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50歳のフランス滞在記

早期退職してパリへ。さまざまなフランス、そこに写る日本・・・日々新たな出会い。

図書室。

2006-03-01 16:49:47 | 学校
春学期、クラスを変えたため、スケジュールが大きく変わりました。ソルボンヌのフランス語・文明講座は、各学期の初めならクラスの変更ができます。

現在のスケジュールは、
語学  :毎週月~金 12:00~14:00
発音  :隔週月~金 18:30~19:30
文明講座:毎週火・木  16:30~18:30
となっています。

語学とその後の授業の間があいているので、フランス語・文明講座の学生用図書室で宿題などをやることにしています。リュクサンブール公園のすぐ東側にあります。



50~60人収容できる広さで、辞書や参考図書、過去の問題などが閲覧できます。午後は満席になることもよくあります。夜はなんと11時までオープン。よく勉強している学生が多いですね。頑張らねば。



窓からは、エッフェル塔やアンヴァリッドのドーム、デファンス地区の高層ビル群などが見え、息抜きに眺めるのにもってこいです。

ますます学生気分に浸っています。

*2月28日午後からフランステレコムのインターネットが繋がらなくなっています。緊急用AOLで遅ればせながら3月1日分を更新しています。ホント、何とかしてほしいですね、ITのハードの遅れ。でも、今朝のニュースでは、フランスでのインターネット利用者が2000年の20万人から2005年には950万人に増えたと自慢げに報道していました。でも、ハードがこの状態では・・・。

新学期、始まる。

2006-02-14 02:05:38 | 学校
13日、ソルボンヌのフランス語・フランス文明講座の春学期が始まりました。

今学期はSuperieur 2(上級2)のクラスで、教室はコンフェランス(講義)の行われるパンテオン裏の校舎になりました。冬学期に比べ通うのにちょっと不便になりますが(メトロ2回乗り換え)、日本の通勤を思えば楽なもの! ドアtoドアで40分です。

同級生は21人。アメリカ9人・日本5人・ヴェトナム2人、他にアイルランド・イギリス・中国・ロシア・ブラジルという国籍構成になっています。アメリカ人の多さにびっくりです。現役の大学生がエージェントを通してたくさん来たようです。

もちろん学生だけでなく、ヴェトナム人の2人はすでにフランス語の教師で現地研修に来ているそうですし、アメリカ人の中にはすでに物書きとしてのキャリアをスタートさせている人もいます。まあ、いろいろな人がいますが、一緒に楽しくやっていけそうです。

これから5月末まで、また宿題に追われる日々が始まりました。

ディプロム(免状)

2006-02-10 00:47:29 | 学校
1月中旬から下旬にかけて、しつこいようにソルボンヌの試験について書きましたので、やはりその結果は公表しないといけないだろうと思います。

今日(9日)、試験結果を聞いてきました。偶然というか、奇跡というか、Superieur 1のDiplome(ディプロム;資格免状)が取れてしまいました。(合格していたから、公表するんだろうって? するどい!!)

語学(文法・書き取り・レジュメ・作文・口頭試問)が合格点に達していればCertificat(セルティフィカ;終了証書)がもらえ、さらに講義(2講座)の試験にも合格していればDiplomeがもらえます。

私の場合、このDiplomeを今後に生かしていくということは、もはや年齢的にないのですが、今後のフランス語・フランス文化の勉強を続けていく上での励みにはなります。

この日は、サダハル・アオキのケーキを買って来て、一人Diplome取得のお祝いをしました。うれしいような、寂しいような・・・。

13日から始まる春学期も、また頑張りましょう。

交換授業

2006-02-06 00:19:37 | 学校
フランス語と日本語の交換授業を始めました。

以前から、フランス語を話す機会を増やすために交換授業(echange)をやりたいと日本語情報誌をあたっていたのですが、日本人のガールフレンドを見つけるのが目的といったフランス人ばかりで、おじさんは全く相手にされませんでした。

ようやく見つかった相手は、Michel(ミッシェル)。パリから北へ130Kmのラン(Laon)という町(写真の地図のペンの先)に住む57歳の男性で、もと中学校の国語(フランス語)の先生。2年前に55歳で定年退職したそうです。

すでに孫二人に恵まれ、今は各国のメル友と毎日連絡を取り合い、年に数回メル友のもとを訪ねる旅をしているそうです。日本は特に好きで、すでに4回も訪問しており、今年も4月から6月にかけて9週間も滞在することになっているとか。

日本語はランス(Reims)の大学で5年前から習っているそうで、かなり流暢。日本の作家の本も結構読んでいるようで、そのうち日本語で読みたいそうです。漢字には苦労しているようですが、ひらがな、カタカナは全く問題なし。

日本のメル友の家を訪ねたときの写真、日本やイギリス、インドのメル友がミシェルの家へ来たときの写真など、いろいろな写真を見せてくれました。人に会うのが一番の楽しみで、そのために語学も習っているというミシェル。55歳のフランス人にしては、若々しく、はつらつとしています。

