厩舎決定

名古屋競馬へ転籍するタイキメサイアですが、預託先が藤ヶ崎一人厩舎に決まりました。現役の大樹のクラブ馬では3歳牝馬のデイジームーンとアシナダカと同じで、今年7～8月に掛けて3週間だけタイキサターンも所属していました。以前は名古屋と言えば角田輝也厩舎へ預ける事が多かったのですが、近頃は藤ヶ崎一人厩舎が多くなりました。藤ヶ崎一人厩舎には名古屋リーディング独走中の岡部誠騎手が所属しているので、跨って貰える可能性が高い事もあり頼もしい限りです。

そのメサイアは先週11/25（木）に美浦トレセンからお隣のムラセファームへ、翌11/26（金）に名張分場へ移動しました。名張到着時の馬体重は532kgで前走より+4kgで、馬体に余裕もありコンディション良好との事です。今年7～10月に掛けて3ヶ月の間、名張で調整した後に1戦しか消化していない事もあり疲労は無く、名張でさっそく乗り込まれています。近々、弥富トレセンへ移動する予定のようなので、早ければ年内には名古屋デビュー戦を迎えられるかも。メサイアの実力がどれだけ通用するのか楽しみです。

アニマルキングダム

ジャパン・スタッドブック・インターナショナルのインターネット血統書データサービスにアクセスして、ビクトリーホースランチの繁殖牝馬の種付け状況を見ては再来年の募集馬を予想し、期待に胸躍らせるのが毎年の恒例行事です。今年はなぜか全体的に種付け状況の更新が遅かったのですが、ようやく更新されたのでさっそく確認。まずオープン馬を輩出したアッシュベリーはダービー馬のレイデオロ（種付け料2021年600万円→2022年700万円）。これまでHalo系が多かったのですが、初のKingmambo系なのでどんな風に化けるのか楽しみです。

ここで気になったのが元出資馬ルリアンヴェールの種付け相手。今年1/27のジェイエス冬季繁殖馬セールで主取となり、その後の所在が不明だったのですが、現在は新ひだか町の田中春美牧場で繋養されていて、アニマルキングダムの仔を受胎していました。ルリアンヴェールの仔がクラブの募集馬にならなかったのは残念ですが、こうして血を残すことでルリアンヴェールの馬名が血統表に載る事は命名者としてとても嬉しいものです。

20年産追加募集馬の発表

先日からクラブのトップページで告知されていた20年産の追加募集馬ですが、本日その詳細が発表されました。新たにチームタイキに名を連ねるのはヴェスティージの20（牝・父アメリカンペイトリオット）で、10/21のブログでも触れたオータムセール2021で大樹ファームが落札した馬です。20年産としては11頭目の募集馬となり、選択肢が1頭でも増える事は会員の皆さんにとっても良い事です。

募集価格は920万円で、400口なので1口あたり23,000円と格安です。入厩先は栗東の西園厩舎で、かつては愛馬タイキマーシャ、現在はフロストエッジやタイキモンストルが預託されており、クラブのお馴染みの厩舎です。本日、リーフレットがクラブから届きましたが、荻野代表のコメントによると本馬の曾祖母にあたるシンコウエルメスの血統が欲しかったとの事で、以前からセールで幾度も競り負けてきたものの、上述のオータムセールでようやく落とせたとの事です。

お手頃価格で関西馬なのですが、この世代はアッシュベリーの20（牡・父ハーツクライ）の1口100,000円だけで精一杯なので、手を出す事は出来ず。アッシュベリーの20にはまだ出資予約はしていませんが、「残口僅か」が出なければ来年5月の「石橋を叩き割」の3%割引のタイミングで申し込む事になるかと。

名古屋競馬へ

11/20（土）の福島12R・西郷特別で16番人気の7着だったタイキメサイアですが、クラブと高橋祥泰調教師が相談の結果、中央競馬を抹消して地方競馬への転籍が決まりました。今のところ移籍先は名古屋競馬の予定で、今年だけで愛馬の名古屋への移籍はタイキサターン（名古屋1戦で現役引退…）に次いで2頭目です。中央からの離脱は残念ですが、現在の出資馬が3頭と少ない事もあり、平日にレースを楽しませて貰えるのは有り難いです。

