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この国の深淵をのぞく4(日本体育協会)

2020年03月04日 | 日本の聖域
「スポーッ貧国」にした元凶日本体育協会

 ☆ストックホルム大会の前年、選手の派遣に備えて「大日本体育協会」が設立された
 ☆設立に尽力し、初代会長として貢献したのは講道館創設者の嘉納治五郎
 ☆戦後、組織の名称を「日本体育協会(日体協)」に変えた
 ☆オリンピツクヘの選手派遣だけでなく、日本におけるスポーツの振興を掲げてきた団体

役割を終えた「国民体育大会(国体)」
 ☆全国紙のベテラン運動部記者は語る
 *国体が、日本のスポーツ振興を阻む癌だ
 ☆日体協が主体的に関与するスポーツイベントは国体だけになった
 *国体は、『国体ゴロ』ともいうべき一部競技者の利権でしかない
 *スポーツ『振興』の役に立っていない
 *開催自治体以外では、やっていることすら気付かれなくなった国体
 ☆日体協の傘下には大きく分けて2種類の団体がぶら下がる
 *各都道府県に置かれた「地方の体協組織」
 *「中央競技団体」と称される各種競技の協会・連盟を統括している団体
 (具体的には、日本陸上競技連盟(陸連)等など約60の競技団体)
 ☆日体協は、民主党政権誕生直後第1回事業仕分けの俎上に載っている
 ☆日体協の場合には、全体の収入(12年度約67億円)
 *公的資金(約30億)は約半分を占めている
 ☆日体協が定款に「スポーツを振興し国民体力の向上を図る」とし事業の筆頭が国体
 ☆日体協の予算では、国体開催事業についての支出はわずか4億円
傘下競技団体とメーカーの癒着
 ☆2012年「ぎふ清流国体」を開催する岐阜県の予算
 *国体事業費は71億円余り、4億円余りの国庫助成以外は、岐阜県の負担
 *更に二十億円事業費を計上国体には、約100億円以上は動くだろう
 *正式競技の選手・監督だけで2万人余りだった
 *日体協は、「国体は日本最大のスポーツイベント」と胸を張る
 *国体は「世界最大」といつても過言ではない
 ☆過去最大規模となった北京オリンピツクの出場選手が1万人
 ☆高知県は開催県で総合10位に終わった
 *国体の見直し論議が始まったが、加盟競技団体からの反発で難航する
 *国体の恩恵を受ける競技団体が、参加選手削減などに反発
 *既得権益化した競技規模の見直しを受け入れてもらいたかった
 ☆体協関係者は語る
 *加盟競技団体や各地方体協の代理人として日体協が守る利権
 *施設や用具納入で、競技団体と、用具メーカーや納入業者はべったり
 *国体を口実に、中央競技団体からの要請もあつて、用具新調させる
 ☆陸連の場合、全国にある陸上競技場について
 *定期的に計測器具などを更新させている
 *それを使わなくては、公式記録として認めないという脅し
 *サッカーW杯の「公式使用球」のようなもの
地方の体協組織にも利権
 ☆日体協の支部である都道府県の体協も利権を持つ
 ☆全国の持ち回りで、「国体がハコモノ建設の理由になっている」という
 ☆日体協は個別競技団体や、地方体協の役員で理事会が構成されている
 *利益調整は困難を伴う
 ☆日体協は″地方体協や、個別競技団体ばかりか、メーカーを加えた「ムラ社会」のまとめ役
 ☆愛媛県大洲市体協、続いて福岡県久留米市体協で、約1億円もの横領が発覚した
 *体協による横領は、定期的に発生している
 *「補助金漬けの日本スポーツ界の体質」(運動部記者)なのだ
 *体協傘下の中央競技団体での補助金不正受給にも通底する
「ジプシー選手」も野放しに
 ☆かねて問題となっていた「ジプシー選手」もいまだ健在
 *国体の時期だけ住民票移し「傭兵」とした働く選手
 ☆中日新聞の報道によれば、 12年の開催地岐阜県
 *出場選手の30%以上県外出場選手が用意されていた
 ☆毎回上位を占める「ジプシー選手」という存在
 *スポーツの裾野を広げることに繋がらない
 ☆諸悪の根源である国体をまずやめるべきだ
 *「やらずぼったくり」で「体育ムラ」でのさばる日体協
 *日体協から、スポーツを奪い返すことのほうが重要
 ☆そうしなければ、日本は未来永劫「スポーツ貧国」のまま
体育協会、東京五輪招致決定以降は息を吹き返している
 ☆日体協、新競技場の近隣へと移転する計画が発表された
 *約100億円の予算で日本オリンピツク委員会(JOC)とともに移転する予定
 *ため込んでいた内部留保と寄付により賄われる
 ☆五輪問題の取材を続けるフリージャーナリストが指摘する
 *オリンピツク・バブルで焼け太りを画策している
 ☆下火になった国体についても
 *東京五輪を契機として再び注目を集めるよう、メデイア戦略が練られている
 ☆スポーツ選手が清廉潔白であるというのは幻想に過ぎない
 ☆五輪は来るものの、日本はいまだにスポーツが文化として根付かない「後進国」
                     (敬称略)
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出典、『日本の聖域ザ・タブー』










この国の深淵をのぞく4(日本体育協会)
(ネットより画像引用)






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