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大阪大学で、iPS細胞から作った角膜細胞移植成功ヘ

2019年10月09日 | 医療
「iPS再生医療」産業化が難病を救う

 ☆実用化の芽が出て、難病を治療しているが技術が、大量生産で将来は割安に
 ☆海外で臓器移植する日本人、他国では白眼視されている
 ☆今後、高齢化が進展すると、ますますドナー不足は深刻化する
 ☆iPS細胞に対しては、国から多額の研究費用が投入されているが
 *実用化に至っていないとの批判の声も聞かれる
 ☆しかし、先々を見通す目を曇らせてはいけない

世界初の「移植」は経過良好だ
 ☆阪大西田氏の研究グループ
 *iPS細胞から作った角膜細胞を世界で初めて患者に移植した
 *角膜とは目の「黒目」の部分で、レンズの役割を果たしている
 *移植を受けた患者は、良好な経過をたどっている
 *年内に別の患者にも同じ移植を行い、計4人に実施する予定
 *患者の予後も良く、視力が回復していけば
 (患者にとって待望の画期的な治療法となりうる)
 ☆角膜移植は歴史が古く、100年前から行われている
 *角膜には血管が通っていないことが最大の理由
 *臓器移植の話題の中で「拒絶反応」が起こりにくい
 ☆今回移植したのは、角膜のうち「角膜上皮」で例外
 *角膜の中でも拒絶反応を引き起こす確率が非常に高い
 ☆国内では、角膜移植を希望する患者が「5千人」いるといわれる
 *提供にまで至るのは「3分の1程度」
 *この問題点を解消するために、iPS細胞以外にも研究開発が進められている
 ☆iPS細胞由来の角膜細胞
 *拒絶反応とドナー不足の両方の解決に向けた挑戦でもある
目の再生医療は日本が世界をリードしている
 ☆iPS細胞からつくった網膜細胞
 *「加齢黄斑変性症」の患者に投与され、効果や安全性が確かめられてる
 *大日本住友製薬、バイオベンチャーの「ヘリオス」が企業治験を開始する予定
 ☆企業治験により
 *効果と安全性が認められれば、患者に使用できるようになる
 ☆角膜移植の実用化
 *計4人の実施を経て、その結果をもとに企業治験へ進む予定
 *阪大発ベンチャー「レイメイ」が手掛けると目されている
 ☆目の再生医療を筆頭に、実用化の芽が出始めたiPS細胞
 ☆大学での研究レベルから、企業治験へと徐々にシフトしつつある
アステラス、第一三共、武田も
 ☆慶応大学発ベンチャー「ハートシード」
 *iPS細胞から得られた心筋細胞をもとに、企業治験へと進む予定
 (「拡張型心筋症」の試験等中心に)
 ☆阪大発べンチャー「クオリプス」
 *iPS細胞由来の心筋シートを用い、「重症の心不全」での治療の実用化をめざす
 ☆両ベンチャーとも、アステラス製薬、第一三共が出資している
 ☆国内最大手の武田薬品
 *T細胞を遺伝子改変で強化する「CARIT療法」の開発を始めると発表した
 *通常のCARIT療法は、患者の体内からT細胞を取り出して加工する
 *武田は、京都大学細胞研究所との成果を基にした、iPS細胞を用いる
 ☆特定のがん細胞に効果を発揮するCARIT療法
 *費用の高さがネックとなっている
 *ノバルティスファーマのCARIT療法が国内で使われるようになった
 *薬価は過去最高の約3千400万円だ
 ☆iPS細胞も高額になると思い込みがちだが
 *iPS細胞は大量生産が可能
 *技術が確立すれば割安で提供可能になる
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『THEMIS10月号』


「iPS再生医療」産業化が難病を救う
(『THEMIS10月号』記事より画像引用)




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