その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

入院日記30-1

2009-06-27 09:28:39 | 潰瘍性大腸炎-入院日記4-
潰瘍性大腸炎で入院30日目第1話(6/26)
-気分撃沈編-


「あちい。」

東向きの僕の病室には、殺人的な日差しが射し込んでくる。まるで火あぶりの刑に処されているように僕は暑い。朝からしっかり空調の効いたこの病室でこんなだから、外界は情熱的な灼熱になっているのだろうか。

太陽と大腸と体調と。

以前書いたように、漢字や読みが似ているだけではなくて、案外密接に関わっている気がしている。

それが、今日は裏切られた。

朝から気分が乗らない。昨夜から、悩み、病み、闇を引きずってしまっている。

思えば昨夜からじゃない、夕方からココロがおかしい。

悪い兆候だ。

心の闇のはけ口、入院日記すら書きたくない。楽しく書くのが辛い。今までの入院生活の中で幾度か襲ってきた虚しさだ。

-たぁちゃん撃沈-

でも今回は今までの比ではない。本気でやめちゃおうかと思った。
携帯に打ち込んで、消して、放り投げての繰り返し。

いったい何がしたいんだろう…。


やっぱり無理してる。自分に嘘をついている。しょせん空元気なんだ…。

疲れた。

やりたいことはいっぱいあるのに、どれも僕には重い負荷でしかない。

「強がってるだけか。弱いな、俺って。前向きなふりしてきれい事を並べてるだけだ。」


…時間だけが虚しく過ぎていく。


別の疾患ではあるが、同じくプレドニンを服用している方からメールが来た。励ましではなく、日記おもしろいという内容だった。

素直に嬉しかった。

こう書くとイヤらしいけれど「おもしろい」をもらうために書いてるんだ。きっとそうだ。

「どうせ、俺なんか弱い男だ。だから、こうして元気をもらうんだ。カッチョ悪いけど、それが真実だ。」

再び携帯を手にとって、昨日の日記を書き始めると、不思議と沈んでいた僕の心が浮上してきた。


-マイケルジャクソン死亡-

ままま、マジかよ…。ありえんやろ。音楽でもプライベートでもド派手なことばかりやって来た彼が…。謎を残して死んだ。

マジかぁ。

僕の憂鬱を吹き飛ばすには十分の衝撃だ。
【つづく】

《この日記を書いている明日の僕は、スーパー元気っ!ご心配なく!》

最新の画像もっと見る

コメントを投稿