慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「ジョロウグモ」「メスに食べられるオス」「冬を越せない」

2024年06月16日 | 生命科学
🌸ジョロウグモ

 ☆獲物が、クモの巣に餌がかかるのをただただ待つ

1匹のメスのジョロウグモ
 ☆公園の片すみにある木陰に巣を張っていた
 *彼女の母親であるメスグモは、秋の終わりに卵を産むと死んだ
 *これがジョロウグモの宿命である
 ☆春になると卵から生まれた子グモたちは
 *枝の先などに上って、おしりから長く糸を出し、その糸で風に乗り
 *大空を目指して飛び立っていく
 ☆クモの子どもたちも、大空を移動する
 *新地に着いたジョロウグモは巣を張り、獲物を獲って暮らす
 ☆クモというのは、気の毒な存在である
 *巣を張り巡らせ、他の昆虫を餌にするクモ
 *クモは、じっと獲物が巣にかかるのを待ち続ける
 *一日中待ち続けても、獲物がかからないことなど当たり前
 *クモは絶食に耐えられるようになっており
 *エネルギーを節約するために動くことなくじっと待ち続けるのである

メスのジョロウグモは孤独ではない
 ☆メスのジョロウグモ体が2~3cmあるのに対して
 *大人のオスの胴体は1cm程度
 ☆小さなオスのジョロウグモたち
 *子どものうちは小さなクモの巣を張って暮らしている
 *大人になるとメスの巣へと集まり、息を潜めながら居候する
 ☆ジョロウグモのオス
 *メスよりも早く大人になって生殖能力を持つ
 *メスの巣に潜み、メスが成体となり生殖能力を持つようになると
 *交尾をするのである
 ☆秋の終わりになると、メスのジョロウグモは卵を残し
 *その子どもたちはまた大空の旅に出るのである

勢いよく飛んできたトンボが、彼女の巣にかかった
 ☆糸の振動で獲物を感じた彼女
 *首尾よく獲物に襲いかかり、吐き出した糸で
 *トンボを動けないようにぐるぐる巻きにした
 ☆トンボにとっては、 一寸先は闇
 *死とはあっけないもので、死とはある日突然訪れる

 ☆昆虫にとっては恐ろしい存在のクモ、鳥にとっては餌
 *スズメやカラスに襲われて、餌食になるジョロウグモも多い
 *食うものも食われるものも誰もが必死に生きている
 *それが自然界である
 ☆捕えたトンボを食べていると、オスが彼女に近づいてきた
 *ジョロウグモのメスにとっては、動くものはすべてが獲物である
 *交尾のためにやってきたオスもまた、彼女にとっては獲物だ
 *オスにとっては、メスに不用意に近づけば食べられてしまう
 *メスが餌に気を取られているうちに、交尾をすませるのだ
 ☆彼女のお腹の中には新しい命が宿る
 *ジヨロウグモのメスは、巣から木の幹などに移動して卵を産む
 *枯れ葉などで卵を覆い隠すのは、卵を産んで力尽きてしまう
 *卵を抱きかかえるように死んでしまうジョロウグモも少なくない
 ☆寒さに弱いジョロウグモは冬を越すことができない
 *卵を産み終えたジョロウグモ
 *残りの時間はゆっくりと自分の生涯を噛みしめる余生なのだ
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『生き物の死にざま』







「ジョロウグモ」「メスに食べられるオス」「冬を越せない」
(ネットより画像引用)

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