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国保料は(税)なぜ高いの??

2011-03-13 01:00:43 | 生活
国民健康保険(国保)の加入者に対して、自治体によっては所得の2割や3割に相当する保険料(税)が課せられています。
各地の運動などによって国保料(税)の引き下げが実現していますが、高騰する仕組み自体にはまだまだ手が加えられていません。なぜ、このように重い負担になっているのだろうか。


国保料は(税)なぜ高いの??

国が国庫支出金(負担金)を減らし続けているからです。

 政府は国保制度の改悪を進め、国保会計に占める国庫支出金の割合を49.8%(84年)から24.3%(08年)まで削減。
 
 保険者である市町村の国保財政が圧迫され、被保険者である住民は、場合によって所得の20%以上もの保険料を払わなければならなくなりました。

 国保料(税)は医療保険分、後期高齢者支援分、介護保険分(40歳以上~65歳未満の加入者のみ)で構成され、各保険分の応能割(所得割、平等割)を足して算定します。

 所得割(世帯の所得に応じて計算)、均等割(加入者1人当たりの金額。加入人数分で計算)、平等割(1世帯ごとの金額)の料率や金額は、市区町村の裁量で決められます。
このため保険料の格差が生まれています。

 さらに算定方式を「住民税方式」から「旧ただし書き方式」へ一本化(2013年度実施予定)し、最高限度額を77万円へ引き上げることなどが打ち出され、負担増に拍車をかけています。

 運動により、保険料の引き下げを実現しています。
 
 北海道旭川市、堺市、福岡市などでは署名や自治体交渉などの運動に取り組み、11年度から保険料が下がる見込みです。
また引き下げを求め、全国各地で運動が広がっています。
 


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