『神との契約』『原罪』『行為責任』

🌸人間には、罪があるのか

　☆私も無知なため宗教に懐疑的ですが
　＊反面人間では解決できない問題もある事も事実です
　＊又多くの信者が、神様の存在を信じている事も事実です
　☆この考えはあくまでもキリスト教徒の考えです
　☆多くの、日本人に理解しがたいのが『原罪』の考え方です

⛳特に、悪いことをした覚えはない
　☆それなのに罪があると言われるのは心外
　＊罪は、 一般に、してはいけない行為をした責任を言う
　＊典型的には、刑法にふれる行為
　＊法律やルールがないと、何が罪になるのかはっきりしない
　☆旧約聖書は、 ユダヤ教の聖書
　＊ユダヤ教の神ヤハウェは、預言者モーセを選び律法（法律）を与えた

　＊「神との契約」で、人間は、この契約を守ることが義務です

　＊これを「モーセの律法」という
　＊ユダヤ教徒にとっては、神に従うこと=モーセの律法を守ること

　☆法律を守ることが信仰です
　＊律法を守らないことは、人びとの罪です

　＊人びとは、神に対して罪人を犯せば、神の罰を覚悟が必要
　＊人びとが神を信じたのは、神に守ってもらいたいと思ったから

　＊それにより、神を信じたために、律法を与えられ

　＊それが守れないので、神に対して罪を犯し神を怒らせ、罰せられる

⛳キリスト教での罪、神に背くこと（神が正しさの規準）
　☆キリスト教がユダヤ教の違い

　＊キリスト教は、モーセの律法をなしにしてしまった

　＊割礼不要、ブタを食べてもいい、土曜日に休まなくてもよい
　☆神との契約の考え方はやはり、キリスト教の柱

　＊イエス、キリストが人びとの罪を贖って、十字架で犠牲になった

　＊だから、イエス、キリストによって救われる、と信じること

　＊イエス、キリストが結び直してくれたこの契約を

　＊新約（モーセの律法に代わる、新しい契約）という
　＊イエス・キリストが人びとを救うのが、キリスト教の核心

　☆「人びとの罪」を「原罪」と言う
　＊この罪は、行為にともなう責任ではない

　＊人間の存在そのものが罪、なのです
　☆イエス・キリストは救い主である

　＊神は、最初、預言者モーセを送って、律法を授けたcこの

　＊時期を待っていて、イエス・キリストをこの世に送った

　＊人間は、せっかくの律法を守れない

　＊罪を犯し神に背くばかりで、 ユダヤ民族の苦難が続いた

　☆人間は、罪を犯さないでいることができない

　＊生まれたときから、罪を犯すようにできている

　＊これが人間の本質、即ち原罪をもっているのだ
　☆このままでは、人間は救われない、律法は無意味だ

　＊人びとが、思い知ったところで

　＊神は救い主イエス・キリストを送った

　＊イエス・キリストは、律法はもう効力が切れた

　＊みなさんの罪を背負ってわたしが犠牲になるから

　＊わたしを救い主（キリスト）と信じなさいと教えた

　☆神は、人びとがこの教えを理解でき

　＊受け入れることができるタイミングを待っていたのだ
　☆人間にはもともと、罪（原罪）がある　

　＊これは、まちがった行為をしたのではなく

　＊人間の存在が罪なのだ

　＊せっかく神に造られたのに、罪がある

　＊神に赦されず、罰せられてしまう

　＊それは、旧約聖書を読むとわかる考えが、キリスト教の聖書の読み方
　＊そこに救い主、イエス・キリストが現れる

　＊これは、人類と神の関係を正しくしようという神の計画

　＊神の助け船（愛）と信じるのが、キリスト教

⛳「人間に罪がある」このことが、日本人にはピンと来ない
　☆日本人は、子どものころから

　＊「ひとに迷惑をかけないように」と言われて育つ
　＊迷惑は、自分の行為の結果、誰かが被害を受けることです

　＊そんなつもりがなくても、相手から責任を追及される
　＊日本人の理解する罪は、行為責任なのです
　☆キリスト教は、なんにも行為しなくても、人間に罪があると考える
　＊ユダヤ教もイスラム教も、罪は神の命令に背くことで、行為責任

　＊原罪があるとは考えません

　＊原罪を考えるキリスト教は、 一神教のなかでもめずらしい
　☆日本人が罪を、行為責任のようにとらえるのは、無理もない
　＊キリスト教の考え方と、最初の一歩から食い違ってしまいます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）
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⛳出典、『いまさら聞けないキリスト教のおバカな質問』

『神との契約』『原罪』『行為責任』