日々、感謝。

日々の何気ないことを、つらつらと綴っております。

モンスターハンタークロス その1。

2015-11-30 20:04:11 | ゲーム
3rd振りのモンハンで、ハードがPSPからDSに変わり、
新しいモーションや新モンスターに四苦八苦しながらやっていますが、やはりモンハンは面白い。

モンハン持ちが出来ないのでカメラの微調整がしづらくてどうしたものか悩み物で、
一応ターゲットカメラというモンスタに照準を合わせる機能があるのですが、
ど真ん中に来るのでそういうことじゃないんだよなぁ。

特に弓はカメラワークが重要なのでこの操作になれないと乙率が格段に上がる。
他に乗りもよくわかっていないので練習が必要です。

現在キークエっぽいものを選びつつHR2になり、村クエを消化している状態です。

最初は弓でやっていて、村クエを大剣でやっています。

大剣は動きが変わっていないみたいでやりやすいですが、ここでもカメラワークの操作性が足を引っ張ります。

弓はHR2でハプル弓に変えました、それまでは拡散とか貫通とか初期に使う必要がないものばかりで、
初期武器、初期防具でやっていました。

防具はHR2の緊急クエが雷系でダメージも高いのでフルフル装備を揃えようかと思ってます。

後は2つ名のレイヤとウルクススをやってみましたが強すぎて狩れそうにないので放置です。

合宿終了。

2015-11-29 22:11:59 | 日常
合宿を終えて帰ってきました。

総評的に今回の合宿は思ったよりは面白いものではなく、寧ろしこりの残るものになってしまいました。
それは僕の性格上の問題が大きく作用しているのですが、悪いと思いつつも譲れない、
でもテンションは上げれないという時間がいくらか有ったのが原因です。

ソフトの感想は別に書くとして其れ以外について。

今回遠山宅でしたのですが、遠山宅は現在小さな子どもが2人居て世話が必要なので、
どちらかが子どもの世話をしていて殆ど一緒にすることはありませんでした。

最初に僕含めた五人が居て、夜に一人合流、六人が基本メンバーだったのですが、
内2人は殆ど参加出来ない状況ということで2人2人で一人ずつ素材報酬だけ手に入れる形で夫妻のキャラを入れる形でやっていました。

その時はまだ良かったのですが、子どもを寝かしつけて本格的に3人3人に分かれてやりはじめてからが微妙な空気の始まりでした。

多分遠山さんは深く考えずに分けたと思うのですが、僕と奥さんと夜来た人の3人をパーティーにして皆初対面で、どう接していいか分からず、
もう片方がワイワイとする一方僕たちはゲーム内の話をさらっとするだけで跡は黙々とする感じになっていました。

そんな中緊急クエのドドブランゴが出てからが本当の負の連鎖の始まりでした。

これまで皆初期装備で行っていたのですが、このドドブランゴの緊急クエが結構キツイ、
一発半分ぐらい食らってもっても2、3発というシビアさ。

そして僕のチームの編成は弓、大剣、笛。

遠山さんの奥さんが笛一筋なのですが3人ではその恩恵も少ないです、
それと僕の操作性の馴れなささが相まって死にまくりました。

僕のゲームのやり方が、難しくて死にまくる敵に対して何度でもやり直して倒すまでやるという所があります、
そしてこの流れになった場合、他の事をやる気にならない。

そして本気になるので喋らなくなる。

一応ドドブラを此のメンバーでクリアしたいという旨を伝え何回かしましたが正直だいぶ空気は重たかったです、
僕も内心ドドブラの対応と弓の操作性を気にしつつ、何故このメンバーに分けたのかとずっともやもやしてました。

深夜に捕獲でやっと倒しても既にだだ下がっていたテンションのため特に勝利をわかちあうこともなく、
奥さんは明日子どもが起きてくるのに対応するため先に寝に行きました。

その時には既に遠山さんは寝ていたので、4人になったのですが僕がもう出来るテンションじゃなかったので、
一旦抜けて眠くなるのを待つためにスマホをいじり始めました。

気を使ってくれて素材だけでも貰えるのでキャラだけ合流すればと誘われましたが、
やらないからやめとくわと断りました。

その後1時間経っても寝れそうになく休憩して気分もいくらか回復したので少し合流して寝ました。

結局此の日は3時半までやって多分寝たのが4時ぐらいで起きたのが7時半ぐらいなので殆ど寝れませんでした。

そんな2日目、日中は子どもたちの対応で忙しくキャラだけ参加、
途中少しだけ七人目が合流して4人、2人休憩で回して、七人目が帰った後、休憩していた2人が入り、
2人、2人で回して、最終的に昨日とはメンバーを変えて3人、3人で回して解散となりました。

