慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『医師として初めての看取り』『①孤独死の患者』『➁悲惨な延命治療』

2024年09月02日 | 医療
🌸きまざまな死のパターン1

 ☆文字ばかりで恐縮ですが
 *医師側から見た『看取り』の内容なので
 ☆何か『人間のライフクロック』を感じさせられます

医師としてはじめての看取り
 ☆筆者が、はじめて患者さんの死を看取ったのは
 *アルバイトに行っていた当直先の病院
 *勤務していた大学病院では、あまり患者さんは亡くなりません
 *大学病院が治癒の見込みのある患者さんにベッドを確保するため
 *死ぬとわかっている患者さんを積極的に受け入れない
 ☆看取りを経験すると、何となく医者として箔がついたような気がした
 *看取りの場数を踏めば踏むほど、興奮も収まり
 *人の死に対して余裕を持った態度が取れるようになる
 ☆初看取りをしたのは、臨時で頼まれて行った病院
 *「急変です」という看護師の声に私は緊張した
 *自分なりにシミュレーションをしつつ病室に向かう
 *白衣のボタンを留め、看取りの″儀式”を思い浮かべつつ
 *指示された病室をさがすと、そこは個室ではなく大部屋でした
 ☆深刻な面持ちで部屋に入ると
 *ベテランの看護師がベッドの横に控えていて
 *患者さんはすでに下顎呼吸になっていた
 *「ご家族は」と聞くと、看護師が黙って首を振ります
 *カルテを見ると、医療保険は生活保護でした
 *患者さんの女性はがんの末期でしたがまだ六十代半
 ☆「儀式は」と上目遣いに聞くと
 *看護師は「身寄りもないので」と小さく答えました
 *″儀式”は家族の納得のためにするものですから、必要ない
 *筆者は患者さんの胸に聴診器を当てました
 *雑音の交じった弱々しい呼吸音が途切れ途切れに聞こえました
 *心音はすでに途絶えていて、最後の息はほどなく来ました
 ☆「確認してください」看護師に言われて
 *筆者は瞳孔の散大と呼吸停止、心停止を確認し、時間を告げました
 *家族もおらず、″儀式″もなく、筆者は臨終は告げました
 *聞く人も看護師以外にいなく、身寄りもなく、たった一人で
 *見も知らない若造の医者に看取られた、あの患者さんの一生とは
 *あまりに淋しい人生の終わりではないのか
 *いろいろな思いが浮かび、その夜は安眠できませんでした

悲惨な延命治療
 ☆他科研修して、外科にもどって驚いたのは
 *先輩の医師たちが死にゆく患者さんをあまり熱心に治療しないこと
 ☆ある先輩が主治医だった患者さん
 *手術後に重症になり、人工呼吸器をつけていたが、肝機能が落ちてきた
 *先輩は積極的な治療をしなくなった
 *肝機能が落ちても、血漿交換という治療法があります
 *なぜベストを尽くさないのか
 *外科医としての経験の浅い筆者
 *先輩に、義憤のようなものを感じました
 ☆筆者担当の患者さんが、手術後、重症になりました
 *手術操作に落ち度はなかった
 *手術後に原因不明のけいれんが起こり、肺炎を併発した
 *手術後も人工呼吸器をつけたまま術後管理をしていた
 *手術の翌日、肺炎を起こすと呼吸機能が急速に低下しました
 *それは人工呼吸を続けることで凌げます
 *抗生物質の多剤併用等できるかぎりの治療を試みました
 *それでも状況は改善せず、次第に腎機能も低下してきた
 ☆治療方針を決めるカンファレンスで内容を報告すると
 *部長をはじめ、先輩の医師たちは眉をひそめ、むずかしい顔になった
 *治療の中止を勧める雰囲気でした
 *筆者は、腎機能の低下を補うため、人工透析をしたいと副院長に直訴
 *副院長はいい顔をしませんでしたが、許可してくれた
 *透析はポータブルの透析器を病室に持ち込んで
 *透析はじめると、 血液中の老廃物の値が下がり、効果が見られた
 *しかし、肺炎は改善せず、全身状態も徐々に悪化した
 *DICという全身の出血傾向が出る状態になった
 ☆その段階でも、筆者は治療をあきらめず
 *患者さんは、顔もむくんで手術前の面影を失い
 *胃や腸からの出血による下血は、輸血で入れた分出るような状況
 *それでも強心剤と人工呼吸のせいで心臓は止まらず
 *身体は膨れ上がって生きたまま腐っていくような状態になった
 *家族はその間、ずっと不安と絶望に打ちひしがれていたと思う
 ☆手術から2週間あまり、筆者はずっと病院に泊まり込み
 *夜中も寝ずに治療を続けましたが
 *患者さんを救うことはできませんでした
 ☆最初は患者さんを死なせまいと
 *懸命にはじめた術後管理でしたが
 *途中から先輩の医師たちが徹底的な治療をしない意味を
 *徐々に理解しはじめていました
 ☆医療はやりすぎると恐ろしいことになる
 *身をもって体験しました
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『人はどう死ぬのか』





