マスコミと拉致問題(R4.9.28)
令和4年9月28日水曜日「荒木和博のショートメッセージ」第897号。
拓大の国際講座で「拉致問題に対するNHKの姿勢をどのように考えますか」というご質問があったのでマスコミ全体についてお話ししました。
民放はスポンサーが必要ですから視聴率を気にします。
しかしNHKは私たちから強制徴収した受信料が主な収入源です。
つまりスポンサーは受信料を払っている私たちなのです。
視聴率も気にせず、拉致被害者救出を声高く訴えることもできます。
それをなぜしないのか。。。。。
それだけ拉致問題に無関心なのでしょう。
政府がNHKにどれだけ影響力があるのかと思いますが、
あれほど「拉致問題解決は最重要課題だ」と言い放った岸田さんですから
NHKに拉致問題に関する番組制作を依頼してもいいのにと思ってしまいます。
この際、全員一度に奪還するとの目的を軌道修正し、
一人でも取り返して、それを突破口にならないのかと思ったりします。
20年前、蓮池さん達5人の帰国に日本中が湧きたち、喜びにあふれていました。
しかし死亡と伝えられた横田めぐみさんたちの不可解な死因が指摘され、
世論は喜びから悲しみ、そして怒りに変わったのです。
何か切っ掛けが欲しい。
解決に向かう突破口が欲しいのです。
無関心な世論を動かし、消極的な政権を動かす為にはテレビの協力が必要です。
テレビで連日報じれば世論も動きます。
そして世論が騒げば拉致問題も何らかの進展があるのではと期待します。
悔しく、腹立たしいですが安倍元総理暗殺事件以降、連日旧統一教会との自民党がズブズブだとワイドショー。
その結果、世論が動き、自民党叩きに転じています。
それだけワイドショーの力は大きいです。
是非この影響力の強いワイドショーを利用するべきだと思いますし、
受信料を強制聴取しているNHKこそが国民の利益の為に動くべきではないかと思います。