Semir マニアの洒落言

Semir マニアの「アラーム・フォー・コブラ11」感想日記
まずは、「お願いルール」をお読み下さい。

「アラーム・フォー・コブラ11 Staffel 12-スペシャル」

2009-10-28 | 第12シリーズ クリス・ゼミル

「アラーム・フォー・コブラ11 スクランブル」
レンタルタイトル 「ブラック・レイド Cobra 11 Special」 


原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2008年にドイツで放送された作品。

第12シリーズ スペシャル「恐怖に襲われた都市」 (Folge171)「Stadt in Angst(直訳=恐れの市」
(Season12 Episode1 2008年3月13日放送) 

出演 エルドゥアン・アタライ(ゼミル・ゲーカーン) ゲデオン・ブルクハルト(クリス・リッター)


勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 
週末に休暇を控えていた、クリスとゼミルは、いつものように、アウトバーンを走行していた。すると、ガス管理室の側に駐車してある、不振な工事関係車両を発見、職務質問をしようとした、その瞬間!突然その車から武装した集団に襲撃され、逃げられてしまった。
二人は、ガス管に爆弾が仕掛けられてあると知り、ゼミルは、ガスのバルブを閉めることを試み、クリスは、アウトバーン上にいる車両から、人々を非難させる事に全力を尽くした。そして、爆弾は爆発。幸いにも被害は最小限に食い止められた。
署に戻ると、政府が危機管理対策本部を設置したとの事で、隊長のエンゲルハートと共に、二人も呼び出されていくのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
今回はスペシャルなので、長文です。
さらに、
いつも以上にゼミルご贔屓コメントになっている事を御了承下さい。

まだRTL社のWebサイトで何ヶ月間もタダで放送されている時の昨年にこのスペシャルを見た、ich。
言語が分からなかったがストーリーは追えたのだ。
そして、凝りが残ったのだった。
なので、最低でも2回は見るこドラマを1回こっきりしか見なかった。
それほど、自分にはショックで受け入れがたい物語だった。

ゼミル達はこの犯人達に、アイダちゃんとアンドレアと、クリスの娘カトリンを、誘拐されてしまうのだ。
簡単に言ってしまえば、大好きな我がヒーローゼミルが、「24」のジャック・バウアーになってしまったという事になると思う。
字幕版が出た今回、その印象がぬぐえるのかと期待して見たのだが、
諸事情が分かれば分かるほど、逆にきつく、それ以上に辛い思いをして見たのだった。

以前、ジェット・リー主演の映画「ローグ・アサシン」でも書いたと思うがここでももう一度ジェットがインタビューに答えていた一節を語らせてもらう。
「東洋では法に従えば善人。西洋では愛する者を守る為に規律を破った者が善人」
ゼミルが警察官として大好きなのは、どんな状況化でもどんな極悪人でも、まず法や命を守ってくれていたからだった。
だからあえて、ゼミルを後者に仕立てなくてもいいんじゃないかと思ってしまったのだ。
それに、いつも署の仲間や隊長と力を合わせて解決するのに、今回はクリスとだけ。
それも納得いかなかった点だ。
実は歴代の相棒の中でクリスが少し苦手な、ich。
ゼミルが認めた相棒だからみ~んな大好きだけど、相棒として彼はどうかと今回は特にそう思ってしまった。
ゼミルをあおるだけあおって、結局大きな傷を負わせ、責め立てたのだから。
誠実で真っ直ぐなゼミルには、相当のストレスで重圧だったに違いない。
クリスはタフだから良いけども、心優しいゼミルは・・・。

さて、今回のゼミルはと言いますと。
先ほどから言ってるが、クリスに挑発されて、クリスペースで捜査をしていくのだ。
ゼミルの辛そうな感じがず~と続く。


見ているこっちにもヒシヒシと辛さが伝わってきて、まじで辛かった。
それに、妻アンドレアの一言もじ~んと心に響いた。
「二人で休暇をゆっくり過ごして、二人目を考えましょうって言ってたのに、どうして?」
その思いは、ゼミルも一緒だったに違いない。
だから、彼は一線を越えてしまったのかと。
ゼミル本人ではないと確信できないが、彼自身もきっと分かってないと思う。
だって、彼はいつも愛する人間に危機が迫ると、暴走してしまうから。
彼の良い所でもあり悪い所でもあり、大好きなゼミルらしい一面でもあるのだけどね。