『医師として初めての看取り』『①孤独死の患者』『➁悲惨な延命治療』
(ネットより画像引用)
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『死後の真実』『死にゆく過程の五段階』『キューブラー・ロス』

2024年09月02日 | 生命科学
🌸『死後の真実』

 ☆エリザベス・キューブラー・ロス博士の『死後の真実』
 *世界的に有名な「死」の研究者
 ☆自身の臨床経験や数多くの臨死体験例をもとに
 *死後の世界について深く探求した一冊
 ☆『死と医療』の本を読み興味持ち読みました

はじめに
 ☆昨今、注目を浴びている「死」というものに
 *博士ほど真剣に取り組んだ人はありません
 *数千人もの人の死ぬ瞬間に立ち会ったという博士
 *死ぬ過程には、あるパターンがあることを発見した
 ☆博士の「死にゆく過程の五段階」説
 *「死後のいのちは永遠である」と言っている
 *「気づく」かどうか、「知る」かどうかの問題であるとも言っている
 *ようなことが1冊の本として発表されたことはありませんでした
 *医学界にも衝撃を与える本なのです
 ☆博士は、自身が気づいた「死後の真実」
 *2万件以上ものデータで裏付けし、身近な実例で説明している
 *人が人生で直面する苦しい体験(精神的、肉体的両面)
 *すべが遅かれ早かれ、その人自身の役に立つ
 *その言葉に、筆者にとって考えさせられました

⛳『死後の真実』の論点
 ☆死は終わりではない
 *死は人生の終着点ではない
 *新たな始まりであるという考え方を提示している
 ☆臨死体験
 *数多くの臨死体験例を紹介している
 *それらの共通点や意味を分析することで
 *死後の世界の一端を垣間見せてくれる
 ☆魂の永遠性
 *人には肉体を超えた魂が存在し
 *それは永遠であるという考え方を支持している
 ☆愛とつながり
 *死後も愛する人々とのつながりは続くというメッセージを伝える
 ☆死に対する恐れを手放してくれる
 *死を恐れずに、穏やかに人生を送るためのヒントを与えてくれる

⛳『死後の真実』の本の魅力
 ☆具体的な体験談に基づきストーリーを進めている
 *実際の臨死体験者の証言を多数紹介しており
 *身近に死後の世界を感じることができる
 ☆科学的な視点で、読者に新たな視点を与えてくれる
 *臨死体験を科学的に分析し、その可能性を探り
 ☆心の安らぎと希望を与えてくれる
 *死に対する不安や恐怖を抱えている人々に

『死後の真実』の本、読者に与える影響
 ☆死生観の変化
 *死に対する考え方や、人生の意味を問い直すきっかけとなる
 ☆心の癒し
 *失恋や死別など、心の傷を抱えている人々の癒しにつながるかも
 ☆生きる喜び
 *死は必ず来るものだからこそ
 *今を大切に生きようという気持ちになる

『死後の真実』の本の留意点
 ☆『死後の真実』あくまでも一つの考え方である
 *科学的な証明がされているわけではない
 ☆読者によって、受け止め方は様々

⛳まとめ
 ☆『死後の真実』は、死という普遍的なテーマを扱いながらも
 *読者に希望と勇気を与えてくれる
 ☆死を深く考えたい方、心の癒しを求めている方、読んでみて下さい
                         (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『人はどう死ぬのか』



『死後の真実』『死にゆく過程の五段階』『キューブラー・ロス』
(『死後の真実』記事、ネットより画像引用)
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『アルツハイマー型』『レビー小体型』『血管性』『常同行動』

2024年09月02日 | 生活
🌸さまざまな認知症

 ☆近年認知症の急激な患者の増加に認知症は
 *長寿社会を実現させた知恵ある人類が抱え込んだ現代病だ
 ☆一人一人、認知症を理解して早期発見・早期対応につなげること  
 ☆患者や患者家族に対する社会的受け皿の充実が急務だ

⛳認知症、脳が消えていく病気
 ☆認知症は、理解、判断、論理、記憶などの機能が低下して
 *日常生活に支障が生じた状態をいい
 ☆背景には原因となるいくつもの疾患がある