しょうがないのですが結局遠山夫妻は殆どクエに参加できず、
人数が中途半端でバランスもちぐはぐでやりづらかったです。

僕自身のプレイヤースキルのなさに起因する余裕の無さもあるので練習が必要です。

今回クエストの参加率に差がありますが、僕の乙率はワースト1か2ぐらいに悪かったと思っているのでだいぶ応えました。
新モンスターとか強モンスターならまだ良いですがドドブランゴに手こずったのは精神的にきつかった。

元々操作性は悪いと聞いていたのですが、あんなに悪いとはなぁ、PSPと使い勝手が違うので馴れないといけないです、
他人が死ぬのは気にしないですが、自分が死ぬのは相当気を使う、
モンハンだけは上手い分類に入るぐらいのプレイヤースキルがあったと思っているだけに応えました、
2ndの時は、闘技場の激高ラージャン二頭を弓で討伐とかしてたんですが。

早急にDS版のモンハンに慣れる必要があります。

それと今回新たに出会った人は、だいぶと内気ながら喋れるネタには相当食いつくというタイプで、
まだまだ引き出しがありそうだしアニメの方もいける口っぽいのでこれから長い付き合いになりそうです。

後は遠山さん宅のガンプラを作っている書斎を実際に見せてもらい、実物のガンプラも見せてもらいましたが、
凄いの一言でした、実物で見ると更に凄さがわかる、あのぐらいのものを作れるようになりたいわ。

暖房。

2015-11-28 09:27:44 | 日常
昨日から一気に寒くなった気がするこの頃。
今日はまちにまったモンハンクロス発売日ですが、招集は正午過ぎなのでまだ手に入れてません。

寒すぎて今年初の暖房を入れつつ合宿準備をして待機中。

でどうやら村クエ進行で増えるのは狩技で、スタイルは最初から選べるっぽい?

早くやりたい。

明日狩り本番!

2015-11-27 21:19:01 | 日常
愈明日狩猟生活に復帰します。

この一週間は待ち遠しくて、今日は顔を合わすと明日だ明日だとモンハン部で言い合ってました。

遠山夫婦は既に体験版をやっているらしく、ないわーと煽っておきましたが、
僕は何とか欲望を抑え明日初プレイです、まぁ他の人の体験版はやってないぽいです。

事前情報でどうやらスタイルは村クエを進めないといけないみたいで、最初は通常のギルドスタイルのみみたいです。
なので先ずは集会所で素材を揃えてから個々村クエをする感じになるのかな。

DSに移った時はもうモンハンをすることはないだろうと思っていましたが、
まさかコミュニケーションツールとしてまたやることになるとは思っていませんでした、

でも入社して半年、だいぶ仕事になれ職員間もなれてきた所にモンハンクロスという今までは一風変わったモンハンというのは、
非常にいいタイミングです。

3rd以来でだいぶ仕様も変わっているみたいなので初プレイの感覚で出来ると思ってます、
ゲームは極めた動きをするより探り探りやる方が楽しめると思うのでワイワイと出来ればいいな。

チッピング。

2015-11-26 19:45:33 | 日常
チッピングの加減が難しい。

二回目のチッピング練習は希釈を気にしつつ塗って、
前よりは薄く塗れましたが、削り加減をつけるにはまだ厚いようで剥がれすぎてしまいます。

これをマスターしないと全体に行けないのでもっと練習が必要です。

ハンドベル。

2015-11-25 19:17:56 | 日常
クリスマスの出し物でハンドベルをすることになりました。
弾く曲は、きよしこの夜とジングルベル。

三音を2人、二音を一人でする予定が、合わせ初日の今日、三音が無理そうという判断に至りもう一人増やすことになりました。

ジングルベルをもう一人、きよしこの夜を僕が中心でひく事になり、
今回はジングルベルを中心に一時間程練習して、まぁまぁ弾けるようになりました。

なんとかなりそうという事で、練習日は五回予定されてましたが、
近日に集中的にしようとなり今月は終わりで次は来月です。

クロスの発売日にかぶっていたので良かった。

新人。

2015-11-24 20:12:55 | 日常
新しい人が入ってきました。

今年入ってきた人は今のところ13人中8人残っています。

職員の出入りが激しく勤務歴順になっている出勤簿で既に中盤に差し掛かっている僕ですが、
最近また勤務表が安定してきて仕事が楽になってきました。

といっても風邪が流行っていて、今日は五人もマスク着用者がいるなどまだ猛威を振るってます、
僕は既に風邪になって治っているので高みの見物ですが、
それでも高熱とかで突発的に休みが出る場合もあるのでその辺りで油断できない状況でもあります。

