旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

黒猫館の殺人

2014-07-31 19:50:55 | 老人のつぶやき




今回の旅のお供、綾辻行人さんの「黒猫館の殺人(新装改訂版)」です。
帰りのフェリー内で一気に読み終えました。

「十角館」や「時計館」のような大量殺人は行われません。犯人もなんとなくわかります。
でも、大仕掛けなトリックは今回もわからず、まんまとハメられました。


と、本の話題はそこそこに、今回の北海道旅行中のヒヤリ体験をお話しておきましょう。

まずはフェリーで上陸した初日、このところ恒例のオール高速道路利用で一路層雲峡を
目指します。ところがこれまた恒例、紋別自動車道の「夜間工事通行止め」に引っかかりました。
このところ運悪くしょっちゅうなんですよ。仕方なく旭川鷹栖ICで降りて、下道R39を使います。
幸い通行量少なく順調に走れたのですが、愛別の手前だったでしょうか、えらく速度の遅い車が二台
連なって走っているのに追いつきました。追い越し禁止でなく、前方からの対向車もなかったので
一気に二台とも追い越したんですわ。ところが先頭を走っていた車がなんとパトカーで、
追い越す際初めて気がついたものの後の祭り…「こらやられた!」と思いましたよ。
幸いすぐに検挙には至りませんでしたが、そのあとずっとピタッとつけられたので、生きた心地が
しませんでした。50キロ制限になる場所などは特に神経を使って、常に10キロオーバー以下に
スピードを押さえてノロノロ走り、カーブなどレーダーが届かなそうな場所でアクセルを踏み込んで、
ようやく引き離したのが上川に入る手前くらいだったかな。いや~参りましたわ。


次は終盤美瑛町で。いわゆる白金街道、昨今特に有名になった「青い池」へ向かう道といえば
わかりよいかも。その青い池から町へ下りてきたセイコーマートのすぐ手前で「ネズミ捕り」を
やっていたんです。町へ入る頃に50キロ、続いてすぐに40キロ制限される場所です。
特に道幅が狭くなるわけでもなく、見通しもいいので、ゆるやかな下り坂を下りてきたら
それなりにスピードは出てますわな。私はそこそこの回数美瑛に行っている方だと思いますが、
スピード違反を取り締まっているのを見るのは初めてでした。対向車がパッシングなどして
知らせているためか、幸い私が数回通りかかった際に検挙されている車はありませんでした。
でも観光客(レンタカー)が頻繁に行き来する道路ですから、汚いよねえ?
私はわき道から白金街道へ合流したので取締りにはまったく気づかず、たまたま前を走っていた
レンタカーが急にスピードを落としたので命拾いしましたよ。「なんやこの車、イラつくなあ」と
実は思ったんですけどね、いやはやこれも危なかったですわ。


私はスピード狂ではなく、運転テクニックも達者ではないので、元来そんな無茶なスピードは
出しませんけど、それでも広大な北海道、制限キロどおりで走っていたら景色が変わりません。
でもまあ、交通事故防止もあるし、私のこのヒヤリ体験がどれくらいお役に立つかどうかは
わかりませんが、皆さんくれぐれも気をつけて北海道のドライブを楽しんでくださいませ。


*録画しておいたBSプレミアムの「ゴジラ特集」続けざまに数作見ました。
 何を隠そう、私はメカゴジラファンで、メカゴジラが最初に登場したのは昭和シリーズの末期、
 いわゆる低予算で、お子様向け路線の決して出来がいいとはいえない作品が頻発
 されていた時期でしたね。メカゴジラが登場した作品もたぶん出来自体はたいしたこと
 なかったのでしょうが、そのフォルムのかっこよさと圧倒的に高い戦闘能力に惚れましたね。
 ゴジラだけではまったく歯が立たず、キングシーサーという沖縄出身の怪獣と、人間が
 メカゴジラの司令部を破壊するなど協力して、やっとこさ退治できた記憶があります。

 今回見たのが「ゴジラVSメカゴジラ」「ゴジラ×メカゴジラ」の平成二作品。ファンといいながら
 どちらも見るのが初めてで、タイトルが紛らわしいし、私同様ファンが多いから続いて登場したのか、
 はたまた新怪獣のネタが尽きての再登場なのか?? いきさつもまったく知りまへん。
 VSの方はメカゴジラの造形は悪いし、動きは緩慢だしであんまり面白くなかった。×の方は
 主演の女戦士がアイドル?の釈由美子さん。申し訳ないけど、これ聞いた時点で「あかん」と
 先入観いっぱいでした。ところが… 予想は見事に覆り、釈さんの演技はよかったし、メカゴジラの
 造形もVSよりははるかにブラッシュアップされていて、ゴジラとの戦闘シーンも見応えがありました。
 ×の方がはるかに○だったというわけ。一応平成シリーズと呼ばれたゴジラものも、このあたりに
 なると各監督や脚本家が好き勝手やっていたんだなあ。×ではゴジラが40年ぶりに出現したって
 設定で、途中の枝葉はすべて白紙に戻されていました。

 好き勝手といえば続けて見た「ゴジラ、モスラ、キングギドラ 大怪獣総攻撃」も異色。ガメラシリーズで
 名を馳せた金子修介監督が、これも好き放題に脚色したって感じの作品。モスラ、キングギドラなどが
 古来からの「守護神」って設定ですしね。タイトルからは漏れているけど、「バラゴン」も登場します。
 フランケンシュタインとの対決では主役級だったんですが… でも、金子監督の「たくさん怪獣が
 登場する方が楽しいでしょ?」って方針には納得で、怪獣同士のバトルも迫力の演出で見応えがあり、
 本当に怪獣映画、ゴジラ映画が好きな人が映画を作っているんだなあと感心させられます。
 もちろん私には才能がないけれど、もし私がゴジラ映画を撮るとしたらこういう作品を目指すんだろうなあ。
 ストーリーはそこそこに、とにかく怪獣が大暴れするみたいなね。

 というわけで、これまで見た中では「×メカゴジラ」と「大怪獣総攻撃」が気に入っている私です。








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