日々、感謝。

日々の何気ないことを、つらつらと綴っております。

12月30日(金)のつぶやき

2011-12-31 01:13:13 | 日常
09:22 from Seesmic
昨日の大雨で荷物に壊滅的被害。完全防備だったのにその上をいかれた、、、。今日も朝から天気が悪いのでコインランドリーで乾かしつつ様子を見ます。
12:08 from Seesmic
コインランドリーで乾かして、公園に戻ってきました。小雨がずっと降っている嫌な天気です。降るならふるのだ!すいません、冗談です。止んでください。
14:07 from Seesmic
曇天ですが少し進みます、64日目!走行距離 29207.1km
16:32 from Seesmic
やはり雨が降り出しました。時間的に丁度いいので今日は公園で休みます。明日は那覇に行きたいけど天気大丈夫かなぁ。
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12月29日(木)のつぶやき

2011-12-30 01:13:18 | 日常
07:21 from Seesmic
朝飯中、開館に合わせて行って1日居る予定!六十三日目!走行距離 29155.3km
16:39 from Seesmic
季節のせいで殆ど動物を見ていなかったから今日は堪能さしてもらいました!ジンベイザメは海遊館でも見たけどコンセプトが違うと見え方も違って新たな感動がありました。
by taka_s62 on Twitter

12月28日(水)のつぶやき

2011-12-29 01:13:10 | 日常
08:14 from Seesmic
今日は下準備、拠点を探します!六十二日目!走行距離. 29065.1km
17:47 from Seesmic
余裕有りそうだからゆっくりしてたら結局余裕なくなるいつものパターン。なんとか日没までに寝床を発見出来たのでギリギリセーフ!今日も1日堪能した、明日は1日あの水族館です!楽しみすぎる!!
by taka_s62 on Twitter

12月27日(火)のつぶやき

2011-12-28 01:13:42 | 日常
06:03 from Seesmic
沖縄行きの船に乗船。延22日になった鹿児島県とお別れです。屋久島での事や長く居た事もあって出会いが多く楽しい県になりました。惜しむらくは天候が不安定だったのと生き物を殆ど見なかったことです、主に海。地元の人の話で初秋が良いらしいのでその辺りにまた来ます!ありがとうございました!
06:35 from Seesmic
ヤバイ海がシケって凄く揺れる、これはヤバイ、、、。
12:05 from gooBlog production
西日本旅 中国・広島編 三十一日目。 http://t.co/ATfs2oSc
17:37 from Seesmic
十二時間の航路の末、沖縄本島上陸!!ここまで来たんだなぁ感慨深くなります。そして!リミッターを解除する!どうゆうことかというと今まで入館料のかかる所は極力避けていたんですがもう辞めます行きたい所に行きます、最後だし。と言うことで!沖縄旅スタートです!!
17:42 from Seesmic
沖縄初日の気候は良好!六十一日目!走行距離 29042.8km
18:28 from Seesmic
今日は公園で野宿!多分この気候ならテントいらないだろう。
by taka_s62 on Twitter

西日本旅 中国・広島編 三十二日目。

2011-12-27 12:05:17 | 西日本旅2 四国~
11月28日(月)

大久野島にて起床。

一周四キロほどの小さな無人島なので荷物を片付けて置いて歩きます。

無人島といっても休暇村があるので施設内には人が居ますが、それ以外は誰も居なかったです、
居たら恐いです。

歩き始めると早速奴等が目を光らせます。

奴等とは、うさぎの事で大久野島は、うさぎ島として有名なのです。
このうさぎがめちゃめちゃいる、島中で百は軽く上回るぐらい見たので、
うさぎ好きには堪らない島でしょう。

