原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 1996年にドイツで放送された作品。(日本未公開)
第1シリーズ 第5話(Folge5)「Der Alte und der Junge(直訳=老人と少年)」
(Season1 Episode6 1996年4月16日放送)
出演 ヨハン・ブランドラップ(フランク・シュトルケ) エルドゥアン・アタライ(ゼミル・ゲーカーン)
勝手なあらすじ(DVDに掲載してあるあらすじを機械翻訳にかけ、観賞した後の印象から)
フランクとゼミルは、アウトバーンをパトロール中に荷物が散乱している車を発見し、荷物の回収を手伝った。
二人に手伝ってもらった、その家族は、サービスエリアに立ち寄っていた。さっきの荷物騒動でケンカしている両親を尻目に幼い息子スヴェンは売店へ行く。偶然にもそこで、店を襲う二人組の強盗シュミットとスヴォボタを目撃してしまい、そのまま二人に連れ去られてしまう。
一方、高齢のシュレイダーは少しづつ病気が進行していた。自覚がない彼は車で出かけて、行き先を忘れてしまう。
森で迷っているところへ、二人から逃げ出したスヴェンと出会うのだった。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
今回は車のクラッシュシーンもあまりなく、場面展開も少なかった。
殆どが森の中。
そして、主人公はこの老人のシュレイダーと少年のスヴェンなので、フランクとゼミルの活躍も少なかった。
二人組の強盗の中でスヴォボタは、少年をなんとか逃がすのだが、逃がした事をシュミットにばれて森の中を探し歩く。
一方、ゼミル達も少年と犯人達を探すために森へ入る。
そして、病気の為に(痴呆症?)森へ迷い込んだシュレイダーが少年と出会うという展開。
よくコブラ11では老人が出てくる。社会問題になっているのかもしれない。
ドイツも高齢化社会なのかな?今回は痴呆症?(詳しいファンサイトさんによればアルツハイマー病)の問題をさり気なく取り上げている。
このドラマを見て時々は考えさせられる事があるich。
今回もそんな印象を受けた。
さて、ゼミルはと言いますと。
大好きな甥っ子の為に「ゲームボーイ」をして遊んでいた。(爆)
甥っ子はトルコに住んでいるそうで、送る前に、どんな感じのものなのか試していたという理由。
しかし、フランクに「壊してない?」と突っ込みを入れられていた。
フランクではないが、そう見える。
電池の入れ方を間違えたのか、その出し方が大雑把だったのだ。
こらこら、ゼミル。壊れそうだよ~。(爆)
そういえば、
この時に、家族を持ちたくない?みたいな会話をしていた。
真剣に考えている様子のフランクに対して、軽い感じで「考えた事がないなあ」と答えていた様子のゼミル。
(間違っていたらすみません。語学が皆無なもので勘弁して)
まあ、この時はアンドレアとも出会ってないので納得がいく返答ではあるけどね。
なんとも、お気楽君な感じで面白かった。
そして、ラスト。
人気がない教会へ逃げ込んだ犯人を突き止めたゼミルとフランク。
挟み撃ちにしようとゼミルは教会の上の方にあるベルから進入するのだが、壁をスイスイと登っていくのだ。
スタントマンがしているようにも見えず、アタライ自身が?と思ってみていたich。
身が軽い感じでかっこよかったぜ。
そして、
今では定番(勝手に思ってますが)柵をひょいと越えて下の回におりて来るのだが、むっちゃかっこよかったのだ。
と言うことで、
初めてゼミルがアクションをしてくれたのがこの回でした。
さりげない感じがスッゴク素敵だったなあ。
今じゃあ四六時中ですが、この時は貴重だったかな?(爆)
掲載日 H20.7.3