その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

入院日記03-3

2009-05-31 13:02:05 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
入院3日目第3話。

影の正体は母親だった。MR.BRAINの後半戦、まさにここからというタイミングで現れた。これぞKYの真骨頂だと思う。テレビを理由に1時間後来てくれというわけにはいかず、渋々テレビを諦めた。

母親は謎な物を持ってきてくれた。飲み物と雑誌なのだが、「天然水ピーチ」という「桃の天然水」の偽物みたいな飲み物と見るからに高校生が読みそうなファッション誌だった。

ちょうど映画の公開に合わせて「ルーキーズ」特集だ。登場する方のインタビューがたっぷりと掲載されている。

これ、ファッション誌じゃないなぁ。

これ、女性向けのアイドル情報誌か?

その名も「ジュノン」。

つけめんには興味があるがイケメンには一切興味がないので、ルーキーズのメンバー全員の笑顔で飾られた表紙を見て、僕は苦笑いを返すしかなかった。

母親はそう長居をせずに帰った。僕は急いでテレビをつけたが先週と同じく事件が解決したあとだった(ノ△T)

暗号の意味も犯行のトリックも迷宮入りだ…。

夜には、第2話をきちんと見れて満足とううか恐怖を覚え、再び長き夜に突入した。
夜10時から朝6時までの消灯時間、ホントありえない話だが一睡も出来なかった。

確かに昼寝をしてしまったのもいけないが、毎日朝5時6時に寝る習慣が大きく影響を及ぼしている。

入院してこれじゃ、返って体に負担がかかっているような…。

潰瘍性大腸炎の方は、下血は大分収まっているが、下痢の回数が15回と増えてしまった。そう簡単にはいかないもんだな。

【3日目終了】

入院日記03-2

2009-05-31 08:21:50 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
入院3日目第2話

喉の違和感。
これも昨夜の眠れぬ夜に感じたものだ。点滴をつけてもらったあと売店でのど飴を買う事にした。

前回の入院時には、絶食中にも関わらず食料調達で大変お世話になった。今回はまだ悪さをする時期じゃないのでのど飴だけを買う。(悪さをする時期なんて本来あるはずないが)

部屋に戻り飴を食べたことで何となくテンションが上がってきた。

何かできるかも。

荷物を軽く整理し、持ってきた文庫本の中から、原宏一の「床下仙人」を読むことにした。原さんの小説はユニークで読みやすい。以前読んだ「かつどん協議会」は最高に笑えた。

「床下仙人」には小説が5篇入っていて、表題作の「床下仙人」と「てんぷら社員」を読んだ。どちらもタイトルからして実に興味深い。

午後3時からMR.BRAINの初回2時間の再放送がある。先週たまたまTVを付けたところ、このドラマがやっていて、終わりの20分だけを見ることができたのだが、内容が気になって気になって仕方なかった。

時刻は4時をまわりドラマは後半戦へと突入した。ちょうど真犯人が判明するときに僕の病室にひとつの影が忍び寄った。

【つづく】