こいつらが人慣れしていて凄く現金な奴等で、
人を見つけると森の中からでも、離れた所からでも何処からでも寄ってきます。

うさぎ目的の人は、藁を買ってきてあげるらしいのですが、
僕は違うので餌をくれないのがわかるとそっぽを向いて走り去ります。

時計回りに船着場からキャンプ場を抜け灯台に登り休暇村を通って
テニス場を脇を通り、やっと目的の一つを発見、

それが、毒ガス貯蔵庫跡です。

何故こんなものがあるかと言うと、

大久野島は戦時中に毒ガス製造工場として機能していたからです。

毒ガス工場が出来る前は普通の島だったのが国営の工場が出来たと当時の島民は喜び
何を作っているか分からずに働いてたそうです。

そして軍の重要拠点として島は地図から消されました。

敗戦後、アメリカにより毒ガス関連のものは、火炎放射器で焼くか海に沈め処理しましたが、建物だけは残して今に至るようです。

それが毒ガス島とも呼ばれる所以です。

なので今でも島全体で各所にその痕跡を見ることが出来ます。

※写真は帰宅後載せます。

貯蔵タンク跡は壁が黒くなっていて火炎放射器で焼いたススらしいです。

そこから少し進むと火薬庫があります。

火薬庫は防空壕みたいに土中に隠れるようになっている穴蔵という感じ、
中は光が届かず暗くなっているので恐いです。

次は北部砲台跡を見ます。

北部砲台跡までの道が、岩肌を切り抜いて作った感じで、
当時はココを兵隊が走ったりしてたんだろうなと思いながら歩きました。

北部砲台跡から登り中部砲台跡に行きます。

頂上の中部砲台は50メートル程の兵舎があって、
中は火薬庫と同じ様な作りでした。

それから頂上に登り別の道を下りて発電所跡へ。

発電所跡は当時の島の電力を補うと共に毒の生成工場でもありました。

今は廃墟となっていますが、その大きさから圧巻です。

島を一周したので、毒ガス資料館を見に行きます。

毒ガス資料館は、毒ガス工場建設前から敗戦による毒ガス工場廃止までの年表と、
当時のガスマスクや薬の製造方法等を展示してあります。

そして、相当えぐいです。

特に毒ガスを浴びた人や工場で働いていた人の後遺症の写真は、
注意書きをしておかないと子どもはトラウマになると思います。

戦争を考えると言うより、えぐさが先行して集中出来ませんでした。

資料館を出て研究所跡、南部砲台跡と見て港に戻り大久野島を出ます。

忠海に戻り原付に乗って進み、途中竹原の町並みを見る為に道の駅に寄ってみると。

『た・ま・ゆ・ら』

(・・・うん、もう驚かない!へぇ、たまゆらの舞台なのか)

大きなたまゆらの垂れ幕が掛かってました。

竹原は江戸時代に商人の町として栄え、今でも保存区域として当時の面影を残す場所です。

白塗りの土壁や瓦屋根、土間や吹き抜けの天井などに色のくすぶりを見て時代を感じて次に行きます。

適当に進み、日が暮れてきたので安登の周辺で寝床を探します。

駅に行ってみると、周辺地図で手頃な場所を探していると、
隣の看板に"日本一短い県道です!"と書いてありました。

何と駅から国道に出る県道が日本最短の10mらしいですが、
横断歩道が通っているので実際にはほぼ駅前ロータリーから国道に見えます。

偶然の発見に喜びつつめぼしい場所があったので行ってみるも山中の公園なので中々見つからず日も暮れて辺りは真っ暗になり山の中を闇雲に探すのは危ないと判断して安登駅に戻りました。

幸い安登駅は無人駅なのでここで寝ることにしました。

ここで無人駅での野宿の暗黙のルール。

終電まで寝転がらない。

始発までに出る。

安登駅の終電は23時台始発は5時台。

(結構遅くまで運行してるんだな)