必死に探す姿はいつも以上にかっこよかった。
そして、腕に傷を負いながらも、バスからの脱出など、めっちゃアクションの見せ場もあった今回。
なにせオープニングのあの銃の構え方は無償に素敵だった。
それにくるっと銃を回して、さり気なくしまってたしさ。
アンドレアから、無理矢理キスされて照れるゼミルも可愛かった。
そういえば、アイダちゃん。顔が変っているような?
ついでに、成長しないの?1歳の誕生日は過ぎてるはずなんだけど・・・。(爆)

そうそう、遊園地のシーン。
あのぶら下がりのコースター。
良く平気な顔で乗っていられるなあと妙な所を関心してしまった、ich。(笑)
高所恐怖症だが、スピード狂の自分はジェットコースター好きだから、乗ってもみたくなったんだけど・・・。 

今回のクリスのさりげない優しさは裏目に出たような気がする。
今後のゼミルが心配でたまらなくなってしまったぞ。

(最新シリーズではケロっとしてるけどさ)


掲載日 H21.2.14



10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
日本の順番が狂っているので。 (コムさんへ:takbout)
2010-03-18 23:23:58
コムさん
この回は、おっしゃる通り第12シリーズのスペシャルで最初です。
>シリーズ11のスペシャルみたいな感じだと。
その通りです。

なので、間違っていると言っては語弊ですが、順番が狂っているのが、見られている地上波です。
レンタルの順番がそうなので、矛盾は生じます。

>見る順番を間違えました(泣)
見せられた順番というべきか。(^_^;)

まあ、1話完結なので、大目にみてやって下さい。
ここのブログは、ドイツでの放送順なので、録画しといて、ここを参考に、後で順番に見てみたらどうでしょうかね。
返信する
12シリーズの… (コム)
2010-03-18 22:41:33
はじめの回だとおもったんですよー。
シリーズ11のスペシャルみたいな感じだと。

いま地上波で、12が始まったのですが、最初が誘拐事件でした…。
つながってない…。子供が不良からよいこに変わってる!
よくよくみたらまだ11でした。見る順番を間違えました(泣)

クリスはいろいろ経験してるんでしょうね。ゼミルとも仲良くしていって欲しいです♪
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経験の違いかと。(^_^;) (コムさんへ:takbout)
2010-03-18 21:37:28
コムさん
この回をご覧になったんですね。
シリーズ通して、一番シリアスなスペシャルだったのではないでしょうか?
ゼミルの暴走が心苦しい・・・。

>クリスは心が強いんでしょうか。
経験の違いだと思います。
彼には、危険な任務はいつもの事でしたからね。一人で何でも解決しようとするのも、以前の仕事上の癖かもしれません。

>娘には笑顔のクリスが見れましたv
年頃の娘に振り回されるパパさんクリスでした。

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Unknown (コム)
2010-03-17 23:03:05
スクランブル見ました。

クリスは静かに、ゼミルは熱く暴走してました。

家族がさらわれたときに、誰にも電話できないゼミルが痛々しかったです。
クリスは何でも一人で解決しようとしますよね。

今回は娘には笑顔のクリスが見れましたv
ジェットコースターの場面には私も笑いました。そのあと子供の携帯と自分の身分証を交換してて「おいおい」と思いました。
私も欲しい(笑)

今回冷静なクリスの代わりにゼミルが無茶な行動をしてた感じがします。それで心の優しいゼミルは傷付いてました。
クリスは心が強いんでしょうか。
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下水?水路?(爆) (ケイタンさんへ:takbout)
2009-10-28 17:53:58
ケイタンさん
お~、週に2回の「コブラ11」ですか!
やりますねえ、イタリア国営放送。(爆)

順番的には妙にあってますけどね。(ドイツの放送順と)

ジェットコースター。
自分はリハーサルで、何回も乗せられた二人の図を想像して、クスっとなりました。(^◇^;)

アンドレアとアイダちゃん。
最終的なシーンですね。
下水でしたっけ?
川の近くのような気がしたので、川の水位の調整場所かな?と思っていっさい、気にしませんでした。(爆)

>台所のパイプのつまりを直しながら
それは、タイムリーな。(苦笑)
無事修理出来たことを祈っております。(爆)

