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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

バイオトイレの屎尿を畑にまく

2013-12-06 07:40:26 | 農作業・野菜
 これまでにわが家の畑のほとんどは、バイオトイレのおが屑入りの屎尿がまかれているようになった。
 畝に直接撒くのではなくその脇にまいて、そこに土や雑草をかけている。
 そして半年から1年くらい熟成させる。

 すると土がふかふかになっていく。
 荒地がだんだんと畑の土壌になっていくのを体感する。
 日本中の屎尿を莫大な予算をかけて水に流す現在、かつて屎尿を土に返して畑を豊かにする時代があった。
 
 今の農村部では高い肥料代にひいこらしている。
 「肥料代のために茶を収穫しているようなものよ」
 という自嘲的な声もしばしば耳にする。

 江戸時代の百姓は町に出向いて、金肥つまり屎尿を買い取っていたくらいだった。 
 「江戸の循環社会に学べ」というのが、今日の「地球規模」の喫緊の課題である。
 江戸は世界が学ぶべき循環モデル社会であることを痛感する。

 
コメント
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