僕の今の就寝時間は、20時ー21時~5時ー6時なので朝は良いけど夜が辛い。

とりあえず椅子に座る格好で寝ながら、うつらうつらとして、
終電と同時に寝ました。

無人駅と侮っていたんですが結構利用者が多く遠く離れたこんな場所でも皆生きてるんだなぁと思いながら落ちて行きました。



12月25日(日)のつぶやき

2011-12-26 01:13:46 | 日常
09:37 from Seesmic
綺麗な風景をお届け、五十九日目開始!走行距離 28811.5km http://t.co/6SYrjMB1
13:46 from Seesmic
天気が不安定で風が強い! http://t.co/8Cv0tXtv
13:49 from Seesmic (Re: @N003_
@N003_敢えてハードモードですもんね。
17:27 from Seesmic (Re: @N003_
@N003_ 一周目からアンノウンとはやりますな、、、。あ、誕生日おめでとう!
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12月22日(木)のつぶやき

2011-12-23 01:13:45 | 日常
07:20 from gooBlog production
西日本旅 中国・広島編 三十一日目。 http://t.co/y58yyVrd
14:12 from Seesmic
もう旅も中盤なので残りの日程を固めようと色々調べていたら中盤ではなく終盤になりました。気候や資金の折り合いから行く予定の範囲が半減したことが原因です。設けた三つの目的は成せそうなので良しとし、沖縄本島をゴールとして来年上旬に帰ります!
by taka_s62 on Twitter

西日本旅 中国・広島編 三十一日目。

2011-12-22 07:18:15 | 西日本旅2 四国~
11月27日(日)

朝、各々に朝ごはんの用意をしながら寝床の片付けをします。

僕が片付けを終え、スパが出来上がった頃、ガンちゃんはリュックから荷物を全て出していました。

全部出さないと纏まらないんだよーまだ掛かるから先に食べていいよということで、
先に頂き、食器の片付けをして荷物を纏めて行く準備が整いました。

ガンちゃんは未だに纏め中。

毎日1時間半から2時間かかるんだそうだ。

片付けを見ながら、これは何ですか?とか気になる物を聞いたりしながら
纏まっていくのを見守り、やっとガンちゃんも朝ごはん。

ガンちゃんの朝ごはんは食パンにマヨネーズをかけて挟むマヨサンドでした。

「それで足りるんですか?」

「うん、足らなければ、もっと食うけど」


ついでなので歯磨きしたりヒゲ剃ったりしてる間に、ガンちゃん昨日買った6枚入り平らげてました。

お互い準備が整い、今日はガンちゃんも尾道を出る予定なので荷物を持っていきます。

大きなリュックを、うおー!と叫びながら背負い出発です。

今日は昨日行けなかった浄土寺奥の院を目指す道すがら町並みを見て歩く行程。

千光寺を見て、猫の細道という猫のオブジェが所々に有る道を通り、
お寺を巡りながら浄土寺に到着。

境内に入るとみっつぐらいの子どもが鳩に餌をあげていたんですが、

よく見るとあげて無いぞ!子どもの持っている餌袋めがけてハトが襲っている!

その傍にいるお父さんの肩に鳩が乗っているのに、全く気にしていないし。

なんだこの図面白い!とガンちゃんの方を向くと、
トイレに向かってました。

待つこと数分、いやーお待たせ行こうかと奥の院を目指します。

浄土寺は町中にあるのですが奥の院は山の上にあるので、ここからが本番。

人気のないところにリュックを置いて、
雑談をしながら登っていきます。

道は特に傾斜もなく状態も悪くないのでハイキング感覚で行けました。

所々拓けている場所で景色を眺めながら登り到着!

ガンちゃん曰く少し靄がかってて見えづらいらしいですが、
充分綺麗でした!

