会員登録してある本屋さんのカード更新月です。このところ本は買うものでなく、図書館で借りるか
立ち読みするかしかなくなってしまった私には、ほぼ無意味な更新なんだけど、その際に一枚無料で
ソフトをレンタルできるし、更新自体無料なので、まあ細々と続けている次第です。
近年は毎年ニューミュージック系のベスト盤を借りて、車のハードディスクに取り込んできましたが、
今回は初めてアニメのＤＶＤを借りてみました。それがこの「魔法少女まどか☆マギカ」の
劇場版後編・永遠の物語です。
前にＢＳプレミアムでベストアニメ１００ってのやった時に、上位１０作品がテレビ放映され、その恩恵で
まどか劇場版の前編を初めて見たんですね。以来ずっとレコーダーのＨＤＤに残したままで、いつか後編が
テレビ放映されたら一緒にブルーレイへ保存しようと考えていたのです。
ところがいつまで待っても放映が実現せず、いや、もしかしたらチャンスはあったのかもしれないけれど、
テレビ欄を毎日くまなくチェックしているわけでもないし、旅行に出ている時にはほぼまったくテレビを
見ないしね。そんなこんなで、現在ＨＤＤに残っていて、消そうか残そうか思案している番組中、一番の
古株となっていたのです。
それをこの前、久々に見直したんですね。それでもう消去してもいいと思ったんですが、改めて
見てみると、やっぱりこのアニメよくできていて、２０１１年度の作品とのことですが、現在放映中の
他のアニメ作品と比較しても、いまだハイレベルであることに違いないと思いました。さすが上位に
ランクされただけありますわ、皆さんお目が高いんどすなあ。
前編自体いいところで終わっているし、続きが気になって仕方なく、無料で借りられる機会を活かし
後編をレンタルしてみたんです。アニメを借りるのは、大昔、イデオンの劇場版をビデオで借りて以来
だなあ。たしか、イデオンの劇場版はなかなかLD化されなかったように記憶しています。
でさっそく視聴、感想としては前編のほうが総じてクオリティが高かったように思いました。神がかり的な、
宇宙的スケールまで話を持っていかないと収拾がつかないのはわかる気がするけど、終盤、見ている側は
置いてきぼりにされちゃう気がしました。途中で挿入歌がフルコーラス？で流れるのは何か意図があっての
ことなのでしょうが、私には物語が寸断されるだけのマイナス効果しか感じませんでした。テレビシリーズを
まったく見ていないので比較はできないけど、これは劇場版ならではの演出なのですかね。間延びした
だけの印象しか残らなかったところは、もう一度見直したら、その構成の意図などが私にも理解できるのかも。
とはいえ、定石を覆すような展開、たとえば、魔法少女まどか…とあるのに、主人公・まどかが最後にしか
魔法少女にならない流れなどは意表をつかれ、インパクトのあるアニメであることには違いありません。
悩み苦しむ場面の多いまどか、絞り出すような弱々しい声を誰が当てているのかと思いきや、悠木碧さんが
担当されていたんですね。彼女の声は変幻自在、エンドクレジットで確認するまで気がつきませんでした。
今放映中のラディアンでも魔法使いのヒロインを演じ、彼女自体が二重人格という設定なので声色を
使い分けていて、そのかよわいほうの声がまどかに近いといえば近いのかも。でも、まどかほどはかぼそく
ないよなあ。
当然コピーガードがかかっているのでDVDからダビングして後編を保存はできないし、一応これで
納得して前編を消去できるかな。あとは劇場版の続編を、来年借りるのを楽しみにしておこう。
気の長いお話でんなあ。
＊そして、返す前にせっかくですからもう一度見直してみました。前述のような違和感はだいぶ薄まり、
より楽しむことができました。結末が決してハッピーエンドでなく、まどかがいなくなってしまうのは
さびしいですよね。続編で復活するのでしょうか？ まどかカンバ～～ック！！
（何だかんだ言って、やっぱりかなりハマってらっしゃるようです）
アクセス
トータル
ランキング