今日の業務は久しぶりに楽といえる内容で、退勤時間に帰れたし良かったです、
モンハンクロス発売まで連勤なので温存しつつこなしていこうと思います。

HG ガンダムバルバトスを作る その4。

2015-11-23 22:05:01 | 日常
今日もガンプラ制作。

パテが乾燥したので上から塗装しました。
良い感じに穴が埋まり思った通りになりました。

もう一つ、チッピングを別パーツで試すために準備をしました。

今回は希釈をしつつ三度塗りして仕上げましたが、元々塗りの練習のためにエナメルが塗ってあったので少しムラが出ましたが、
まぁまぁ最初の頃に比べればムラも少なく時間もあまり使わず塗れました。

そこで1つ問題が出来て、チッピングをする場合に1つのパーツに二色使われている場合はどうするんだろう。

乾いた上からまた塗るのか、そこだけ分けて塗るのだろうか。
後者だとエナメルにそんなに付着性がないので分けた色の場所まで侵食してきそうだし、
マスキングテープやカッターで調整するにも剥離剤を使っているので剥げすぎそうだし、
一旦全塗りしてからまた部分塗装するのだろうか、また試してみます。

それと最近シンナー臭が気になってきました。

一応塗装の時はマスクをしてやっているんですが、作業を生活部屋でやっているので換気をしてもシンナー臭が漂っています。
消臭剤でなんとかなるだろうか。

モンハン部。

2015-11-22 20:31:04 | 日常
職場で風邪が流行っております。

よくよく考えると歳をとったから風邪をひきやすくなったのではなく、
施設は人の出入りが激しいのでその分ウイルスに感染しやすいだけな気がしてきました。

体調不良で早退者や倒れる人が出ている中、僕含めたモンハン部はクロスの話題で持ちきりです。

ちゃんと皆初回プレイはみんなで集まった時と決めているようで、
示し合わせたわけではないですが我慢しているようで良かったです。

初回プレイの感動は一度切りなので皆で分かち合わないと損です。

プレイ欲を抑えつつ体験版の映像で見ている感じ、チャージアックスが楽しそうです。

重量系の片手剣と斧を使い分ける感じで、スタンも狙えるようで、何より重そうな動きが良い。
大剣もそうですが重い武器を持ったらちゃんと鈍重になる所がモンハンの良いところ。

弓は剛射というのが増えているみたいですが、まだよくわかりません。
ブシドースタイルは回避することで溜め3が溜まるという事で結構相性が良さそうなので、早く飛び回りたいです。

色々と武器やスタイルについて話が出ていましたが、とりあえずは当初の予定通り、大剣、ガンランス、チャアク、弓になりそうですが、
それ加え遠山さんの奥さんが笛に、当日は無理ですが次の日は行けそうと言う同僚が双剣、更に前に今の施設で働いていた人が参戦するみたいで、計七人のモンハン部です。
静森君は今のところ入っていませんが、クロスは買うみたいなので後々参戦もありえます、なので最大八人で出来そうです。

しかし上手いこと武器が別れていてバランスが良いです。これだけ人数がいればもう一人笛が居ても良いですが僕は笛が使えないので、弓で状態異常とヘイト集めの支援型で行こうと思ってます。

パテ埋め。

2015-11-21 23:21:50 | 日常
バルバトスのバックパックのパーツジョイント穴を使わないのでパテで穴埋めしたのですが、
パテが乾燥するのに一週間ぐらいかかるという事で放置していてヤスリがけしたらパテを塗りすぎていた事に気づきました。

