■クローンは故郷をめざす 予告編(Youtube)
及川ミッチーは昔から好きだし、ボクらの永作も出演しているとのことで気になっていた作品。宇宙飛行士やクローンというキーワードにパッケージのSFチックさも合わせてコッテリSFだと思って観賞するもどうも様子が違う。SFなのにSFでない、近未来的なのにノスタルジック、知的なのに魂に響く、そんな映画。
クローン技術が完成間近な未来。宇宙飛行士はその任務の危険性と人材の稀少性から、殉職した場合に合法的クローンとしての再生を行う研究が進められていた。船外活動中に事故死した高原は契約に従いクローン再生されることになる。
“人の魂はその亡骸を失ったあとクローンを霊媒として「共鳴」するのか。”それが本作において提示されるSFの命題。かなりオカルトチックでもあり未来っぽく哲学的理屈コネコネな話を期待するも、物語の方向はどんどん抽象的になり明確な解は提示されず終演を迎える。
結局「難解な映画」にも見えるが、これはボクの期待した理屈をコネる映画ではなかったらしい。またクローン技術に対しての倫理性や人の命の尊厳について問うような映画でもない。日本の原風景をバックに音楽のように流れるストーリーを、頭で考えるのではなく心で観る映画なのだと思う。それに気がついたのはもう終盤。全く観賞の仕方を間違えてしまったのでブログに書けるほど感想はないw。。。ということはないが(^_^;、なんかディティールやストーリーの繋がりばかりに気が行ってしまい、作品に込められたものに全く触れられていない。レビュー書き始めてみて自分の無理解さが痛くなってきたのでちょっと保留w。また機会があれば観賞し咀嚼してから思うところはまた書ければと思う。
ただ日本的なアニミズムに根ざした魂の帰着について描かれており、スッと心に響くものがある。ああ、戻るべきところに人は戻るのだな、という感じ。「ボクは生きなければならないんだ」というセリフがあるが、「ねばならない」という縛りの中にありながらそれが強制でなく自然に感じられるところがこの作品のチカラと思う。(何を言っているのかわからなくなってきたのでこれ以上はやめとこう(^_^;;; )
双子であったことと、さらにそのクローンであるという二重性の妙がもう少しテクニカルに提示されると面白かったのではと思うが、それは本作には野暮というものかな。
魂の彷徨について絵画のように美しく描かれた作品。懐かしさと不思議と納得感がある。でもキラキラビームの美しきミッチーはいませんw
評価:保留
← ポチ押しのご協力お願いしますm(_ _)m
相変わらず嶋田久作の顔は長いね。
及川ミッチーは昔から好きだし、ボクらの永作も出演しているとのことで気になっていた作品。宇宙飛行士やクローンというキーワードにパッケージのSFチックさも合わせてコッテリSFだと思って観賞するもどうも様子が違う。SFなのにSFでない、近未来的なのにノスタルジック、知的なのに魂に響く、そんな映画。
クローン技術が完成間近な未来。宇宙飛行士はその任務の危険性と人材の稀少性から、殉職した場合に合法的クローンとしての再生を行う研究が進められていた。船外活動中に事故死した高原は契約に従いクローン再生されることになる。
“人の魂はその亡骸を失ったあとクローンを霊媒として「共鳴」するのか。”それが本作において提示されるSFの命題。かなりオカルトチックでもあり未来っぽく哲学的理屈コネコネな話を期待するも、物語の方向はどんどん抽象的になり明確な解は提示されず終演を迎える。
結局「難解な映画」にも見えるが、これはボクの期待した理屈をコネる映画ではなかったらしい。またクローン技術に対しての倫理性や人の命の尊厳について問うような映画でもない。日本の原風景をバックに音楽のように流れるストーリーを、頭で考えるのではなく心で観る映画なのだと思う。それに気がついたのはもう終盤。全く観賞の仕方を間違えてしまったのでブログに書けるほど感想はないw。。。ということはないが(^_^;、なんかディティールやストーリーの繋がりばかりに気が行ってしまい、作品に込められたものに全く触れられていない。レビュー書き始めてみて自分の無理解さが痛くなってきたのでちょっと保留w。また機会があれば観賞し咀嚼してから思うところはまた書ければと思う。
ただ日本的なアニミズムに根ざした魂の帰着について描かれており、スッと心に響くものがある。ああ、戻るべきところに人は戻るのだな、という感じ。「ボクは生きなければならないんだ」というセリフがあるが、「ねばならない」という縛りの中にありながらそれが強制でなく自然に感じられるところがこの作品のチカラと思う。(何を言っているのかわからなくなってきたのでこれ以上はやめとこう(^_^;;; )
双子であったことと、さらにそのクローンであるという二重性の妙がもう少しテクニカルに提示されると面白かったのではと思うが、それは本作には野暮というものかな。
魂の彷徨について絵画のように美しく描かれた作品。懐かしさと不思議と納得感がある。でもキラキラビームの美しきミッチーはいませんw
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相変わらず嶋田久作の顔は長いね。
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