昨日登った高見山も見えました。

後はのんびり景色を見ながら、
これから行く屋久島の事や旅の秘訣、出来事等を教えてもらって、
これ以上居ると、また一泊しないといけなくなるねーという事で下山し
リュックを回収、原付の所まで行く途中、

お腹空きませんか?と最後に飛龍に行きたいと思い言ってみると、

うーん食パン食べたしなぁとしぶっていたのでその話はそこまでにして、
原付に着き荷物を原付仕様にして出発の準備が整うと、

開いてたら行こうか、もしかしたら夕方からしか開いてないかもしれないから
というガンちゃんの誘いで昼ごはんを一緒に食べに行きます。

飛龍に行ってみるとちゃんと開いてました。

ガラッと扉を開ける、ご夫婦の食事中。

どうぞーと促され、食事中すいませんと席に座り、
なれてるから大丈夫よーと言うことでした。

今回は、唐揚げ定食(700円)を注文。

しかし出てきたのが炒飯で、ん?と思い

あの・・唐揚げ定食・・・と言うと

え!?ラーメン定食って聞こえたわ二人(夫婦)で間違えてたねーごめんなさーい。

ま、まぁ!ラーメン定食と悩んでたので大丈夫です!

急遽ラーメン定食をいただくことになりましたが、
出てきたラーメンがチャーシュー多めになってましたうまうま。

そして、ガンちゃんとの別れ。

またどこかで会いましょう!と握手をして別れました。

昨日の歩きで足に豆が出来ながら歩き続けて久しぶりの原付は楽でした、
でも歩き旅もありだなぁと思ったりしました。

世捨て人ガンちゃん、またどこかで会えると良いです。

さて!一人に戻った僕は海岸線を走り尾道とは別のフェリー乗り場に向かいます!

ひたすら走り、忠海フェリー乗り場に到着!

受付の人に聞くと時間があるようなので、
近くのスーパーに食料を買いに行くと、

マヨネーズ500グラム 208円(5点以上お買上げに限り)

これって5点以上買わないとこの値段じゃないですか?と店員さんに聞くと、
昨日の売り出しだけど単品でいいですよ。

ホントですか!?ありがとうございます!

田舎は柔軟な商売が良いです!

フェリー乗り場に戻って券を買って待ちます。

小型高速船に乗り込み、揺られる事10分、島到着!


そこは"大久野島"。

知っている人は知っているこの島は、戦時中、地図から消された島として有名です。

島についたのが夕方だったので、そういうのは後にして、
先ず寝床を探そうと島に上陸すると、奴等の来襲を受けました!

クレークレーと奴らは執拗に僕を追いかけてきます。

何も持ってないことを示唆しながらなんとかその場を離れますが、
行く先でも、あちらこちらで奴らの視線が僕を刺します。

気を許せばすぐにでも集団で襲ってくるでしょう。

何とか手頃な場所を見つけて、寝床を確保しご飯を済ませ、
辺りの確認のために少し歩き、

今日は早々にテントに篭り寝ることにしました。

12月21日(水)のつぶやき

2011-12-22 01:13:05 | 日常
10:25 from Seesmic
何やら不穏な感じがする、五十五日目!走行距離 28628.4km
11:40 from Seesmic
不穏の理由が分かりました。朝に蟻屋の方から電話があって今忙しいから帰ってきたらウチに戻って来やんかって話で、今後の話をして断ったのですが。助けを求められたのを断ってまで何してるだろと少しブレてしまったがためでした。軽い気持ちで旅をしている訳でないのに揺らぐ。堅くなな精神が欲しい。
15:58 from gooBlog production
西日本旅 中国・広島編 三十日目。 http://t.co/PoP9ZJNb
by taka_s62 on Twitter

西日本旅 中国・広島編 三十日目。

2011-12-21 15:57:54 | 西日本旅2 四国~
11月26日(土)

トイレの軒下にて目覚めた僕は早々に片付けをして出発しました。

朝日が登り明るくなっていく町を原付を置く場所を探しながら走ります。

しかし、尾道の町並は家や建物が敷き詰まり建っているので中々見つからない。

途中トイレに行こうとローソンに寄ると、

(けいおんフェア、またやってるのか景品は、、、!?)


なんとクリアファイル。

丁度、パンフレットやレシートを纏めて入れておくためのクリアファイルが欲しいと思っていたので、


実用的観点から必要経費として手に入れないといけない。


と言うことで対象商品を確認しました。

けいおんフェアは対象商品を二つ買うと一枚景品が貰えると言うもので、
前回の団扇は100円タブレット二つだったので今回もそうしようと探すと、
タブレット210円。

420円でクリアファイルを手にいれました。

柄はもちろんりっちゃん!