というのも乾く度に穴の部分だけ下がっていくのでその度に足しながらやっていました。

で何度か塗り直し穴が完全に埋まってみて塗り過ぎだったことに気づく、
しかし時すでに遅しヤスリがけしてもパーツの部分が見えてこず断念しました。

調べてみると僕が買ってきたのは、ラッカーパテというものだったみたいです。

パテにも幾つか種類があってそれぞれ用途が違うのですが、
ラッカーパテは絵の具みたいに塗って使うもので、浅いくぼみなどを埋めるためのもので、乾くと縮むのと乾くのが遅いというデメリットがあるみたいです。

それで僕がしたいパーツの穴埋めに適したパテはエポキシパテという物で、
2つの固めの粘度みたいな奴で、その2つを混ぜあわせると化学反応で固くなっていくという代物らしいです。

粘度みたいな硬さなので造形がし易いです、こちらはラッカーパテと違い固まるのが早いので、
水で手を濡らしながら混ぜて形作っていきます。

埋めたい穴が小さいので竹串で分断して調整しながら穴埋めをしていきましたが、正に僕がイメージしていた通りでした。
僕がしたかったのはエポキシパテだった。

というわけでパーツジョイント穴以外にも、プラモ本体の軽量化のための穴を埋めました。
バックパックは修正不可なのでどうしようもないです。

他には細かいの部分のパーツ塗りですが、はみ出た所は乾いた後カッターで削ったり、はみ出た部分に色を塗ったりするみたいです。
もう一つメイスのダメージ処理をしました、ニッパーで刃跡をつけたり端を切ったり先端部分は摩耗し易いかと思ってバリバリに削りました。

ダメージ処理楽しいです、どこかのパーツを削って中身が見えているとかもしたいですが、そのあたりは塗装が出来るようになってからかと思ってます。

果たして僕のイメージするバルバトスが出来るのが先か、オルフェンズが終わるのが先か。

HG ガンダムバルバトスを作る その3。

2015-11-20 18:19:30 | 日常
今日一日の成果、チッピングの体を成すまでに持ち込む。
チッピングは石などで出来た塗装の剥がれを再現する作業で、僕がしたいことの1つです。

これのやり方が色々とあるんですが、
試しているのが、下地→コート→上地と塗り重ねて、
上地を剥がすことで下地が見えて塗装の剥がれを表現するというやり方で、
書き込む方式より実際に層を作ることでリアルになる気がします。

その分手間がかかるんですが、最初は下地とコートと上地の折り合いがつかずドロドロになったり、全部剥がれたりと大変でした。

これを練習しつつ筆塗りの練習をしていたわけですが、今日なんとかかんとかそれっぽく見えるものになりました。

というわけで現在の練習成果。

0,素組のバルバトス。


1,肩のパーツ取り付け部分の突起を切って、ヤスリで削って塗り直しました。
2,アンテナをシャープ化しました
3,墨入れをしました


4,片足先のチッピングをしました


後は、どんな感じなるかの練習で、
左足がエナメルの白に少し黒を混ぜた色で塗ってあって、
右足がアイアンカラーの下地に白を塗ってあります。

これからの課題。

1,チッピングの塗りの際、厚塗りが濃くて本体の溝とかが埋まる事があったので、希釈液で薄くしてから塗るようにする。
2,細かな部分の塗りの練習。パーツをまるごととか大きい範囲での塗りは馴れましたが、スラスターだけとか細かな部分の塗りが綺麗にできないので練習する。
3,パテ埋めが多かったので減らして穴を埋める

今回なんとかチッピングが出来るようになりましたが、もっとリアルな剥がれ方にしたいので練習が必要です。
しかしチッピングは凄く楽しい。パーツの淵の部分に砂がたまりやすいとか、かかととつまさきに力が行くから塗装が剥がれやすいとか、
シチュエーションを想像しながら付けるのが楽しかったです。

今のバルバトスは練習を兼ねて、パーツなどを一部分ずつで区切って色々していますが、
課題がクリア出来たら、シチュエーションとかポーズとかを考えてもう一体を作るつもりです。

OPからみる視線誘導の重要性。

2015-11-19 14:09:46 | 大事
カメラワーク・演出用語の方で、
カメラワークとレイアウトの意味する所についてまとめましたが、もう少し細かく解説していきます。

カメラワークとレイアウト(画面構成)は視線誘導、感情示唆を視聴者に伝える演出効果の1つであり、
この演出方法で特に上手いと思うのが”安藤真裕さん””長井龍雪さん”です。

