壌が硬い場所もあるが全体的には軟らかくなってきている。バイオトイレの屎尿・生ごみ・草木灰・枯葉などが分解し、着実に微生物と共に養分となってきているのをちょっぴり感じている。この土地が大昔河原だったこともあったようで、まだまだ粘土質と小石まじりの畑であるのは変わりないが、10年間お付き合いしただけの歩みが感じられる。