それと店員さんがこれもどうぞと、前回の団扇の澪をくれました。

(店員さん分かってて澪なのか?それなら律×紬のが)
ありがとうございますと戴きました。

さて引き続き原付の置き場を探しますが、見当たらず尾道駅前の駐輪場に置くことにしました。

そして、尾道散策開始!

尾道の街並みは海と山に挟まれた山肌にあるので急な坂と、
そこにひしめき合う家々が織りなす路地や路地裏が魅力です。

さっそく尾道駅から、すぐの踏切を渡り坂を登り頂上を目指します。

登り始めればもう尾道の町並みになります。

階段と幅の狭いみちに車は通れず原付がやっとなので、
ゆっくりと堪能しながら行きます。

そして途中に、尾道に来てからずっと上の方に窺えていたお城に来ました。

尾道の下で寝床や駐車場所に奔走している時ずっと見えていたこのお城、
やっと近くまで来たぞと正面に回ると、

なんと門が閉まっている。

それも本日休みとかでなく蔦が巻き付き錆びている
これは数日の休みじゃないぜ、いややってないよね。

完全に潰れていました。

中を窺って見た感じ、おそらく以前は城の中から尾道の展望が出来た事でしょう。

がっくりしつつ探訪続行です。

すると、

(!?良さ気な東屋発見!)

トイレが併設され、すごく広いです、
お姉さんが言っていたのはココの事だったのかなと思いつつ更に登っていくと、
上の方に普通サイズの東屋がありました。

(あれ?あれって)

そのまま登っていき、東屋のある広場に出て、

(やっぱり、そうっぽいなぁ)と東屋に行き、

「ここで野宿したんですか?」と訊ねると、

はいそうですよーと荷物をまとめながら顔を上げて、
僕の風体を見て、おや?あなたも?となり少しお話をしました。

お互い経緯を教えあった頃、
良ければアノ山に登りに行きませんか!?と尾道の向かい側の向島を指さしています。

「昨日浄土寺奥の院から見た景色が綺麗だったので、
向こうから見たらまたいい景色が見れるのでは思って今日行こうと思っていたんですよ!」


僕は、元々気ままな旅で予定は無いようなものなので行きましょうか!と答え
通称がんちゃんに同行することになりました。
 
がんちゃんは、旅歴5年のベテランヒッチハイカーで、
昨日尾道に着いて町並みを散策して、今日は向島から尾道の町並みを眺める予定だったそうです。

もう少し待って下さいねーと荷物を片付けを再開するガンちゃん。

そのリュックがデカイしパンパン。

もうだいたい片付けていて紐を絞める段階だったので
中身は分かりませんがとにかくデカイ。

50㍑のリュックに更にバンドと紐で周りに付けてリュックの原型を成していません、
背負えるナニかです。

全てが入ってるからねーと本人談。

さて、行こうか。と遍路で使っていた金剛杖と日常で使うような小さなリュックを背負いながら言うガンちゃん。

大丈夫ですかと問うと、こんな重くて汚いの誰も持ってかないよ、今までも大丈夫だったし
とあっけらかんと歩いていく。

内心、確かにと思いながら後を追います。

「尾道の町並みを見るって言ってたけど特定の場所はないんだよね?」


「そうですね、適当に見て歩こうと思ってました」

じゃあ有名所だけでいいかぁと千光寺を見て下ります。

途中、猫発見!

そう尾道の町並みのもうひとつの魅力、猫がたくさん。

※写真は帰ってから貼ります、かしこ。

人慣れしているネコに癒されながら階段を降りていくと線路に出ました。

(あれ!?はや!最短ルートやん!)