個人的に、
このお話は、むっちゃシリアスで、むっちゃ心を痛めた回でした。

やっぱり、笑顔のゼミルが大好きな自分です♪

(2009-05-30 23:12:31 掲載)
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2時間ドキドキ.. (ケイタン)
2009-10-28 17:53:00
またまたおじゃましま~す。
イタリアでも木曜に放送されました~、このスペシャル。
今週は火曜日と木曜日にコブラ11の放送がありました。
他に放送するものが無かったのか、コブラ11の放送を早く終わりにしたいのか、国営放送の意図がますます掴めない今日この頃です。

今回のゼミルはかなりピンチでしたね。
あの苦しい表情が、アクションスターとしてだけでなく、かなり演技派に見えましたよ!

ジェットコースターに乗ってる二人の真剣な顔(状況的に楽しめるわけじゃなかったから当たり前だけど)が笑ってしまいました。
絶叫マシーンに真顔で乗ってる大の大人が二人... ププッ

アンドレアとアイダちゃんとカトリンが閉じ込められた下水道(?)、水があんなに上がってきて下水道だったとしたら上から水が出そうになるほどあんなに水位が上がるって、それはヤバいんじゃ...と変な心配をした私でした...
しかも下水を飲んでしまった(?!)であろう彼女達は...
ちょうど台所のパイプのつまりを直しながら放送を見ていて、タイムリーな話題だったので、つまらない心配をしてしまいましたー。


(2009-05-30 22:21:00 掲載)
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異色な作品なので。(^◇^;) (朱里さんへ:takbout)
2009-10-28 17:51:58
朱里さん
>絶対お勧め♪ ですよね! これ!
ある感じ、お薦めですね。
アクション等は、申し分ないですから~。

でも、ヤンコンビのような軽い感じを好きな方は、ちょっと戸惑うかも?
お茶目なゼミルが封印されている感じですので。

個人的には、クリスとのコンビはシリーズ通して、異色な作品だと思ています。

今回は、元潜入捜査官クリスの腕の見せ所でもありますから、これはこれで、いいのですが・・・。
一所轄の高速警備隊としては、荷が重い気がしましたよ。(苦笑)


(2009-02-14 09:19:38 掲載)
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了解です! (朱里)
2009-10-28 17:50:58
最初からすごかったですもんね……ギリギリすぎて、はらはらしました。
シリーズが新しくなるほどアクションが派手になっていっている気がします。
もう楽しみで楽しみで我慢できなかったんですよ!
だから真っ先に借りてきました(笑)
絶対お勧め♪ ですよね! これ!

(2009-02-14 09:08:24 掲載)
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興奮は分かります。 (朱里さんへ:takbout)
2009-10-28 17:50:10
朱里さん
もう、観賞したんですね。凄いなあ。

自分は、ネットで流れたバージョンを見ているので、だいたいは、分かりますけども。

自分も観た瞬間は興奮が収まりませんでした。
乱文のお気持ちよく分かります。

お約束どおり、移動しました。
その際に一部のコメントを消去させて頂きました事をお許し下さい。
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ちょ!それはやりすぎっ! (朱里)
2009-10-28 17:47:59
早速ブラック・レイド見ましたよ!
興奮の2時間でした。
でもちょっとやりずきてる気が……(笑)
もう最初からやりすぎvv
ガス官に爆発物、から始まって、最後のアレもやりすぎてるから!(笑)
自動車の中に○○って!
しかも今回はゼミルが暴走! ←これには訳があるんですが、多分管理人さんはみていらっしゃるだろうから知っていると思いますが。
それを止めないクリスはもっと大物です(笑)
ていうか、今回は止める人がいなくて、どうなるんだという期待感、もとい、はらはら感は大きかったですね!
だって、何時もはクリスが暴走してゼミルが止め役だったのに、今回は両方が暴走するもんだから、そのおかげで隊長の首がピンチですよ(爆)?
何時も何時も泣かされてる隊長だけど、今回ばかりは謝りなさ~い、といいたくなりました(笑)
そして、私はゼミルの最後の判断は、警官として正しかったと思います。家族も大事だけど、それが普通だと思うけど、でも最後まで警官としての態度をとったゼミルに拍手を送りたいと思います。
クリスも間違ってないですけどね。
もう~最後の最後までやりすぎアクションに、まだ興奮してます!
乱文お許しください。

掲載日 H21.2.12

(2009-02-14 09:03:16 掲載)
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