Semir マニアの洒落言

Semir マニアの「アラーム・フォー・コブラ11」感想日記
まずは、「お願いルール」をお読み下さい。

「アラーム・フォー・コブラ11」 第17シリーズ

2013-04-25 | 第17シリーズ ベン・ゼミル

第17シリーズ  ベン&ゼミル  
2012年9月~10月 2013年2月~4月
全15話
日本未公開・ドイツ版DVD
ドイツDVD:Alarm für Cobra 11 Staffel 30 (Folge237-241) 

ドイツDVD:Alarm für Cobra 11 Staffel 31 (Folge242-251)

 

掲載エピソード  第17シリーズ

スペシャル(Folge237)「Engel des Todes」 (2012.9.6 放送) 感想日記

第1話(Folge238)「Ohne Gewissen」(2012.9.13 放送) 感想日記

第2話(Folge239)「Operation Hiob」(2012.9.20 放送) 感想日記

第3話(Folge240)「Bestellt, entführt, geliefert」(2012.9.27 放送) 感想日記

第4話(Folge241)「Gier」(2012.10.4 放送) 感想日記

第5話(Folge242)「Alleingang」(2013.2.14 放送) 感想日記

第6話(Folge243)「Der Mentalist」(2013.2.21 放送) 感想日記

第7話(Folge244)Gestohlene Liebe」(2013.2.28 放送) 感想日記

第8話(Folge245)「Der Landei」(2013.3.7 放送) 感想日記

第9話(Folge246)「Katerstimmung」(2013.3.14 放送) 感想日記

第10話(Folge247)Der Aupairgirl」(2013.3.21 放送) 感想日記

第11話(Folge248)「Freunde fürs Leben」(2013.28 放送) 感想日記

第12話(Folge249)「Shutdown」(2013.4.4 放送)感想日記 

第13話(Folge250)「Geld regiert die Welt」(2013.4.11 放送) 感想日記

第14話(Folge251)「Tödliche Wahl」(2013.4.18 放送) 感想日記


「アラーム・フォー・コブラ11」ドラマのシリーズ詳細:
「アラーム・フォー・コブラ11」シリーズの概要 その2 
を参考に。




「アラーム・フォー・コブラ11 Staffel 17 -第15話」 

2013-04-25 | 第17シリーズ ベン・ゼミル

原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2013年にドイツで放送された作品。(日本未公開・ネットにて

第17シリーズ 第15話 (Folge251)「Tödliche Wahl」(直訳=致命的な選挙)」
(Season22 Episode10 2013年4月18日放送)  

監督  Boris von Sychowski

出演 エルドゥアン・アタライ(ゼミル・ゲーカーン) トム・ベック(ベン・イェガー) 

ゲスト  マルティン・ファイフェルシュテファン)

勝手なあらすじ(RTL社に掲載してあるあらすじを機械翻訳にかけ、観賞した後の印象から) 
ベンはゼミルに追われ、建物の屋上まで逃げてきた。そのゼミルはベンに向けた銃口を下ろそうともせず、そのまま射殺。
そして、刑務所へと入れられるのだった。
32時間前。
凶悪犯ライザー兄弟の兄、シュテファンを逮捕したゼミルとベンは、彼の審判に出席していた。
そこで、ゼミルは忘れられないある事を思い浮かべる。それは逮捕時に彼の妻ダナを正当防衛とはいえ射殺してしまった事だ。
そんな中、ジェニーが逃走中の弟トムの居所を突き止めた。逮捕に向かうも逃がしてしまったベンとゼミル。
そして、ゼミルが帰宅すると、そこにはあの弟トムと傷つけられたベビーシッターの姿だけがあった。
さらに、シュテファンからある事を強要される。
「妻や娘達を返して欲しければ、相棒のベンを殺せ。時間の猶予はない。」
ゼミルは署に行き、なんとか助けを求めようとするも、監視の目が厳しく何も出来ない。
時間は刻一刻と迫ってくる。
ゼミルはベンを殺すしかないのか?