特にそれらの大事さが活かされるのがOPで、
OPは台詞やBGMなどの演出効果がなく、絵の動きだけで表現しなくてはいけない。

というわけで絵の動きである”動線”について、
今回は”花咲くいろは”のOPでその辺りを解説して行こうと思います。

これがそのOPです。


カット数は33で、表にするとこんな感じになります。

数字がカット数。 数字横の矢印がカメラワーク。 画面内の矢印がキャラクターなどの動きになります。



カットには必ず見せたい主役が存在します。

主役というのは作品の主人公という意味ではなく、その時々の一番見せたいものという意味です。
わかりやすくそれを視聴者側に伝えるのが、一番大きな動きを見せたり、画面内で大きく配置したりする事です。

例えば、カット13の緒花と民子のカット、



民子は画面中央の狭い範囲で留まっているのに対し、緒花は奥から手前にダイナミックに動いています。
緒花の動きを一枚にするとこうなり動線の幅がよくわかります。



さてこのカットを見た時、どのあたりに注目するでしょう、
踏みとどまっている民子→ダッシュした緒花と視線が動いたのではないでしょうか?
踏みとどまった後の2人の動作を逆向きにすることで緒花の動きに更に勢いを出しています。

そこからカット14に移ります。


カット14は民子が緒花の腕をつかむカットで、民子の手が大きく動いています。
この動線の向きは、カット13の緒花が画面手前に大きくダッシュしてくる動きと同期しています。

つまりカット13の主役は緒花でその動きにカット14を合わせているということになります。

このカットの主役を切り替えての視線誘導はこのOPに幾つか見られます、
それは多分この作品は、群像劇の側面もあるからだろうと思います。

例えば、カット21~23の流れ。



カット21は、奥から手前に巴が出てきて、22でその動線と逆に大きく動く縁、
22で右から来た巴を逆方向に動かす縁、視聴者の視線は右側に動くと思います、そこから23の右側前方に居る菜子へ。
カット21の主役は巴、22で縁、23で菜子と切り替え割っていくのが解ります。

また同カットで主役が切り替わっていくものもあります。

カット21は前方右の菜子がお盆を取る、左側の緒花が台車を引っ張りだす、
それをかわして大きな動きになる巴という流れになっていて、菜子→緒花→巴になります。
これは手前の大きな物から見る傾向を利用した画面構成になっています。



もう一つ面白いのがカット31の友達4人が電車に乗るシーン。



左で大きく手を振る菜子、菜子が左に動くと同時に右から入ってくる民子、民子が乗り込んで左側に注視している所から、
右からつまづきながら大きな動きで入ってくる緒花。
画面の真ん中を見ているだけでカットの主役が切り替わっていくのが解ります。
こういったカットの主役の動線を活かした視線誘導をカットの繋ぎに利用することで一連の躍動感のある流れが出来ます。

このカット31から32への繋ぎに、アクションカット:ACが緒花に使われています。
アクションカットとはカットが切り替わっても一連の動作をしている事です。



カット31で電車の乗口に手をかける所から、32で手をかけきる流れで繋げて、
真ん中で大きく配置し、大きく動くというわかりやすい画面構成で本作の主役をアピールしてます。

またOP冒頭の蝶が飛んでいる事に気づいて無表情で振り向く緒花との対比になっています。


冒頭では左から右に蝶が飛んでいます、左から右は負の配置になります。
逆に終盤は右から左に飛んでいます、右から左は正の配置になります。

つまりは何をしていいのかわからない都会ぐらしで思春期な緒花が、
自然豊かな温泉宿で色々な経験をして自分を見つめなおすという構成演出になっているという事です。

こういったレイアウトにおける演出はまた別でまとめたいと思います。

ジョジョ四部 続報。

2015-11-18 21:44:25 | 日常
主要キャラのキャストが発表されましたがASBから一部変更があるようです。

三部も承太郎とディオ以外は変更になっていたのであるとは思っていました、
元々ASBは豪華声優陣を揃えていてあのままで一本のアニメを作るのはスケジュール的に不可能です。
もし4部をカット無しでアニメ化するのなら4クール以上になるので。

それで今回発表されたのが味方側のメインキャラで、

・東方仗助 羽多野渉→小野友樹
・広瀬康一 朴璐美→梶裕貴
・虹村億泰 高木渉
・岸辺露伴 神谷浩史→櫻井孝宏
・空条承太郎 小野大輔

露伴と康一は違う気がしていたので良い采配、
露伴役の櫻井孝宏は演技幅広いしキザな役は合うと思います、
しかし康一役が梶裕貴になったのが微妙です、梶裕貴は好きな声優さんで悪くはないですが、
梶裕貴はジョニィをしていてピッタリだっただけにそこも変わってくる事になります。