西郷特別で5着以内に入れば優先出走権を獲得して次走に繋ぐことができたと思うのですが、大混雑の2勝クラスダート短距離戦では次走が何ヶ月先になるか分からず、年齢的にも頭打ちの現状では地方への移籍は仕方ありません。西郷特別に騎乗した原優介騎手も「芝スタートで行き脚が付かず」とコメントしているように、近頃は芝スタートの福島1150mや中山1200mで後方からのレースを強いられ良績残せず、オールダートの名古屋ならば好調時のように先行策で好走が期待できるかもしれません。

名古屋は1400mのレースが多く、メサイアにしてみれば少し長いかもしれませんが、元々は東京の1400mで初勝利を挙げた事があるのでギリギリ守備範囲かと。名古屋で順調に勝ち進み、来年5月のかきつばた記念（Jpn3）に出走できるぐらいになれば良いのですが。

勝ち馬から0.8秒差7着

本日11/20（土）の福島12R・西郷特別（3歳以上2勝クラス・ダ1150m）に単勝106.7倍のシンガリ人気で出走したタイキメサイアですが、その人気を大きく覆す7着に入り、2勝クラスで初めて出走奨励金を獲得しました。レースは五分のスタートも苦手の芝スタートでダッシュが付かずに後方12番手から。直線では上がりメンバー3位の末脚でジリジリと伸びるも前との差は詰まらず、バテた馬を交わした7着が精一杯。

次走に繋げるには5着以内が必須だったのですが、この人気を考えたら7着なら御の字かもしれません。5着馬との差は0.3秒、2馬身ほど足りずに優先出走権を獲得できなかったので、出走間隔の都合で次走は年明けになりそうです。ただ、この最軽量のハンデで7着と言う結果を踏まえて、クラブと高橋祥泰調教師がどう判断するのか、月曜日の更新を待ちたいと思います。

11/20（土）福島12R・4枠8番

明日11/20（土）の福島12R・西郷特別に出走するタイキメサイア枠番が4枠8番に決まりました。前走、前々走はいずれも8枠で二桁着順を喫してしまったので（8枠のせいだけではないですが…）、ちょうど真ん中の後入れ偶数枠番で良かったです。競馬ブックの予想の印はノーマークで、推定単勝オッズは34.1倍の14番人気。2勝クラスに昇級してから成績が散々なので仕方ありません。

出馬表を見渡すと、1勝クラスを勝ったばかりの昇級馬が5頭、前走2勝クラスで掲示板が5頭と好調のメンバーが揃っており、二桁着順が続いているメサイアにとっては苦戦必至。ここで掲示板に載り優先出走権を獲得する事ができれば、12/11（土）の中京・豊川特別、12/19（日）の中山・舞浜特別へ駒を進める事ができるので、軽ハンデを活かして好走を期待したいところです。

11/20（土）福島12R出走確定

11/20（土）の福島12R・西郷特別（3歳以上2勝クラス・ダ1150m）にタイキメサイアの出走が確定しました。フルゲート16頭に対して特別登録が44頭、出馬投票が24頭もいましたが、何とか出馬表に馬名を連ねる事ができました。メサイアは前走が4ヶ月前の7/18（日）で中17週だったのですが、前走が7/24（土）で中16週のメイショウエニシアは非抽選で除外。こんなに間隔が空いているにも関わらず、わずか1週で出走できるかどうかの明暗が分かれました。

昨日の想定の段階では未定だった鞍上は前走と同じ原優介騎手に。特別競走なので減量のない若手騎手の起用はよく分かりませんが、3場開催のローカルで選択できる騎手が非常に限られている中、跨ったことがある騎手ってだけでも貴重なのかもしれません。

メサイアのハンデは52kgなのですが、メサイアより軽かった51kgの4頭は出走間隔の都合で出馬投票すらせず、他の52kgは牝馬ばかりなので、牡馬で52kgのメサイアが最もハンデに恵まれた形に。この軽ハンデで掲示板に載れず、優先出走権を獲得できなかったら進退問題だと思うので、原優介騎手とメサイアに頑張って貰いたいところです。