2~3週間に一度パリに出てくるので、その際に会って話をすることにしました。今回も、本、演劇、アジア事情などいろいろな話題を、時にフランス語、時に日本語で話しました。いい話し相手が見つかりました。

*50過ぎのおじさん二人が会うのに「交換授業」という言葉は、ちょっと恥ずかしいですね。「フランス語と日本語で話す会」くらいにしておきましょう。

口頭試問、無事終了。

2006-01-20 05:09:45 | 学校
19日、ソルボンヌの口頭試問がありました。

この12週間に読んだ7つの文学作品の抜粋からどれか一つが割り当てられ、その内容について答えるものです。もちろん、どの作品になるかは、試験会場に入らないと分からない。

名前順で行われるので、私はクラスの最後(夕方の5時半)。そこで、内容はともかく、最初の一言で受けを狙うことにしました。英語に"the last but not the worst" (最後だが最低ではない) というのがあるので、それをフランス語風に"Je suis le dernier, mais j'espere que je ne suis pas le pire."と言ってみたところ、受けましたね! 試験官の教師が手をたたいて喜んでくれました。これでもう試験は終わったも同然。

私に割り当てられたのは、Gionoの『Le hussard sur le toit』、映画化もされているので見た人もいるかもしれませんね。三分の一ほどを声を出して読まされ、その後全体(といっても1ページですが)の内容を説明する。その後3問ほどの質問があり、終了。

最後に、最悪ではなかったから安心して大丈夫、の一言があったので、口頭試問はOK! ついに、あと一つです。21日の語学。でも、体力・気力が限界に・・・。50歳にはかなりきつい10日間です。

二つ目の試験、無事終了。

2006-01-17 04:41:46 | 学校
きょう(16日)午前は、二つ目の講義の試験。ルネッサンスと古典文学です。先週のテストでエッセーを選んだので、今日は4つの質問に答えるのがmust。難しいのが出ませんように。

質問表を見る。①モリエールの作品では何を知っていますか②ラシーヌの劇の特徴は③寓話とは④ロンサールのLes Amoursが文学に及ぼした影響は---やった、これならOKです。

何を隠そう、大学の卒論は、モリエールだったんです。ラシーヌも同時代、寓話はラ・フォンテーヌのLes Faiblesで説明できるし、ロンサールは12月の宿題でやったし。

すらすらと書く。そう思ってやっていたのに、書き終えて周りを見ると、数人しか残っていない。モリエールが卒論というのもたいしたことなかったですね。

後でエッセーのテーマを見ると、マダム・ラファイエットの『クレーヴの奥方』についてなのですが、質問のフランス語自体が分かりにくい。今日は、質問のほうがやさしい。ラッキー!

という訳で、残すは17日の発音、19日の口頭試問、そして21日の語学(文法・書き取り・レジュメ・作文)の試験。あと5日です。50歳の気力と体力の勝負です。

試験、はじまる。

2006-01-13 06:09:40 | 学校
ソルドの翌日は、試験。今日(12日)から、語学学校の試験です。21日まで。

まずは、講義「18世紀仏文学」。講義の試験は、エッセーを書くか4問に解答するか、試験形式を選ぶことから始まります。二つの講義のうち一つでエッセーを選ぶと、もう一つでは問題解答を選択。あるいは、その逆。月曜の講義のほうは、教授がエッセーのテーマを教えてくれているので、今日の講義の試験は4つの問いに答えるほうにする。そう決めて、いざ、試験会場へ。

質問①despotisme eclaireとは何か? いきなり、目が点に。講義内容をまとめた印刷物も一応読んだし、岩波文庫の仏文学史も読んだけど、えっ、何、これ! 困った! はじめて見る単語だ!! 

質問の②~④を飛ばして、目は勝手にエッセーのテーマのほうへ動く。ヴォルテールがecrivain engage(参加する作家)といわれるのはなぜか? ラッキー! これ12月の宿題に近い、というより、かなりオーバーラップしている。しめしめ、と後先考えずに、取り掛かる。1時間で書き上げて、やったー! 

でも、月曜日は? そうなんです、質問4項目に答えるとなると、中世から17世紀までの多くの作家と作品名をフランス語で書けるようにし、かつ文学史上の意義などを理解する必要がある。それも月曜までに。

とんだ週末になってしまいました。

週末のお勉強は、国立図書館で。

2006-01-08 03:17:58 | 学校
今まで、週末に宿題をやったりするのは、ステュディオでやっていたのですが、狭い上に、暖房のせいで乾燥がひどい。そこで、図書館でやろう、と国立図書館に行ってきました。

まず、年会員になる手続き。一日の利用料が3.3ユーロと聞いていたので、いったいいくらになるのだろうと、ちょっぴり不安でもあったのですが、さすが文化大国、フランス! 年間35ユーロ、しかも学生証提示で特別割引(年齢不問、ラッキー!)、なんと18ユーロ。これで一年間利用し放題。勉強するもよし、展示会を見るもよし、講演会も無料!! 太っ腹ですね。

カード作成も、すごい! PCに付いているカメラで写真を撮って、待つことわずか30秒ほどで、プラスチック製の年会員カードが出来上がり。日常生活においては先進技術、特にIT嫌いとも思われるフランスがいったいどうしたんでしょう。目が点になってしまう素晴らしさ。やればできるんだ!!