そしてASB内でも声のはまっていたキャラだった億泰と仗助、
億泰は続投ですが、まさかまさかの仗助が変更されてしまいました。

羽多野渉の仗助は完璧だっただけにショック。

小野友樹と言えばが思い浮かばなかったので調べてみたら、
僕の見たアニメで言うと、はたらく魔王さま!の芦屋、野崎くんの堀部長などが居ました、
確かに声質とか演技的に仗助は合うかもしれない・・・。

見ていたらなれる範囲かもしれませんが、問題はドララララッシュが言えるかどうかが問題です。
ジョジョの主人公をするということはラッシュが言えるかが重要です。

三部の時にASBの声を元にオーデションをしていると言っていて、
実際三部で変更の有ったキャラも良かったので安心しても良いのかもしれませんが、
羽多野仗助、高木億泰をアニメで見たかったなー。

それでも一番好きな4部がアニメ化されるのが現実味が出てきて良い感じです、
早く声付きのPVがみたいです。

スタッフは一部から携わっているメンバーなので問題なしです。

そして!放送日は来年4月!グレートですよ・・・こいつぁ・・・。

POV映画。

2015-11-17 18:20:46 | 感想
恒久的に毎月劇場、レンタル問わず映画を見てますが、
最近はPOV方式映画を中心に見てます。

POVとは、ポイントオブビューというカメラワークの一種で、
主観ショット、つまり自分が見ている視界の様なカメラワークの事です。

これの利点は、簡単に臨場感のある画面になることで、
これを最大に活かせるのがホラー、ミステリー、パニックといった、
ストーリーよりも雰囲気をメインに据えるジャンルです。

僕がこの方式で初めて注目したのは、パラノーマルアクティビティで、
現在本編4作に外伝1作、異伝1作出てます。

この方式のもう一つの利点が制作費を抑えて雰囲気を出せるという所で、
特にホラーはその制作費をかけないがための、
霊やモンスターの不登場による不安感が更に恐怖感を煽ります。

そしてもう一つPOV方式と相性が良いのが、

”モキュメンタリー”と言われる演出方法です。

モック(真似た)+ドキュメンタリーの造語で、
ノンフィクションという体で物語が展開していく演出方法で、
POVと共にリアリティを追求した演出方法になります。

この”POV””モキュメンタリー”という括りでいくつか映画を見たわけですが、
とりあえずパラノーマルアクティビティ 呪いの印の感想は、もうこのシリーズは駄目かもという事でした。

今回は外伝的な話で本編のストーリーに関わっていないし、
カメラも固定からハンディカメラになるし家の中より外のが多いし、
パラノーマルは一応毎回1つはPOV演出で、お!?と思わせるものが有りましたが今作に至っては1つも有りませんでした。

先月シリーズ最終作が米で公開されたらしく、全作品見ているので一応レンタルが出たら見ようと思いますが特に期待はしてません。

ホラー物の恐怖度の基準として視聴後暗闇が怖くなるかという自分指標があるのですが、今作はありませんでした。

・ディアトロフ インシデント

ディアトロフ峠事件という実際に有った怪事件を調査するという話で、
中盤までに振りまかれた伏線を回収していくのと、最終的なオチは良かったのですが、
途中でオチが読めてしまうのと、正体不明の何かが出すぎな感がありました。

そこまではディアトロフ峠で何かあったのかというのを陰謀説に繋げて、
上手いこと奇妙な感じが出てましたが、モンスターが出てきてからは少し冷めました。

作中での伏線回収はありますが、実際の事件に対する所は結局何故そうなったのかについては触れてません。

POVの利点はハンディカメラ視点によるリアリティですが、
此の弊害としてどんな状況でもカメラを手放さないキャラクターが必要で、
大体自己中で嫌悪感を抱くキャラクターになりがちです。

パラノーマルのミケしかり、ブレアウィッチのヘザーしかり。


・ブレアウィッチ・プロジェクト

POV方式のパイオニアであり、これが流行ったからこそ1つのジャンルとして確立されるに至ったと言っても過言ではない。

といっても作品だけではなくその売り方でも話題になったらしく、
行方不明になった学生の遺族がそれを題材に小説を出したり、
遺品であるビデオの映像を使って映画を作って欲しいと依頼したり、
実際にあった出来事としてマーケティングされていた事から注目されていたらしいですが、
日本では普通に宣伝されていただけなのであまり話題にならなかったみたいです、

