日本政府が韓国・釜山の慰安婦少女像設置に抗議して一時帰国させた長嶺安政駐韓大使を今月4日に帰任させてから、半月以上が経過した。この間、少女像の撤去どころか、帰任の理由に挙げた黄教安大統領代行(首相)と長嶺大使との面談も実現しておらず、政府は対応に苦慮している。

 「長嶺大使の一時帰国と帰任には自民党内からも批判が出ている。日本政府は何を得たのか」。民進党の寺田学氏は21日の衆院外務委員会で政府の対応を批判した。これに対し、岸田文雄外相は「さまざまな意見があるのは承知している。外交で強い意思を示すのは重要で、今後につなげていきたい」と、苦しい答弁を強いられた。

 長嶺氏は帰任後、10日に林聖男外務第1次官、18日には黄仁武国防次官を訪問。核・ミサイル開発を繰り返す北朝鮮問題での連携を確認した。ただ、面談を申し入れている黄氏や尹炳世外相ら閣僚については、韓国側から返答がないという。

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そもそも長嶺大使と森本釜山総領事を一時帰国させたのは

釜山日本総領事館前に慰安婦像が設置されたのが直接の理由。

日韓合意の大使館前の慰安婦像がそのままなのも大きい。

 

だから大使たちが帰任する為には慰安婦像撤去が必要条件となる。

ところが全く撤去される気配もないのに大使たちを帰任させてしまった。

 

北朝鮮問題が緊迫している為、大統領代行と面談する必要があるのも理由としていた。

しかし、格が違うなどと難癖を付けそれも叶っていない。

 

朝鮮有事が言われている今、在韓邦人たちを帰国させるのが急がれる。

ここは一日も早く、邦人帰国の為の手続きをし、民間機での帰国を促すべきではないだろうか。

未だに外務省安全情報ではレベル1にも指定していないが、

危険を認識させる為にはレベル2か3にするべきだと思う。

 

テレビでは在韓邦人へインタビューをしていたが、どうも危機感が足らないと感じた。

万が一の時は地下街に避難するつもりのようだったが

韓国は反日国だとの認識が全くないようで、韓国人と同等に扱われると思っているようだが

万が一食料が足らなかった時、防毒マスクが足らなかった時、

そして何かの切っ掛けで地下街でいざこざが起こった時、

真っ先に排除されたり、暴力沙汰の標的になるのは日本人だろう。

 

いざ帰国しようとしても航空券が取れないだろう。

頼みの自衛隊も韓国の許可が必要だが、すんなり許可するとは考えにくい。

 

こんな現実を把握し、今すぐ帰国すべきだと思うがどうも動きが鈍いようだ。

せめて5月末頃まで帰国すべきだと思うのだが・・・・。

それにしても観光に行く日本人がまだいるらしいのには驚きだ。

日本政府は朝鮮半島に有事が迫っている事や

その時には政府の責任で邦人全員を帰国させるのは困難だと広報すべきではないだろうか。

 

 

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