・赤髪の白雪姫
主要キャラがブレず性格の良いキャラばかりで見やすい内容でした。
ゼンと白雪の決着が付いて良かったです。
全体的に動きが良くて、安斎 剛文や篠原俊哉等など何気に良いスタッフがそろっていて、
ちょっとした仕草にも細かさが感じれて面白かったです。
分割2クールなので二期も期待です。
・がっこうぐらし!
構成勝ちの作品で、終盤までホラー部分を小出しにしてからの怒涛のホラー要素かと思ったらご都合主義閉幕。
最終的に微妙な締めで、何故ゾンビが発生したのかとか学校の設備の豊富さ、他がどうなっているのかとか、
気になっている部分が全て謎のまま終わって、終盤強まったホラー要素も犠牲者が太郎丸だけ。
仮にゾンビの発生が細菌兵器で学校の設備が自給自足出来る校風というあの説明で済ませているとしてた弱い。
結局、萌えにホラーを足したただの日常系の域を出ませんでしたが、僕としては確信が持ててよかった作品です。
というのは最近はJホラー少なくて、ホラー物が弱いです。
そこでアニメでホラー物が出来ないかとずっと考えていたので、
ミステリー要素を入れてなら1クールの尺で出来そうだなと思いました。
・六花の勇者
普通にファンタジー物と思ったらいきなり魔王の手前まで来て展開早いな―と思っていたら、
6人のはずの勇者が7人いて偽物を探すミステリーが本編という異質な作品でした。
話の殆どを犯人探しに使っていて場面も森か神殿しかなかったですが、
ミステリー部分でちゃんと毎回推理するし、何より主人公のブレなさが見ていて面白かったです。
誰が犯人なのかを話の中でのヒントで推理するというより、
誰が犯人なら面白くなるかな―と作者視点で考えてたらその通りになりましたが、
少し残念なのがそれまでのヒントでわかるものでなく、
後から出てきた結界の再発動の仕方の石版がキーアイテムというのが残念でした。
それでも各話の引きは今期中でも一番気になる終わり方をしていたので、
これも構成が上手いと思った作品です。
一段落したらまた七人目が出てきて、しかも姫様と同じ場所に紋章があるというのは良いのですが、
何故あんなケバいデザインにしたのか。
人の言葉を喋る凶魔など凶魔サイドの話が殆ど無かったので2クールでも良かったのですが、
円盤の売上を見るに二期は絶望的です。