『青酸カリ＝呼吸酵素破壊』『首骨折と階段』『紙は皮膚切断』

🌸意外な死の真相２

⛳毒を飲んだらなぜ喉を押さえる理由
　（青酸カリは呼吸ができなくなる）

　☆毒を飲まされた人は喉を押さえて苦しがる

　＊多くの人、毒殺シーン、喉を押さえるのは当然のように思っている

　☆毒薬として有名な青酸カリは、呼吸酵素を壊す

　＊呼吸で、肺に吸い込んだ酸素を赤血球と合体させる仲介役酵素
　＊酸素が体の隅々に行って各細胞に酸素を与えると

　＊筋肉の場合は伸び縮みをしてエネルギーを出すようになり

　＊そこに排気ガスとして二酸化炭素が発生し

　＊静脈に吸収されて肺に行き、外に吐き出されていく

　☆呼吸はこの循環で、これに必要なのが呼吸酵素
　＊酵素を壊されてしまうと

　＊酸素と赤血球が合体しないだけでなく、
　＊二酸化炭素を吐き出すこともできなくなる

　＊呼吸をしていないのと同じ状況

　☆ドラマで俳優が喉を押さえて死んでいくのは

　＊毒薬として最も有名な青酸カリのイメージが強いからだ
　☆青酸カリを吸ったり飲んだりしたら、治療の施しようはない

　＊大急ぎで血液を全部捨て、全血交換をやらなければ助からない

　＊たとえ助かったとしても、後遺症が残ってしまう

⛳手刀で首の骨を折れるのか
　（階段から落ちるときも首には注意）

　☆アクション映画や漫画の格闘シーン

　＊相手の首に手刀を当てて首の骨を折るというシーンがある
　＊階段から落ちて、首の骨を折って死亡したという事故

　＊腕を骨折しても、あばら骨を骨折しても死ぬことはない

　☆首の骨折は死につながる
　＊首の骨の中に脊髄が通っている

　＊脳からつながる脊髄が損傷を受けると首から下が麻痺する

　＊頸椎を骨折するなどで大きなダメージを受ければ

　＊人は心臓も呼吸もあっけなく止まる（頸椎骨折脊髄損傷）
　☆普通の人に首の後ろを叩かれたくらいでは骨は折れない

　＊空手の有段者が本気で手刀をおろしてきたときは危ない

　☆階段を転げ落ちるとき危ない

　＊足を踏み外して頭から落ち、首に全体重が乗って

　＊直角に曲がってしまうような落ち方をしたら助からない

　＊落ち方 によって命が左右される

　＊スポーツの世界では、競輪の選手が危険と背中合わせだ

⛳紙は包丁代わりの凶器になるのか
　（紙で指先を切るととても痛いが）

　☆１枚の紙が鋭い凶器になるのか

　＊しかし紙で頸動脈や手首の静脈を切り裂こうとしたら
　＊切れて血が出るところまではいくが、切断するまではいかない

　＊刃物のように深く入り込むことは、紙には無理だ
　☆体の表面の皮膚は張った状態になっているので

　＊紙でも切れやすいが、内部の筋肉は緩んだりする弾力性があり

　＊紙の固さでは深く入っていけない

　☆紙は、表面は切れるが、深くは切れない
　＊しよせん紙が切れるのは皮膚の表面だけ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）

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⛳出典、『人はこんなことで死んでしまうのか』

『青酸カリ＝呼吸酵素破壊』『首骨折と階段』『紙は皮膚切断』

（ネットより画像引用）