建物自体もかっこよく、本を開いたようなカタチのビル(写真)4棟が敷地の四隅に立ち、中央の庭を取り巻くように図書室、展示室が並んでいます。

で、肝心の勉強。昼近くに行ったので、今日は満席。まったく席があいていません。学期末試験や、バカロレア受験へ向けて、ものすごく多くの学生が詰め掛けているそうです。明日(日曜は午後のみオープン)は、早めに行って、絶対に席を確保しよう!!

3日、早くも授業再開。

2006-01-03 05:57:40 | 学校
フランスでは、新年3日から学校が再開されます。それに従い、実家に帰っていた多くの学生が2週間ぶりにパリに戻ってきたようで、2日は大きな旅行かばんを持った学生をよく見かけました。

外国人向けにソルボンヌが開設しているフランス語・フランス文明講座も、3日から再開されます。教室の場所やクラスメートの構成は以前書いたので、今回は授業内容の紹介です。

各学期の始まる前にクラス分けテストがあり、その結果により、初級、中級、上級1、上級2に分けられますが、上級1のクラスを例にご紹介しましょう。

①語学
月~金で毎日2時間。写真左のテキスト兼問題集と先生が用意するプリントで授業は進められます。
-文法の説明と問題集:問題集は宿題になることも多い。進むスピードが速いため、宿題だけでなく、復習も絶対に必要。宿題と復習で毎日2~3時間くらいかかります。
-ディクテ(書き取り):週2回
-レジュメと作文:週1回
-コントロール(確認試験):隔週で1回の筈がいつの間にか毎週1回に
*上記全て、しっかり朱を入れられ、見たくもない点数をつけられて返ってきます。
-文学作品購読:主だったフランス文学作品から数ページを抜粋したテキスト(写真右の本)を使って行います。文学大好きの先生だと思い入れたっぷりに説明してくれますが、思いが入りすぎると、時折、生徒(私だけ?)が説明のフランス語についていけなくなることもあります。
-エクスポゼ(発表):テーマを各自選んで、みんなの前で10~20分くらいの発表を行います。各学期1回、順番が回ってきます。

②発音
隔週で、月~金1時間ある発音の授業。毎回1つの発音を取り上げ、説明、発音練習、聞き取りなどをラボで行います。月1回コントロール(確認試験)があり、聞き取りと実際の発音が採点されます。

③講義
週二つの講義(各2時間)を取ることができます。階段教室で行われ、出席も取りません。しかし、クリスマス休暇前にしっかりレポートが課されました。1月には試験があります。エッセイを書くか、2~4問出される問いに答えるか。いずれにしてもその場で長文のフランス語を90分で書かなければなりません。大変です!!なお授業の骨子をまとめたものを1冊は無料で、2冊目からは有料でもらえます。写真の2冊の薄い印刷物がそれです。講義のテーマは、18世紀のフランス文学、近代フランスの思想史、現代の地政学、フランスとヨーロッパなどがあり、好きな講座を選べます。

という事で、月~金と週末の一日は宿題・復習にあてる必要があります。優雅に観光気分に浸っているわけにはいかないんですね。しかし、気分は、再び大学生。50のおじさんも若返るようです。でも、体力は戻りません。最後まで持てばいいのですが・・・。

ここが、ソルボンヌ?

2005-12-24 21:42:57 | 学校
10月10日から、ソルボンヌのフランス語・文明講座に通い始めました。

語学が月~金で毎日2時間、発音が隔週で毎日1時間、それに2時間の文明講座が週2講座。ソルボンヌといえばパンテオン、というのが一般的イメージだと思うのですが、語学学校は残念ながら違うのですね。発音はモンパルナス(メトロのヴァヴァン駅近く)、文明講座はパンテオンの裏、語学はそれら2ヶ所とノートルダム寺院を左岸に渡ってすぐのところにある建物の3ヶ所。

そのノートルダムの近くにあるのが写真の建物で、私のクラスはたまたまそこで行われています。伝統を否応なく感じさせる建物ですが、中は改築・改装されており、古さを感じさせません。よく詰まるトイレのパイプが、その歴史を思い出させてくれる程度です。

私のクラスには日本人の6人を筆頭に、中国・イギリス・ロシア・タイ・スペイン・アメリカ・ベトナム・中南米からの生徒、合計24人がいます。もちろん20代が殆どなのですが、イギリス人のおじさんとおばさん、ベトナム人のおばさんと3人も同年配がいて、日本人のおじさんとしては、安心するやら、刺激されるやら・・・。中年(老年?)、頑張れ!