ハンデ52kg

今週末11/20（土）の福島12R・西郷特別（3歳以上2勝クラス・ダ1150m）に特別登録しているタイキメサイアのハンデが52kgに決まりました。メサイアより軽い51kgは牝馬しかいない上に、いずれも出走間隔の都合で除外される見込みなので、実質はメサイアが最軽量です。フルゲート16頭に対して特別登録が44頭と非常に多い頭数と言う事もあり、前走から4ヶ月も空いているメサイアでも何とか出走可能なレベルでした。最近は追い切りの動きも抜群なので、軽量を活かして上位に食い込んで肩を叩かれずに済めば良いのですが。

さて、本日クラブからタイキフロリゼルのゴール前優勝記念写真が届きました。3歳未勝利戦で二桁着順が続いた時はどうなる事やらと思いましたが、障害競走とは言え中央で勝利を収める事ができたのは素晴らしい事です。レースでは2着馬に2馬身差を付けたので、ゴール前の写真はフロリゼル1頭だけが収まる見事な構図です。次走は12/18（土）の阪神競馬場での障害オープン競走で、さすがに未勝利戦と違ってレベルの高いメンバーが揃うと思いますが、目途の立つレースを見せて貰いたいものです。

19年産初勝利！

本日11/14（日）の福島1R（2歳未勝利）に単勝1.5倍の断然1番人気で出走したタイキマクスウェルですが、人気に応えて2着馬に2馬身半差を付けて初勝利を収めました。デビュー戦の前々走、前走と同じくハナを切り道中は淡々とレースを進め、3～4コーナー中間で２頭に競り掛けられるも4コーナーで突き放し、上がり最速で危なげなくゴールイン。デビューから連続2着と惜しい競馬が続いていたので、メンバーの質が落ちたここは単勝オッズが示す通り落とせないレースでしたが、この快勝を見せられると無用な心配でした。

チームタイキ19年産12頭のうち9頭がデビュー済みですが、勝ち上がり1番乗り。タイキサターンの半弟なので気になってはいたのですが、この世代はキズナ産駒のタイキバンディエラに出資した事で、関東馬のマクスウェルはスルーした次第で。バンディエラのデビュー戦の結果（13着）を考えると、相変わらず相馬眼はありません。これでクラブとしては先週のタイキフロリゼルに続き2週連続の勝利となり、今年の中央5勝目（地方含めると10勝目）。今年はずっと低空飛行でしたが、少しずつですが上向いてきた感じです。

次走は12/18（土）の障害オープン

先週11/6（土）の福島4Rで障害レース初勝利を挙げたタイキフロリゼルですが、放牧ではなくこのまま続戦の模様で、次走は12/18（土）の阪神4R（障害オープン・別定SB）に決まりました。7/3から4ヶ月以上も在厩で、その間に平地1戦と障害3戦を走ったので、初勝利の御褒美で放牧かと思っていたのですが、まだまだ元気いっぱいなようです。阪神だったら応援に行けますし、当日は重賞もなく指定席も容易に取れると思うので、オープン馬となったフロリゼルの雄姿を生で見られるのが楽しみです。

もう1頭の在厩馬のタイキメサイアですが、予定通り11/20（土）の福島12R・西郷特別（3歳以上2勝クラス・ハンデ）の出走に向けて調整が進められています。昨日の美浦南Wコースでの追い切りでは、一杯に追って上がり11.4秒と好時計。先週は11.8秒を出して自己ベストを記録したばかりだったのですが、2週連続で更新とかなり調子は上向いているようです。ハンデ戦なので二桁着順続きの近走の成績からも、52kgぐらいで走らせて貰えれば良いのですが。

障害オープン競走

たった1レースで未勝利馬から（障害）オープン馬になったタイキフロリゼルですが、橋田満調教師によると「放牧」の言葉はなく、「この後は馬の様子を見て、どこを目標にしていくか検討」との事でした。疲れが無ければこのまま続戦の可能性もありそうです。これまで全く気にした事はなかったのですが、番組表から障害オープン競走を探してみると、11月は3レース、12月は4レースしかなく、出走するだけでも狭き門をくぐらないといけません。

