

☆習近平国家主席が14年に唱え出した巨大経済圏構想「一帯一路」
*雲行きが怪しくなってきた
☆最悪の場合、習政権の命運が尽きることになりかねない
☆現代版シルクロードといわれる一帯一路
*陸路と海路の二つの交易ルートを中心に物流網の建設を進める
*沿線国は64か国を数え、合計人口は44億人にのぼる
☆根底にあるのは、「中華民族の復興」のための構想だ

☆最も象徴的なのは中央アジアのカザフスタン
☆カザフスタンは中国の投資と中国主導のインフラ整備を受け入れてきた
*対中債務が膨れ上がり、中国に飲み込まれてしまうとの批判が出始めた
☆南米・ベネズエラでも、対中デフォルトが取り沙汰されている
☆南アジア・スリランカ、政府が債務返済に行き詰まる
*港の運営権を中国に譲渡せぎるを得なくなった

☆EU諸国は、相手国を借金漬けにして支配するやり方
*「中国式植民地主義」「債務の罠」と非難する
☆老いた先進国はどこも資金繰りが苦しい
*そこに中国がつけ込むチャンスがある
☆習近平が訪問した英国
*それをきつかけに中国と急接近し世界を驚かせた
☆今年は、イタリアが中国との間で「一帯一路」協定の覚書を締結した
☆中国のしたたかな切り崩し
*G7とEU諸国に衝撃を与えた
☆海路では、天然資源を中国に運ぶための輸送ルート構築が進行している
☆中国が積極的に投資しているの先
*インド洋を取り囲む沿線国の港湾整備だ
*港湾整備を中国の支援で行った国々は、現在対外政務を膨らませている
*”債務不履行”は、中国にとって織り込み済みの「債務の罠」シナリオ

☆習主席は、共産党大会で「海洋強国の建設を加速させる」と宣言した
☆「航行の安全」が必須で、港湾整備の支援はまさにそのためのもの
☆日本の軍事専門家の多く
*「中国の息のかかった港湾は軍事転用される」と懸念する
*中国が整備したジブチのジブチ港は人民解放軍が駐留する海外軍事基地となった

☆米国のトランプ大統領も米中留易´戦争を仕掛けている
☆次世代通信網の5Gで一歩先んじる中国と主導権争いで鎬を削っている
☆中国の一帯一路が頓挫する気配が浸厚になって、中国の旗色は悪い
☆中国は17年「一帯一路」は、世界に支持される中国をアピールした
☆18年からあきらかに風向きが変わった
*今年4月下旬、第2回「一帯一路」国際協カサミットが開かれた
*中国の方から各国に支持と協力を呼び掛ける状況で、習近平危うしだ


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「債務の罠」に嵌まったアジアでは拒否が続出
(『THEMIS5月号』記事より画像引用)