「最近、儂を呼んでくれんのんじゃけど」
「呼ぶとか呼ばないとかじゃぁなくて、結構面倒なんですよ。右向きとか左向きとか」
「儂は面倒なんじゃの・・・」
「だから、そう短絡的にならずに」
「で、今日は何処に連れて行ってくれるん?」
「変わり身の早さはオリンピック級」
「流川の端にコスパ抜群の居酒屋があるとの情報を目にしましてね」
「流川くん」
「出すと思いましたよ。でも、流川君だけ正面見てませんけど」
「はんまじゃ」
「着きましたよ」
「なんか張り紙があるぞ」
「ですね」
「本日休業じゃと」
「情報では不定休ってことで・・・」
「君の下調べはそんなもんだろうと思っちょったけど」
「本当にすみません」
「今日は儂に任せんさい」
「ぇ、連れて行ってくださるんですか?」
「儂の情報網に引っかかった迷店リストから取って置きじゃぁ」
「広島ですから、危険な処には連れて行かないでくださいね」
「ここ薬研堀じゃろ、こがいに人が少ないんかのぉ~」
「私がここに住んでいた頃は人が溢れてましたけどね」
「この辺はインバウンドも見かけんのぉ・・・」
「ですね」
「薬師丸ひろ子風に云うてみんさい」
「かんさん」
「素晴らしい!」
「あったぞ、ここじゃ」
「立呑 田中孔厘愚。なんて読むんですか?」
「儂に聞きんさんなや」
「CALLING TANAKA」
「そうそう、そんな感じ。タナカコーリングじゃったわ」
「一人なんじゃけどのぉ~」
「今日も私は影ですね」
「カウンターの一番奥に張り付いて」
「生頂戴な」
「発注しといて品書きを確認する」
「マルエフ生450円」
好い感じですね
「アテも手ごろな感じかのぉ・・・」
「海老ココナッツカレーとかスパイシーキーマカレーとかありますね」
「ブラックさんが好きそうじゃのぉ」
「それって誰ですか?」
「わりゃぁ、ブラックさんをしらんのんか」
「そんなに怒らないでください」
「おこっちょりゃぁせんわいね。これが普通の広島弁じゃけぇ」
「ほんま怖かったです」
「ブラックさんは大阪勤務時代の呑み友じゃけん、気にせんとって」
「うさぎ先輩のカレー好きの呑み友ということで確認いたしました!」
「今日は物分かり度120パーセントじゃのぉ」
「いろいろスパイスが揃ってそうですね」
「儂は蕎麦猪口が気になったわ」
「自家製もやしチャーシューいうて、もやしが自家製じゃ思う?」
「そんなん思う人おらんでしょ」
「もう一杯行っときます?」
「モヒート風サワー頂戴な」
「頼むと思ってました!」
「モヒート好きじゃけぇ」
「じゃけぇいうたら思い出しました」
「昨日、プロバスケットボール Bリーグで広島のドラゴンフライズが優勝しましたね。」
「ほうじゃのぉ、でも、順不同ブログじゃけぇ、行った日が特定されるような記載は避けた方がエエんじゃけどの」
「す、すみません」
「ええんじゃ、目出度いことは例外じゃ」
「Bリーグの応援で、下剋上じゃけぇ、優勝じゃけぇ・・・、いうのをよく目にしました!」
「ほうじゃったのぉ」
「全国区の方言ですね」
「儂は、『じゃけぇ』よりは『じゃけん』派じゃけん」
「ぇ、違いがあるんですか?」
「知らんけど」
「話しとったら急に混みあって来たのぉ」
「そうですね、皆さん常連さんみたいで」
「そろそろ行くかのぉ」
「お会計を願い出て」
「1350円を支払って」
「男は夜の町に消えていくのであった」
お店の情報は個人の備忘録として掲載しています。訪問時とは所在地、営業時間、定休日等変更になっていたり、そもそも誤った内容を記載しているかもしれません。最新の情報は食べログなどでご確認ください。
『タナカ コーリング (TANAKA CALLING)』
広島県広島市中区薬研堀9-12
・銀山町駅から404m
営業時間:
定休日:
「呼ぶとか呼ばないとかじゃぁなくて、結構面倒なんですよ。右向きとか左向きとか」
「儂は面倒なんじゃの・・・」
「だから、そう短絡的にならずに」
「で、今日は何処に連れて行ってくれるん?」
「変わり身の早さはオリンピック級」
「流川の端にコスパ抜群の居酒屋があるとの情報を目にしましてね」
「流川くん」
「出すと思いましたよ。でも、流川君だけ正面見てませんけど」
「はんまじゃ」
「着きましたよ」
「なんか張り紙があるぞ」
「ですね」
「本日休業じゃと」
「情報では不定休ってことで・・・」
「君の下調べはそんなもんだろうと思っちょったけど」
「本当にすみません」
「今日は儂に任せんさい」
「ぇ、連れて行ってくださるんですか?」
「儂の情報網に引っかかった迷店リストから取って置きじゃぁ」
「広島ですから、危険な処には連れて行かないでくださいね」
「ここ薬研堀じゃろ、こがいに人が少ないんかのぉ~」
「私がここに住んでいた頃は人が溢れてましたけどね」
「この辺はインバウンドも見かけんのぉ・・・」
「ですね」
「薬師丸ひろ子風に云うてみんさい」
「かんさん」
「素晴らしい!」
「あったぞ、ここじゃ」
「立呑 田中孔厘愚。なんて読むんですか?」
「儂に聞きんさんなや」
「CALLING TANAKA」
「そうそう、そんな感じ。タナカコーリングじゃったわ」
「一人なんじゃけどのぉ~」
「今日も私は影ですね」
「カウンターの一番奥に張り付いて」
「生頂戴な」
「発注しといて品書きを確認する」
「マルエフ生450円」
好い感じですね
「アテも手ごろな感じかのぉ・・・」
「海老ココナッツカレーとかスパイシーキーマカレーとかありますね」
「ブラックさんが好きそうじゃのぉ」
「それって誰ですか?」
「わりゃぁ、ブラックさんをしらんのんか」
「そんなに怒らないでください」
「おこっちょりゃぁせんわいね。これが普通の広島弁じゃけぇ」
「ほんま怖かったです」
「ブラックさんは大阪勤務時代の呑み友じゃけん、気にせんとって」
「うさぎ先輩のカレー好きの呑み友ということで確認いたしました!」
「今日は物分かり度120パーセントじゃのぉ」
「いろいろスパイスが揃ってそうですね」
「儂は蕎麦猪口が気になったわ」
「自家製もやしチャーシューいうて、もやしが自家製じゃ思う?」
「そんなん思う人おらんでしょ」
「もう一杯行っときます?」
「モヒート風サワー頂戴な」
「頼むと思ってました!」
「モヒート好きじゃけぇ」
「じゃけぇいうたら思い出しました」
「昨日、プロバスケットボール Bリーグで広島のドラゴンフライズが優勝しましたね。」
「ほうじゃのぉ、でも、順不同ブログじゃけぇ、行った日が特定されるような記載は避けた方がエエんじゃけどの」
「す、すみません」
「ええんじゃ、目出度いことは例外じゃ」
「Bリーグの応援で、下剋上じゃけぇ、優勝じゃけぇ・・・、いうのをよく目にしました!」
「ほうじゃったのぉ」
「全国区の方言ですね」
「儂は、『じゃけぇ』よりは『じゃけん』派じゃけん」
「ぇ、違いがあるんですか?」
「知らんけど」
「話しとったら急に混みあって来たのぉ」
「そうですね、皆さん常連さんみたいで」
「そろそろ行くかのぉ」
「お会計を願い出て」
「1350円を支払って」
「男は夜の町に消えていくのであった」
お店の情報は個人の備忘録として掲載しています。訪問時とは所在地、営業時間、定休日等変更になっていたり、そもそも誤った内容を記載しているかもしれません。最新の情報は食べログなどでご確認ください。
『タナカ コーリング (TANAKA CALLING)』
広島県広島市中区薬研堀9-12
・銀山町駅から404m
営業時間:
定休日:
20240529