勝手な感想(自分の思い込み多々)  
今期最終話は、ゼミルが主役!!それも出ずっぱりの緊迫しっぱなしの展開。
あ~という間の45分間。
なので、久々に長文。
ついでに、ネタバレばればれで行きます事をお許し下さい。とはいえ、ドイツ語オンリーなので詳細はご勘弁を。

まずは、
ゲスト出演の俳優さんの紹介。
シュテファン役のマルティン(マーティン)・ファイフェルは、
ティル・シュヴァイガー主演のドイツ映画「レボル-ション6」で車いす姿の友人ホッテを演じた俳優さん。
他の作品にも出演していて、悪役から良い役までこなします。
今回は極悪非道でしたけども。

さあ、本編へ。
オープニングから嘘だろ?の展開。
頭の片隅では分かっていても、倒れ込んで背後に血だまりが広がると信じずにはいられません。
それにジェニーちゃんの形相。
ゼミルの涙。
え?と動揺を隠せないまま、事件の全貌へ。

それにしても、
ゲーカーン家は新居に入ってから災難が続くなあ。
いきなり侵入者に入られるは、ベビーシッターは殺されるは、もう一度引っ越した方が良いのでは?と思ってしまったのでした。(^◇^;)

それでは、
究極の選択を迫られたゼミルはと言いますと。
いきなり違う意味でドキドキさせられた、ich。(゜▽゜*)
サービスショットの余韻もつかの間、
全編泣き顔で、最初にベンに銃口を向けたシーンは、何度見ても涙、涙。(ToT)
「愛してるよ、アンドレア」と自分の頭に銃口を向けた時には、
ベンやアンドレアと共に、「ダメ~止めて~ゼミル~!!」と一緒に叫んでしまったほど。
そして、
「やっぱりダメだ。出来ない。」と泣き崩れた場面では、ホッとするような苦しいような感じで一緒にほろり。
もう切なすぎるよ~。
その後、無事だと分かった時の涙も一緒にほろり。
そして、ベン射殺後の涙。
こんなに泣き顔見たのは始めてだよ~ゼミル。(>_<)
というか、
アタライの名演に釘付け。ず~と本当に目が離せなかった。
格闘シーンも格好良く、ゼミルの機転も素晴らしい。
スパでの着替えとメッセージは、ネタバレあるまでまったく気がつかなかった。
電話番号は?という疑問はちゃんと振りがあり、演出のすばらしさにも脱帽。
いや~上手い。
同じシーンを前半後半に見せられるが、視点が違って居るため、飽きさせない。
そして、音楽。
格闘シーンのバックミュージックの使い方は本当、音楽監督さんを褒めたいぐらい良かった。

もう、久々の最高傑作でした。

ちなみに、
屋上のシーンの悪役は、ゼミルのスタント担当のベテランのスタントマンさん。
何故か落ちるシーンが多いのですが、得意なのかな?

意外にも大雪だったらしく、32時間なのに天候がばらばら。(^◇^;)
まあそんな事も感じさせない展開でしたけども。

そうそう、ゲーカーン家の長女アイダちゃん!!頼もしいです。
アンドレアママに言われた通り、妹との脱出はよい子でした。
そして妹のリリーちゃん。
可愛い!!
時折、本当の親御さんを探す目線がありましたが、アタライやビーゼがちゃんと気遣っていて、違和感がまったくありませんでした。

最高視聴率20%を記録した今期最終話。
次回のシリーズではベンの降板劇が待ち構えています。
先日、来年からの新しい相棒アレックス(ヴィツェンツ・キーファー)も紹介され、益々発展していくコブラ11。

これからも応援お願いいたします。

このまま余韻に浸りたいので、来週の更新はお休みです。

あ~早くDVDになって欲しいよう。