旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

時流に逆らって… EOS5DMarkⅣ 購入

2021-06-04 19:21:00 | ライカはローリングストーン



ほとんどのユーザーの視線がミラーレス一眼に注がれている中、あえてその流れに逆らい、
デジタル一眼レフカメラ キヤノン EOS5DMarkⅣ(以下5D4)を、今更ながら
購入しました。

ミラーレスカメラには興味が湧かず不勉強で関心がなく…というか、あえて興味を持たずにいる感じで、
一番の理由としては、やはり全般価格設定が高すぎだと思うからで、本体、レンズとも3割~5割程度は
水増し、上増しされているように見え、手を出そうにも出せる状態でないのが正直なところです。

ただし、今後デジタル一眼レフ関連の新規開発および発売はまずないでしょうし、いずれ本体、
レンズをはじめ、周辺機器も手に入りにくくなるのは間違いなく、5年以上先を見据えるならば、
躊躇せずにミラーレスへの移行を検討したほうが得策でしょう。私にもし資金的余裕があれば、
値段がつくうちに現行の機材を下取りに出し、本体、レンズなどをミラーレス規格のものへ
総入れ替えすることを考えます。今後新発売されるのは周辺機器も含めすべてミラーレス仕様のもの
でしょうし、旧規格のままでは使えず、それを横目でうらやましく見てるだけ~ですしね。




    

取り巻く状況は完全にミラーレスへ傾いているとしても、個人的にどうしても許せないのが
バッテリーの消耗が激しいことです。構造的に致し方ないとはいえ、私の撮影スタイルでは
これは致命的、しょっちゅうバッテリーの充電のことを考えなければならなくなるとしたら、
余裕のある電源確保が難しい山旅、車中泊の旅では、実際のところ、これがなかなか大変なのです。

これまで5D4に手を出さなかったのはまさにこの点が理由で、5D3に比べるとバッテリーの
消費が著しいのが私的には気に入らなかったのです。それが、ミラーレスでは5D4の比ではない
ほど充電池の減りが早いということで、なし崩し的にこちらの購入に気持ちが傾きました。もちろん、
ミラーレスと比べると価格的にこなれ、費用対効果が納得できることもその大きな要因でした。


5D4の追加購入で、私のカメラ・ライフは、5~7年くらいは延ばせたのではないでしょうか。
ただしそれは、あくまでも各機材が故障なく動作することが前提で、ここにきてレフ機用レンズは
カタログ落ちする機種が多くなってきたし、この先ますます補充が難しい機材が多くなるに違いなく、
時流に背を向け取り残されるレフ機ユーザーは、いばらの道を歩むことが予想されます。

実際運用してみて、バッテリーの持ちを自分自身で確認し、それ次第ではありますが、5D4が
今後メイン機にとって代わることはまず確実で、5D3との住み分けをどうするかを思案します。
5D4のバッテリー消耗が予想以上に激しいようだと、5D3を空中戦(山泊まり)専用にし、
5D4は地上戦でのみで使うとかですかね。この先さらに価格が下がるとしたら、もう一台追加購入し、
併用することもあり得ます。ミラーレス化への徹底抗戦か、無駄な悪あがきか…


    

ストラップ、充電器など付属品一式。取説は簡易なものしか付いておらず、それでも、
操作系統は5D3とほとんど違いなかったので、何も見ずに、これまでのカスタマイズと
ほぼ同じような設定をし終えました。ただ、新しい機能も追加されているようなので、
オンライン取説に一度目を通しておいたほうがいいかもしれません。

あと5D3との違いは、画像サイズが大きくなったことで、撮影可能枚数が相当減ることです。
これまでは、一か月程度の撮影旅行ならデータを移し替えることなく使い続けられた手持ちの
記録メディア群でしたが、5D4がメイン機となると、容量が足らなくなる恐れが出てきます。

せめてもう一枚くらい記録メディアを追加購入しておいたほうがいいかもしれず、ここでも
先のことを考えると汎用性の高いSDカードのほうがいいのでしょうけど、個人的にSDは
小さすぎてかえって使いづらいなどの理由でどうにも信頼に足らず、これまた先のなさそうな
CFカードを選んでしまうかもしれません。過渡期はいろんなことを想定しなければならず、
大変ですねえ。

問題は新戦力をいつ実戦投入できるかで、いつそうなっても慌てないように、慣らし運転しつつ、
その日を心待ちにしたいと思う次第です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ナスビに一番花 | トップ | チンゲンサイ二回目の間引き... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ライカはローリングストーン」カテゴリの最新記事