ウィスキーを休日の前夜嗜むわたくしです。一杯目をやや高級なので楽しんで、二杯目以降は、
もっぱらサントリーの「角瓶」をあおります。酔いが回ってからは、あまり高いのはもったいないし、
角瓶は低価格ながら、一定の基準はクリアしているように思えます。その一杯目をサントリーの
「白州」から、ニッカウヰスキーの「竹鶴」に替えた話は以前したように思います。
ところがその竹鶴、店頭で見かけなくなってずいぶん経ちました。最初は私がよく利用していた店が
扱いをやめたのかと思ったんですよ。他店よりも安く(税別2500円くらいで)手に入ったので、
メーカーからクレームがついて、出荷停止をくらったのだろうかと考えたりもしていました。
そのうち他店でも見かけなくなって、さすがに地元・北海道では手に入るだろうと、9月に渡道した際
探してみたところ、北でも店頭から姿を消していました。どんなわけなのか? 生産を中止したわけでは
なさそうで、品薄状態が続いているだけなのでしょうか? ネットでは販売されていて、でも、最安の
アマゾンでも3300円(税込み)くらいするんだなあ。
掲載した写真の竹鶴が私の手元にある最後の1本で、買い溜めてあったうちの最後、風前の灯ですわ。
それで、竹鶴に替わる2500円程度で買える品を探して試したみたのが、写真の「カナディアン・クラブ」と
「シーバスリーガル」(いずれも12年もの)です。
ところが、どちらもイマイチ納得できない味なんですよ。カナディアンは味が軽すぎてコクが足りないし、
シーバスは香りがもうひとつです。もちろんこれは個人の嗜好なので、合う合わないがあります。
竹鶴が店頭に戻ってくれるのが一番いいのですが、それまではウィスキー・コーナーの前で
腕組みして思案に暮れるしかないようです。
そもそも2500円程度でおいしいウィスキーにありつこうとすることに無理があるのでしょうか?
竹鶴、カムバック~!!