そんなブレアウィッチは、魔女伝説のある森に学生3人が調査に行くという話で、
作中の殆どは森の中を彷徨う話で、夜に奇声やテントの周りに謎の創作物が置いてあったりするだけという、
直接的な行動や、何かが出てくるという事はなく、

遭難している事と、不可解なことが起こっている事へのストレスからくる人間同士のいざこざがメインになってます。

一応序盤と終盤にネタの繋がりがあれど、話の根幹である魔女は居たのかという事に対しては言及がありません。
謎が謎のまま終わる作品です。

そしてPOV、モキュメンタリーをテーマにした邦画がノロイです。

・ノロイ

POVやモキュメンタリーは直接的ではなく間接的な恐怖感であり、
間接的な恐怖感と言えばJホラーの得意分野だと思っています。

なのでこれを邦画でやれば相性ばっちりなんじゃないかなと思っていた所に見つけた今作。

内容は、主人公である番組プロデューサーが複数の怪奇現象の調査をしている内に段々と1つの真理に近づいてくという構成で、
番組プロデューサーが主人公なだかって、クオリティの高いニュースやバラエティのシーンがあったりするなど、
色んな視点からリアリティを追求している作りになっていて、
最初は断片的に色々な怪奇現象を演出という感じだったんですが、それが1つの呪いが元になっていて、ある村で行われていた儀式が原因だったという集約の仕方は結構良かったです。

ただその構成、演出の恐怖感を払拭するぐらいの要因があって、正直あまり恐怖感がありませんでした。

というのが登場人物たちの濃さです。
特にノロイを振りまく原因になった女性と、異常者扱いながらに怪奇現象を感じ取れる男性が強烈。
ある意味、精神異常者としてリアルなのかもしれませんが、これがやり過ぎな感じがして逆に入り込めませんでした。

で調べてみたら、此の監督、白石晃士という人でコワすぎ!シリーズの監督なんですよね、それで納得しました。

・コワすぎ!シリーズ

そういえばこれもモキュメンタリー物でした。

しかし僕的にこれはホラーというより、ホラーテイストのコメディなので恐怖感は皆無です。

自主映画制作会社の3人がメインキャラで、その会社宛てに来た怪奇現象を映像に残して解明していくというのが毎回の流れで、
これが劇場版も含め9作品になる長編シリーズです。

この作品は、こっくりさんや口裂け女など日本で良く知られる怪奇現象の解明をちゃんと?映像作品として編集してあるあるのですが、
登場キャラが強烈でその恐怖演出など微塵も意味をなしてません。

それが工藤というディレクターで、こいつが老若男女関係なく暴力を振るう血気盛んな奴で、
それは霊的なものに対しても変わりません、こっくりさん相手に鉄バット振り回して啖呵切ったりします。

それまでの怪奇現象討伐?で手に入れたアイテムがその後の作品で有効打になったりと繋がりもあって面白い作品です。

因みに、同監督作品のオカルトとコワすぎ劇場版は話が繋がっているので3作品見てみると魅力が上がるかもしれません。

・RECシリーズ
閉じ込められたアパートで段々とおかしくなっていく住人達、最後に逃げ込んだのは空き室のはずの最上階で見たものとはとこんな感じです。

1と2は続いていてどちらも同じアパートが舞台ですが、
1は消防隊とアナウンサーと言う事で大体逃げ回りますが、
3は一風変わって、バッサバッサと切り倒していきます。
しかもクローズドサークルというには広いし、POVですらなくなっています。

新郎が鎧とメイスに武装した時に、?となり、
新婦がチェンソー持ち出してウェディングドレスを真っ赤に染めた時、
やりたいことが変わったんだなと思いました。

スパニッシュホラーネタに走る。

ハリウッド版も見ましたが大体の流れは一緒でしたが、続編は派生しているようです。

4とハリウッド版2は見てないので何ともいえません。

・ブレイブエンカウンターズ
番組クルーが廃精神病院に閉じ込められ、迷ったり襲われたりする。

エンカウンターズと言うだけあって異形の者によく出くわします。

僕的にホラー物は間接的恐怖こそ至高と思っていて、
出てきて驚かすのはそれは怖いわという感じです、
日本で言うと呪怨がそれに当たりますが、
異形でも何度も見れば流石に慣れるし、
窓とかを背にした時に襲ってきて、別の部屋まで逃げてドア閉め。
というのがパターン化してしまっているのが微妙でした。