まぁ今日の目的は山登りだしねと思いながら、渡船場に向かいます。

渡船場に着くと人が一杯居て、
船が一般の交通機関として機能しているのが凄いなぁと感心しながら乗船。

五分程で到着。

船が早いのではなく距離が短いんです、百メートルぐらいの幅で、川って言われても信じる感じです。

向島に着き、このまま歩いていけば観光センターがあったはずだからそこで登山道を聞こう
と言うことでした。

そこは正確には市民センターで、地元の人も知ってるでしょと中に入って関係者っぽいお姉さんに聞くとよく分からないらしい、
すると椅子に座っていたおじさんが登山道はあそこしかないよと教えてくれて、
更にガンちゃんが経緯を話すと、また別のおじさんも入って、
世間話をし始めて、僕は傍で、

凄いなぁと感心してました。

と言うことで、ガンちゃんが下調べしていた登山道しかないらしくソコに向かうことにしました。

途中も歩きながら旅の秘訣や経験談を聞きながら進み、
高見山の看板を曲がり上り坂になってくると、
ガンちゃんがおじさん疲れたわ車来たらヒッチハイクしてみよと言い始めました。

「軽いですね!?こんな普通の道で捕まります?」

「だって登山道まであとどれだけしか解らないしねー、
この先は山しか無いから高見山の方に行く可能性が高いから乗せてくれる可能性も高いよ」


と言いながら歩いていると早速後ろから車の走ってくる音が聞こえたので、
ガンちゃんが後ろを向いて手をブンブン振ると運転手は何だろう?とコッチを見ながら通り過ぎて行きました。

ダメだったか、おじさん一人が一番乗せてくれる確率が高いんだけどなーと、
また歩き始めてすぐまた車が、
すかさず二人でブンブン振ると、

おじさんが何だろう?とコッチを見ながら、

今度は停まってくれた!

すかさずガンちゃんが交渉に入る。

あまり好感触じゃない感じだったので無理かなと思っていると、

「~なので高見山に行くなら登山道の方まで乗せてもらいたいんですが」


「・・・あー、良いよ。」


(!?え!?良いの!?)

「高見山の方には行かないから分かれ道までだけど」


ありがたいです、失礼しますと後部座席に乗り込む二人。

そして初ヒッチハイク!

いや~僕は東京でこの子は三重から来てるので地理に疎くてーとガンちゃんが世間話を始め、俺も大阪から来てるからあまり詳しくないけどと運転手さん。

そうなんですかー!と盛り上がりかけた頃、
着いたよと車が停まりました。

ありがとうございました!とお礼を言って車は去って行きました。

「・・・これ二三百しか進んでなくない?」


「・・・そうですねー」

「これだったら歩いても変わらないじゃん!」


ヒッチハイク初めてだったので良い体験でしたよ!とフォローしながら登ります。

どこかで登山道に出るだろうと道路を歩いていき結局頂上に着いてしまい、
二人で、あれー?とか思いながらもう少し上にある展望台を目指します。

どうやら昔は栄えていたようで、
今はもう錆びて壊れているゴンドラが展望台まで延びていました。

「昔はそれだけ人が来てたんですかね」

「そうだねー」


「あそこなんて木がゴンドラに当たってますよ!どれぐらい前なんだろ」

うーんと二人で考えながら登っていくと、ここでやっと山道に逸れる道を見つけてそちらに行きます。

少し登ると、ゴンドラの駅がありました。

もうボロボロで管理されている気配はありません。

こういうの興味ない?と駅を見に行くガンちゃん、
興味あります!と後ろをついて行きます。

崩れないか確認しながら中に入ると駅の為に拓けてあるので良い景色でした。

綺麗ですねー隠れ名所じゃないですか?

そうだねー。

なんて話しながら駅を後にして、展望台到着!
早速、尾道の方を見ると!


