ルン・ファン (風が吹く)

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ヨガの体位法(ア-サナ)について  ②

2010-06-27 12:08:13 | ヨガ
ヨガの体位法(ア-サナ)について  ②
ヨガで、色んなポーズを作ります。
どんな効果があるのか、若い女性の間で、人気がありますけど、なにが目的なんだろうか?

⑥ バランス維持能力を高める
ヨーガのアーサナの実修においては、緊張と弛緩の動作を繰り返し、陰陽の逆刺激を交互に加えることが多く、このことによって、心身両面における復元力が増大し、バランスをとる能力が高まり、その結果、調和のとれた心身が形成されてゆくのです。

⑦ 線維素溶解能を正常にする
  線維素というのは血液を凝固させる原因物質のことです。
それとは反対にこれを溶かす機能をもつ「プラスミン」という物質も存在し、この量の多少は健康に重大な影響を及ぼすのです。
これが多すぎると血管に穴があいてしまうし、逆に少なすぎると血液が血管の中で固まり、酸素や栄養物の輸送は止まってしまうのです。
脳の血管の場合には血液が十分に流れてこないので組織の一部が腐ってしまう脳梗塞、心臓の場合には狭心症(冠動脈に十分血液が流れてこない)や心筋梗塞(血液が流れてこないので組織の一部が腐る)起こる原因ともなるのです。
この線維素溶解能を正常にする方法は、ただ一つ「運動する」以外にはないのです。(約10分間の軽い運動で正常値になるのです。)
食事や営養の面でどんなに注意してもこれを防ぐことはできないのです。
ヨーガのアーサナの実修は、とくに効果的であるといえます。

⑧ 排泄能力を高める
人間は外界からエネルギーのあるものを取り入れ、不要になったものを排泄するという二つの大切な活動によって生命を維持しています。
この二つが交互に、なめらかに回転しているとき生命現象は快調に進行するのです。
ところが、まったく対等の重要性をもっているにもかかわらず、「取り入れる」ことのみに目を向け、力を注いでいるのが現実の姿なのです。
不要物が完全に吐き出され、容器が空っぽになったならば、大きな努力を払わなくても自然に必要物が流入するはずなのです。
呼吸の場合、まず吐ききったならば、吸おうと努力しなくても自然に空気が流れこんできます。
食べ物の場合でも、いかなるものを食べるかを考える前に、いかにして完全に排便するかということに意を注ぐべきです。
取り入れることばかりを考え、出すことを知らないケチな人が便秘しやすい体質になりやすいという説も、あながち否定できない事実のようです。
常に奉仕の心をもち、出し惜しみをしない生活が必要です。
汚れた古い息、汗、尿、便はもちろんのこと、精神的なモヤモヤも完全に出し切り、全力投球の生活姿勢をとりいれたいものです。
それはヨーガのアーサナの 実修によって始まるのです。

                  引用 「愛のヨーガ」 倉本英雄 著

ヨガの対位法(アーサナ)について ① はコチラ
http://blog.goo.ne.jp/taca2007/e/8d4bd0c772259aa90941ee3192fd99b7


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