これまた1で謎だったものが2では直接的にコンタクトしてきて最終的には会話までしてカメラまでまわします。

恐怖以外で接触しすぎで2は微妙でした。

ここからホラーではないPOV。

・クロニクル
一般人が超能力を身につけたらというのがテーマの今作。

普通は敵が出てきて街のピンチを救ってヒーローになる所ですが、
今作は敵は出てきてません、
敢えて言うなら主人公にストレスを与える者達でしょうか、
主人公は鬱屈した人生を歩んでおり超能力を得たことにより段々と凶暴になっていきます。

私利私欲に超能力を使い自滅していく、人間的な表現が一貫されており、オチも中々良いものでした。

・トロールハンター
旅の途中トロールハンターと出会い国が隠蔽するトロールの存在を証明するドキュメンタリーをとるために同行するという話。

ノルウェーが舞台で、トロールをハントする為に探し回るので自ずと景色カットが多くなり、
ロードムービーの面も持っています。

トロールの生態についてや種類も何体か居て、
CGレベルも悪くなく楽しめました。

・ザ ベイ
港町で起きた謎の怪死、それは欲望の産物が原因であった。

環境汚染をテーマにそれによって突然変異した寄生虫が人を襲い、初期症状が発疹などのアレルギー症状、
政治的理由で一般人が被害を被るなど、
リアリティのある展開で気持ち悪い内容でした。

興味本位で近づいた人達の自業自得ではなく、
何も知らない一般人が被害者というのも気持ち悪かった一つです。

最後はあっさりしてましたが、それまでのプロセスが気持ち悪く悲惨でした。


と、ざっくりPOV物の作品の感想を述べました。

全体に言えることは1は面白いですが、2になると途端にクオリティがさがる傾向にあります。

と言うのも、

空気を読めないカメラ役、やたら行動的な奴、クローズドサークル、正体不明の何か、陰謀論か儀式要素、

この辺りがPOV物の王道だと思われますが、

特に怖さを醸し出している、正体不明の何かについて、
理由がつけられるようになっているからだと思います。

続編な以上何か進展が無いといけないわけで、
元々ストーリー性のうすいPOV物に進展を持たせるなら、
正体不明の何かにスポットを当てざる負えなくなる。

また怖さの演出がシリーズでかぶるので一辺倒になりがち。

そういう意味では、パラノーマル・アクティビティは、
なぜそうなったかの原因究明と、毎回の恐怖演出に特徴を出している点は中々良いです。

続編で一番の駄作はブレアウィッチで、
REC3は方向性は変わりましたが、
普通のモンスターパニック物になったというだけでつまらなくはなかったです。

POV物の魅力は主観視点でとれだけ入り込むかだと思います。

自分がその状況になったらどうするかと考えながら見ると面白いです、
だからこそカメラを取り続けたり、やたら行動的な奴にイラッとするんですが。

今回連続でPOV物を見てそのすべてが暗い内容で、
更に大半が悪魔か悪霊の出てくるという、
気分の落ちる内容ばかりだったからか風邪を引いてしまったので今度はテンションの上がるもので行こうと思います。

カガミガミ打ち切り。

2015-11-16 18:38:05 | 日常
遂にカガミガミが打ち切りになりました。

あの内容では予定調和で、寧ろ全五巻なら続いた方かと思います、
序盤の展開の遅さはある程度連載が約束されているのかと希望的観測をしていたんですがそんな事はなかったようです。

結局、探偵やったり、学校行ったり、テーマがブレブレで何がしたいのかわからない内容で、
2つ連載作品があったとは思えないチープさでした。

これの問題なのがサイレンから五年空いて、読み切りも挟んでいたにも関わらずのクオリティだったという所。

後は、巻末コメントに、また何処かでと言っているあたり少年ジャンプとの契約は終わりなのかもしれません、
一応バクマン情報なら連載作者は1年は契約があるらしいですが、今の岩代では1年の間にアイディアを練るのは無理そう。

作者本人の書きたいものに寄りますが、ヤングジャンプとか青年誌に行ってダークなキャラクター性を推したほうが良いと思います。