「・・・見えないですね」

「・・・見えないね」


何とN○Kの電波塔が邪魔で尾道の方が見えない。

「なんかごめんね」


「いやいや!来たことに意味がありますから!」
と尾道の方は諦めて因島方面の景色を眺めていました。

適当に雑談したり景色を眺めたりして高見山を下りることにしました。

行き通った同じ道を下りて行くと散歩のおじさんが登ってきたので、
他に下りる道があるかガンちゃんが訊ねると、
洋ランセンターの方に行く道があるから案内するよ。とまた登ることになりました。

尾道の景色を見に来たのに展望台から見えなかったと言う話をすると、
尾道ならここから見えますよ。と道路のカーブを指差すおじさん。

見に行ってみると良く見えました。

こっちのが良く見えるけどやっぱり遠いねーとガンちゃん。

そうなんです、電波塔の脇からのぞき込んで少し見た時見えるけど遠くて小さ過ぎない?って話てたんです。

結論、遠くまで来すぎた。

気を取り直して、おじさんの案内で登山道に向かいます。

道中、おじさんと世間話。

向島出身の方で、転勤族で各地を転々としていたそうで、
北海道でもう転勤は無いと思い家を買ったら、向島に戻って来るように言われ、
単身赴任で北海道から来ているという人でした。

人生思い通りにはいかんよと笑いながら言うおじさんを見て、
笑えるなら其れも面白いなと思いました。

やっぱり人生は楽しんだ者勝ちだ。

やがて分岐点について、地図の看板を指差しながら、この道をこう言ったら~と説明してくれますが
よく分からない。

最終的におじさんが、だ、大丈夫だから!行けば分かるから!
と念を押され、

「「じゃあ行ってみます」」

「お気をつけて!」

とおじさんと別れました。

おじさんに言われた道を行く、

「おじさん最後の方投げやりでしたね」

「うん、まぁ下って行けばいいって言ってたから」


その通りに行こうと道を下っていくと、
何故かホテルに出てしまいました。

「あれ?ホテルがありますけど潰れてますね」

「本当に?ちょっとトイレするわ」


ホテルに入る門の手前の草むらでトイレをしだすガンちゃん。

僕はホテルの様子を見るため門を潜って、
結構大きいですよと喋りながら歩を進めていくと。


ガチャッ!


(!?え!?)

その場で制止。
風で扉が開いたのかなと思いながら
音の正体を探りますがよく分からない。

しかしよく見ると生い茂った草むらに隠れ、
当時の管理室のような建物が門の脇に建っていて、

その扉が少しだけ開いているのを視界の端で捉えながら、
(やっぱり風で開いたんだな)と扉の方に視線をやると。


バタンッ!!


(!?!?、?!?)

そのまま僕は何も言わず門の方に戻ると、
様を終えたガンちゃんが門を潜る所でした。

「いやー年取ると近くなってダメだねー」


「ここ、先住民が居ますね」

え?何それ!と笑いながらホテルの方に歩いて行くガンちゃん。

僕はついていきながら、さっきの出来事を説明。

音がしたので確認すると扉があってそっちに視線をやった途端、
タイミングよく不自然に扉が閉まった。

と其処まで話したときには管理室を通り過ぎてホテルの入り口まで来ていて、

「で?どの扉?」


「あれです」と後の管理室を指差す自分。

あーまぁ大丈夫でしょ、そういう人は警戒心強いから人前には出て来ないよ
と言いながらホテルに入って行きます。

そう言うものかなぁと後ろに警戒しながら僕も続きます。

バリケードも何もなく物が結構残っていたので
潰れた後って、放ったらかしなのか?と思いながら進んでいくと、

明らかに人の住んでいる形跡が所々にあります。

ガンちゃんは、アメニティ用品が欲しかったらしく、
無さそうだからもういいかとホテルを出ました。

登山道が結局わからず来た道路を戻り、
浄土寺奥の院の景色が良いから是非見てほしいと言うことで、
浄土寺に近い、大橋を渡り尾道に戻ります。

尾道に戻った時には夕暮れで、
日が落ちると山道は危ないと判断して今日は辞めて
ガンちゃんおすすめの中華飯店に行く事にしました。

その前に食料を買いたいからとスーパーに行って、
先に用事を済ませた僕がベンチに座っていると、

「そのシートは便利かね?」

とおばちゃんに話しかけられました。

シートとは、レジャー用のアルミシートの事で、
リュックに付けてあるのでそれを見て話しかけてきたようです。

「便利ですねーある程度の凹凸なら和らげてくれるので」

「ほうかい、気にはなってたんじゃがどうなんかなと思っとってな」


アルミシートの利便性を伝えると、
兄さん寝る所どうしてるの?と聞かれ、
公園とかで寝袋で寝てます。

寒くない?

