【カラマツの黄葉と大雪山~美瑛町にて撮影/2018.11.04撮影】
【色づいたカラマツの幼木と大雪山~美瑛町にて撮影/2018.11.04撮影】
妖艶な朝焼けが終わったあとも、大雪山上空の分厚い雲はとれず、ずっと居座ったままだった。
気流の関係なのか、それとも天気が崩れる前触れなのか。それでも太陽は顔を見せて、
斜光がカラマツの黄葉を燃え上がらせ、ひとまずこの時期らしい写真は写せたかなと安堵した一枚。
しばし休憩のあと、まだ何か面白い風景はないかいなと探してたどり着いた場所が下の写真。
黄葉したカラマツの幼木が斜面に列を成し、面白い風景を作り出していた。
近年カラマツを伐採している箇所をよく見かけるようになった。新たな畑でも開墾するのかというと
そうではなく、伐採後の跡地には再びカラマツの苗を植えているようだ。北海洋さんによると、
昨今形成技術が進歩し、以前は資材としては使い物にならなかったカラマツも、合板として利用され、
それなりの価格で引き取られるからではないかとのことだ。
今期は赤羽の丘のカラマツ林が伐採され、これまでとは違った風情の場所になってしまったので
少々がっかりした。でも、やはりそのあとにまたカラマツが植えられていたので、大きく育つにつれ
周辺の景観が変化していく様子を楽しめるのではなかろうか。