Semir マニアの洒落言

Semir マニアの「アラーム・フォー・コブラ11」感想日記
まずは、「お願いルール」をお読み下さい。

「アウトバーン・コップ ALARMシリーズ 第12話」

2011-07-21 | 第4シリーズ トム・ゼミル

「アウトバーン・コップ ALARMシリーズ 大爆発編 第3話」 


*ネタバレなしの感想日記は、こちらから。


注意事項:
ここでは、ドラマの結末を書いています。
まだ、鑑賞してない方はお止め下さい。
すでに鑑賞している方、またはネタバレが別にかまわないと思われる方だけ読んでください。




原題「Alarm
für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ

ドイツ・RTL製作ドラマ 2000年にドイツで放送された作品。


4シリーズ 第12
危険な来訪者(日本語吹き替え・日本語字幕)

(2001年DVD発売) 


翻訳 吉川美奈子 税田晴介 


声優 エルドゥアン・アタライ=ゼミル・ゲーカーン(山路和弘) レネ・シュタインケ=トム・クラニッヒ
楠大典

 

勝手な結末(自分の解釈の上でのストーリー) 

牧師のゲイマンは、バンラツから弟を殺した人物を問い詰められ、銃で撃たれてしまう。そこへ、ヤニーナから連絡をもらったゼミルとトムが駆け付け、牧師はゼミルによって一命をとりとめた。そして、トムはバンラツを追うも逃げられてしまった。
その様子を見ていたヤニーナは、妹アンナをバンラツの娼婦船から連れ出した。だが、バンラツに発見されスクラップ場まで追い詰められる。
一方、ゼミルは死ぬ間際のゲイマンから罪を告白され、誰が犯人か分かった。そして、再び、トムと共に奴を追った。ヤニーナ達を救い出した、ゼミル。トムも再びバンラツを追い詰める。逃げるのを諦めたバンラツはトムを道連れにしようと爆発を起こすが、間一髪トムは助かり、バンラツは爆死するのだった。

 

ネタバレ全開、勝手な感想(自分の思い込み多々)

いきなりだが、裏話からご紹介。
レネとアタライの解説によると、レネが「スーパースタントの連続だった」と振り返る。その言葉を聞いたアタライは、意味深な笑顔を見せるが、「最高の出来」と締めてくれる。

実は中盤のとうもろこし畑の激走は、俳優のアップシーンだけは手作り。
止まっている車をあたかも走って居るように見せかけるのだ。
撮影係が総動員。

だが、空撮の走行シーンは本物。
以外と方向感覚が狂うようで、3回目にしてOKが出た。
そして、ラストのジャンプ。時速70㎞の柵越えだった。


スクラップ場での死闘は、コーリャ・ブラントというアクションカメラマンが撮影。
縦横無尽に走るバンラツとトム。
バンラツ役のアンドレア・パットンは、「チームワークのたまもの」と絶賛していた。
スクラップバスの爆破シーン。
大きな磁石みたいなものでつり上げているが、ワイヤーも使用しているとのこと。(安全を考慮して。ちょっとでも磁石がづれるとすぐ落下するのだそうだ)
爆発は上の方ほど熱くなるので、慣れているスタントマンでもかなりの熱さではなかったかと解説されていた。
日本のスタントマンさんも同じ事を言っていた。
そして、
安全が確保出来ない100%危険だと言われるものは、スタントマンでも行わないそうだ。
安全を確実に確保出来るシーンやアクションでないとやらないのだそうだ。
う~ん、ごもっともです。(^O^)v


それでは、本編へ。
殆どのアクションがトムの見せ場だった今回のお話し。
ゼミルファンにはちょっと寂しい限り。
どっちかというと、演技で見せてくれていた感じ。

それでは、そんなゼミルはと言いますと。
オープニングの検死官からのパコーンが可愛かった。(爆)
吊る下げられた死体の死因は後頭部の打撲だと告げられたシーンだ。
不意に殴られてびっくりする様子のゼミル。
その反応がキュートだったのだ。
「え?なんで俺の頭なの?」ってな感じで。
演出なのか、あの役者さんのアドリブだったのかは不明だが。
そして、牧師からの告白シーン。
あの小さな窓から見える二人のやり取りが何も聞こえない、見せるだけのシーンだったのに、すっごく伝わってくるのだ。
視聴者もゼミルも理解したよって感じで。


そうそう、
オープニングの事故シーン。
死体をつるされるというのは、今度ドイツで発売されるベンとのシリーズでも登場する。
そして、娼婦と戯れて事故を起こすのは、未公開の第2シリーズでも使われていた。

あれ何処かで?と思えるシーンも役者や前後の設定が違うとまた新鮮に見えるのが不思議だ。
それだけ演出や編集が上手いって事だと思うけどね。(^_-)-



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