山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

桜の塩漬けを自前の桜でやってみる

2020-04-25 22:21:46 | 食彩・山菜・きのこ

 わが畑の隣に八重桜の「松月」という淡いピンクの桜が満開だ。派手やかな「関山」が八重桜としては主流だが、その控えめな「松月」が気に入っている。そこに、お忍びで和宮様がその桜の花びらを収穫していた。

  

 ちょっともったいない気もするが、今までは尾上邸の濃厚な色の花(関山)をいただいてきた。しかしいつまでも甘えているのはいけないと、和宮様は、今回は自前の桜で収穫し桜の塩漬けを作ろうという目論見らしい。

  

 しかしどうしても、色合いの桜色が濃く出てくれるかどうかが最大の心配だ。案ずるよりもーというわけで、まずは行動することだということで、ほどほどの量を収穫していたのだった。

      

 ごみや葉柄を取り除き、きれいに洗ってから水気をとってから漬物器に入れてでぐいぐいと圧縮していく。最初には塩漬けしてから水をしぼり、次に白と赤の梅酢半々を投入。酢を入れると桜色がシャープになる。

 これでひとまずは一安心だが、これからの作業は1本1本天日干しで並べていく作業が待っている。実に手間のかかる作業だ。買えば高いのもうなずける。結婚式などのお茶にも出されるわけだ。さてさて、今は色合いと香ばしさがうまく出ますようにと祈るしかない。

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