🌸『2050年脱炭素社会』への課題
☆2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする
*脱炭素社会の実現をめざすと日本政府宣言
*日本政府も世界的な潮流に日本も舵を切った
☆世界でも「グリーン・リカバリー」の考え方が広がりつつある
*気候変動対策などを経済成長にも結びつける考えかた
☆「グリーン・リカバリー」の手段のイノベーションも加速してる
*但し、その成果を待つだけで無く脱炭素社会への変革を進めるのも必要
⛳「2050年脱炭素社会」必要性の理由
☆気候危機とも言われる、地球温暖化にブレーキをかけるため
☆気候危機とも言われる、地球温暖化にブレーキをかけるため
*大雨や洪水、山火事などの災害も激甚化させる温暖化を食い止める
☆「パリ協定」で気温の上昇を産業革命前より
*1.5℃までに抑える努力を追求すると明記された
☆気温上昇を1.5℃に抑える為には
*大気中に排出される温室効果ガス
*2050年には世界全体で実質ゼロにする必要がある
☆120以上の国と地域が2050年までに実質ゼロの目標を掲げる
☆120以上の国と地域が2050年までに実質ゼロの目標を掲げる
*アメリカ大統領選で、バイデン氏はこれを公約に掲げた
*世界最大の排出国で中国
(「2060年までに実質ゼロをめざす」と表明)
☆日本はこれまで、具体的な時期は示していなかった
*世界の動きが加速する中、曖昧な姿勢は望ましくない
*既に東京都をはじめ22都道府県などが2050年実質ゼロを表明
*国として決断する機も熟したとの見方もできる
⛳CO2の量「実質ゼロ」の意味
☆人為的に排出されるCO2の量と森林などが吸収する量との間で
☆人為的に排出されるCO2の量と森林などが吸収する量との間で
*均衡が取れた状態のこと
*植林などで森林の吸収量を増やせれば、その分は排出が可能です
☆「実質ゼロ」は化石燃料の使用を完全にゼロにする意味ではない
*しかし、かなりゼロに近づける必要がある
⛳CO2の量「実質ゼロ」にする方法
☆「エネルギー転換」が、日本でCO2の排出が最も多い
*発電所や製油所などの分野
*車を電気自動車に変えても、発電が化石燃料なら効果が乏しい
*電力を再生可能エネルギーに変えるのが重要
☆排出が多い産業分野で削減が容易でない産業
☆排出が多い産業分野で削減が容易でない産業
*日本のCO2排出の1割以上を占める「製鉄」
*鉄に変えるにはコークス、つまり石炭を使う必要がある
*コークスの代わりに水素を使うイノベーションが始まっている
*CO2を多く出すセメント・コンクリートの製造
*化学反応の性質上、CO2が出るのを避けられない
*最近、CO2を原料にしてコンクリートを作る技術が開発されてる
*CO2を出すどころか利用して減らす
☆コスト面でも技術面でもまだ課題は多く、政策的な後押しが必要
⛳2050年というと先の話と思われがち
☆2050年にゼロにするには、途中でも減らす必要がある
☆日本の2030年度の削減目標
☆日本の2030年度の削減目標
*2013年度比で26%削減
*しかし、2050年に実質ゼロにするには
*2030年には45%程度も削減で、大変なギャップがある
☆ギャップを埋めるカギは、エネルギーの脱炭素化
☆大きな議論があるのが「原子力」
*電力の20%以上を原発でまかなうには
*30基もの稼働が必要と言われ、現実的とは言えない
☆原発にも頼らない脱炭素社会はどうすれば可能か
☆電力会社が一般家庭に太陽光パネルを設置
*余剰な電気を地域内の蓄電池や電気自動車に供給
*地域社会の脱炭素化を考えるヒントになるかも
☆再エネの発電量が多い時には水素を作ってためておく
☆再エネの発電量が多い時には水素を作ってためておく
*石油やガスに代わる燃料にするのも有力な方法
*水素で走る燃料電池自動車は日本で既に市販されている
*エアバス社は、水素を燃料にする航空機を実用化させると発表
☆普及させる上での最大の壁はコストです
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、NHK総合『時事公論』
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『2050年脱炭素社会』への課題
(NHK総合『時事公論』テレビ画面より画像引用)
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