慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

不明熱と国府台病院(リューマチ・膠原病)

2020年09月28日 | 医療
🌸不明熱の診療(リューマチ・膠原病)

 ☆国府台病院でも新型コロナウイルス感染症拡大で
 *不明熱訴える患者増加している
 ☆国府台病院で不明熱診察する患者
 *発熱が2週間以上持続している患者
 *単純レントゲンで肺炎像がない患者

原因不明熱とは?
 ☆38℃を超える発熱が3週間を超えて持続している患者
 ☆入院精査でも、原因不明で発熱している患者
 ☆感染症、悪性腫瘍、膠原病が3大原因
 ☆3回の外来診療、3日間の入院診療でも原因不明の患者
 *古典的不明熱患者と再定義

⛳不明熱での発熱の原因と思われる要因
 ☆患者のフォーカスの存在
 *血管(内)に炎症のフォーカスがある
 *症状の出にくい臓器にフォーカスがある
 ☆薬剤熱
 ☆疼痛を本人が訴えない
 
血管(内)に炎症のフォーカスを疑う
 ☆画像診断・ルーチンの全身CTなどでは検出できず
 *大血管炎造影MRIや心臓超音波検査等
 *疾患名を意識した検査しないと診断に迫れない
 ☆血管内の病原体を検出する必要がある
 *血液培養→敗血症、感染性心内膜炎
 ☆末梢につまった腫瘍細胞を検出する
 ☆大血管の評価などを行う

薬剤熱を疑う
 ☆薬剤熱は不明熱の原因になりしかも頻度が高い
 ☆肝障害などを伴えば想起しやすい
 *必ず肝障害伴うとも限らない
 ☆薬剤やサプリメントを使用している患者、疑う必要がある

症状の出にくい臓器にフォーカスがあるのを疑う
 ☆比較的症状の出にくい臓器の膿瘍や深部膿瘍
 *理学所見やルーチン検査ではとらえられない
 *CTやMRIで検出できる
 ☆腸管の炎症は検出できない
 ☆病名として
 *肝膿瘍、脾膿瘍、クローン病、深部膿瘍、腎細胞癌等

 ⛳間歇的な発熱ある患者
 ☆発熱症状が出現、消退を繰り返す
 ☆間歇的な発熱には原因は常に存在する
 ☆精査が必要
 
疼痛を本人が訴えない
 ☆疼痛の感じ方は個人差が大きい
 *強い炎症でも疼痛を訴えない患者も多い
 ☆リウマチ性多発筋痛症、本人が痛みを訴えない場合多い
 *発熱と炎症反応のみの不明熱となる
 ☆病名として
 *リウマチ性多発筋痛症、肛門周囲膿瘍、副鼻腔炎等
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『国府台病院HP』より





不明熱と国府台病院(リューマチ・膠原病)
(『国府台病院HP』記事より画像引用)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ロシアの地政学2(黒海ルート) | トップ | 未来の見方(5)(社会の常... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

医療」カテゴリの最新記事