障害馬をリストアップして下さっているホームページによると、障害オープン馬はフロリゼルを含めて137頭（関東60頭、関西77頭）もいるので、例えば12月ならばこのうち44％しか出走できない計算に。3歳馬は12月までなら2kg減で出走できる事もあり、できる事ならば12/11（土）か12/18（土）の阪神のレースに出走したいところ。重賞のない日なら指定席も取りやすいと思うので、オープン馬となったフロリゼルの応援に行きたいものです。

タイキフロリゼル初勝利！

本日11/6（土）の福島4R（障害未勝利）に2番人気で出走したタイキフロリゼルですが、障害レース3戦目にして初勝利を収めることができました！障害初戦、2戦目共に勝ち馬から2.9秒も離された惨敗だっただけに、大きな期待を抱いていなかったのですが、一気に巻き返してくれました。7月の3歳未勝利戦で11着に敗れ、地方転籍か現役引退かと思っていたところに突如として現れた障害転向プラン。厩舎を追い出すことなく障害の素質を見抜き、3戦目で勝ち上がらせてくれた橋田満調教師の慧眼は流石です。

レースは五分のスタートから好位につけることができ、単勝1.9倍の断然1番人気ビップデヴィットが大きく離して逃げる中、フロリゼルは黙々と障害をクリア。2週目の3コーナーでは先頭から10馬身ほど離されて万事休すかと思われましたが、北沢伸也騎手はそこから猛然とロングスパートを仕掛けました。一完歩ごとに前との差を詰めて直線の障害で追い付くと、壮絶な叩き合いの末に残り50mで交わし、最後は2馬身差を付けてゴールイン。ビップデヴィットに無理に付いて行かずに脚を溜め、最後の最後で差し切る見事な騎乗でした。

これで障害オープンクラスに昇級ですが、7月からずっと在厩で調整が続けられてきたので、まずは疲れを癒して貰うために放牧かと。オープン初戦は来年になるかと思いますが、まずは未勝利戦を突破でき一安心です。愛馬の勝利は昨年7月のタイキメサイア以来、1年4ヶ月ぶり。なかなか勝てない日々が続いた上に、掲示板にも載る事ができずにレースを楽しむ事ができなかったのですが、久々に最後の直線で興奮することができました。あとは口取りが再開され、会員の皆さんと喜びを分かち合うことができれば最高なのですが。

11/6（土）福島4R・2枠2番

明日11/6（土）の福島4R（障害未勝利）に出走するタイキフロリゼルの枠番が2枠2番に決まりました。前走は大外枠からの発走で流れに乗れず、スタートからゴールまで後方のままでレースに参加できなかったので、内枠の利で内ラチ沿いをロスなく前目で進むことができれば。

前走は勝ち馬から2.9秒も離された7着だったにも関わらず、競馬ブックの予想の印は○▲△が並び、推定単勝オッズは4.3倍で2番人気。フロリゼルがここまで押し上げられると言う事は、出走メンバーのレベルがかなり低いようです。そんな中でも前走3着のビップデヴィットは1頭だけ抜けていて、断然の1番人気になりそうな感じです。フロリゼルの隣の3枠3番なので、ぴったりと付いて行って貰えれば勝算あるかもしれません。障害レースも3戦目なので、メンバーの落ちたここは最低でも馬券圏内に入って貰いたいところです。

11/6（土）福島4R出走確定

11/6（土）の福島4R（障害・未勝利戦）にタイキフロリゼルの出走が確定しました。これで障害レースも3戦目。そろそろ結果を出さないと平地に続いて障害でも肩を叩かれるかもしれません。対戦メンバーを見渡すと、強敵は前走3着のビップデヴィットと、2勝クラスからの初障害ブルーエクセレンスの2頭ぐらい。あとはフロリゼル含めて横一線なので、ここは最低でも掲示板には載っておきたいところです。

もう1頭の在厩馬のタイキメサイアは11/20（土）の福島12R・西郷特別（ハンデ戦）に向けて調整中。昨日11/3（水）の美浦南Wコースでの追い切りでは全体68.0秒の上がり11.8秒で、この上がり11.8秒はメサイアのベストタイム。6歳11月にしてベストを出せるあたり、まだ衰えてはいないと思いたいのですが、これだけ二桁着順が続くと次走も二桁だと見切られてしまうそうな感じも。ハンデに恵まれたら良いのですが…。