寒いですけど工夫して大丈夫な様にしてます。

と話しながら内心、もしかしてと思ってたんですが、
じゃあ頑張ってーと去って行きました。

入れ替わりにガンちゃんがスーパーから出てきて、

「おばちゃんと話てたね、どうしたの?」


「いや~アルミシートに興味があるからって言うのです話をしてたんですが
寒いけど泊まる所どうしてるのって話になりまして、もしかしたら泊まらしてくれる話になるのかなと期待してしまいました」

「あっはっはっ、それは"御四国病"だね!」


「間違いないです」

御四国病、それは四国にのみ蔓延している奇病。
遍路さんにのみ感染する特異性をもち
発病すると人の好意には際限がない様な感覚に陥る。

四国にはお遍路さんに対して接待、つまりもてなす風習があるので、
遍路をしていると数多の好意を戴けます。

それが抜けずにいると勘違いするよって事ですね。

さて、買い物も済んだのでご飯を食べに行きます。

この時、飯抜きで8時間ほど歩いていて、
お腹がすき過ぎていました。

待ちかねたガンちゃんおすすめの中華飯店『飛龍』に到着!

席はカウンターのみで、夫婦で経営していてアットホーム感の漂うお店。

僕は、尾道ラーメン定食(600円)を注文。

ガンちゃんの話によるとお客さんによって量を変えるらしく、
その話しの時にさりげに普通ぐらいで良いですけどねーと言っておいたので
ラーメン1杯と、半より多め炒飯が出てきて、これで600円安いな!そしてうまい!

因みにがんちゃんは、中華丼とラーメンで、中華丼は皿に溢れるばかりでした(500円)。

食事を済ませ、寝床の話になって、
手頃の東屋ありましたよ。 じゃあそこで。という流れで、

僕は一度原付に戻り調理器具等を持って一緒に登ります。

多分こっちの方だよというがんちゃんの案内で進んでいくと行き止まりに。

リアルロープレ(RPG)みたいで楽しいですね!なんて言いながら適当に進んでいても一向に着かない、

とそこに通行人が!

すぐさま話しかけ、正規ルートを聞き無事攻略。

お互い寝床を確保して、小さな飲み会をしました。

が、僕は"約束されし下戸"。

乾杯をして話をしながら、ちびちびと飲んで1時間前して確認すると1センチも減ってない。

飲めないなら言ってよーと言われ、喉乾いてたし疲れてたのでいけるかと思ったんですが無理でしたと言いながら殆ど捨てました。

勿体無いけど無理なものは無理でした。

そしてお互いテントに入り長かった1日が終わったのでした。

12月19日(月)のつぶやき

2011-12-20 01:14:32 | 日常
05:20 from Seesmic
奄美大島到着!でも下痢でテンション上がらない(汗)
07:01 from Seesmic
ちょ、めざましテレビの占いで、"疲れがたまってグッタリ、食生活をリセット!"とかタイムリー過ぎて怖いわ。
12:48 from Seesmic
早速、奄美の方の歓迎を受けました!ご飯を頂いて色々地元の話を聞けました。大島にもハブが出るらしいですがその方(68)は見た事ないらしいので大丈夫かな?気温は良好!体調はボチボチ!
16:02 from Seesmic
拠点到着!良い気候です、海に足をつけても平気なぐらい。それと奄美の方のもてなしもあってか体調は大分マシになりました。寒くなるか(ないでしょうが)、長くて10日程滞在予定です。
by taka_s62 on Twitter