⛳アルツハイマー病は、典型的な認知症
 ☆脳内にたまった異常なタンパク質(アミロイドβや神経原線維変化)で
 *脳神経細胞が変性し、破壊され脱落することで発病する
 ☆アルツハイマー病は軽度の物忘れ(記憶障害)から始まって
 *徐々に進行し、さまざまな中心症状や周辺症状が出てくる

⛳近年増えているレビー小体型認知症
 ☆実際に存在しない物がリアルに見える幻視が特徴
 *アルツハイマー病と異なり、初期に物忘れが現れないケースが多い
 ☆一方、手足が震える等、パーキンソン病に似た症状が見られる
 *睡眠中に夢に伴って大声で叫んだり、怒鳴ったり、暴れ出したりする
 *立ちくらみ、便秘、俗怠感、多汗も起きる。抑うつも見られる

血管性認知症は、人格変化や常同行動
 ☆血管性認知症は、主に脳卒中等で十分な血液が脳に送られず
 *脳神経細胞が死減することで生じる
 ☆損傷を受けた部位と、障害がなかった部位が脳内に共存するため
 *「物忘れは激しいが、判断力や計算力は維持されている」など
 *できること・できないことに差が見られる
 *まだら認知症運動・言語障害も起こしやすい

 ☆脳の細い血管が詰まるラクナ梗塞
 *あちこちで起きる多発性脳梗塞によるケースが多い
 *多発性脳梗塞による場合は「次第に認知機能が衰えていく」
 ☆前頭側頭型認知症だ
 *物忘れは目立たず、人格が変わったように万引や無銭飲食
 *性的逸脱などの反社会的な行為を行ったりする
 *決まったパターンの行動をくりかえしたりする常同行動が目立つ

⛳認知症アルツハイマー型が多数
 ☆アルツハイマー型認知症が圧倒的に多く、次に血管性である

 ☆認知症を診る専門科は、精神科、脳神経内科、脳外科など
 *アルツハイマー病の患者さんが多いのは共通しているが
 *その他の疾患の割合は診療科によって異なる
 ☆精神科で診る認知症は、幻視などの症状を伴う
 *レビー小体型認知症が目につく
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『老化と寿命の謎』



『アルツハイマー型』『レビー小体型』『血管性』『常同行動』
『老化と寿命の謎』記事、ネットより画像引用)
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『日々のチェック・新安値・新高値銘柄』『原因の確認』

2024年09月02日 | 
🌸1時的な株価下落&高騰は大きなチャンス
 
 ☆筆者は平日、午後2時ごろ自宅へ戻り、株関連の情報に触れる

⛳チェックする項目、その日の「新安値」や「新高値」
 ☆「なぜこれだけ安くなったのか」を確認する
 *安値をつけてる理由を確認し、株価その内容により
 *元に戻ると判断出来れば、買つてみようとすることもある
 *―時的に株価が下がったのなら、それは買い増しのチャンス
 ☆新高値であれば、「なんでこんなに高くなったのか」を確認する
 *原因がわからないのに株価が高騰していれば
 *急落する可能性もあるので、売却して利益確定する
 *原因がわからない株価高騰は、急落することが多い
 ☆「52週(1年)の新安値・新高値」は、そう頻繁に出ない
 *新安値と新高値は、ある程度日経平均株価と連動している
 *相場がいいときは新安値の銘柄は少ない
 *相場が悪いときは割安感のある株を見つけやすい
 *2024年に入ってからの上がり相場では、新高値が多すぎる感じ

⛳想定外の事態に対応する
 ☆市場というのは
 *過去の経験則から,この株価が妥当であるといった値動きしない
 ☆さまざまな投資家の思惑が絡み
 *想像以上に安くなったり高くなったりすることがある

⛳1時的な株価の高騰、グッドスピード(7676)の例
 ☆グッドスピードも事故修理費用を水増し請求していたことが発覚
 *株価は600円台にまで急落し一時900円まで株価が回復
 *グツドスピード自身は何も変わっていないのに株価が急伸
 *こんな材料は私にとっては売り時にしか見えない
 ☆案の定、 1か月も経つと、700円台に下落した

⛳1時的な株価の下落、グッドコムアセット(3475)の例
 ☆決算で、売上高が400億円規模が「期ずれ」してしまった
 *見た目の悪い決算を発表した
 *株価は1000円台から600円台まで下落
 *期ずれしただけで、しっかりと会社の売上高は立っており
 *来期にはその分が上乗せされることが明白なわけ
 ☆株価が急落したのは
 *1時的な減収の数字しかみていない投資家が多すぎるからでしょう
 ☆筆者は「これは買い時だ」と思って買い増しました
 *案の定、2か月も経たないうちに200円ほど値を戻した
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『高配当株』


『日々のチェック・新安値・新高値銘柄』『原因の確認』
『高配当株』記事より画像引用)
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