活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

コンサート、始動!!  城東の第九(その6)

2010-02-19 23:59:33 | 一万人の第九(音楽の海)
          (TOP画像は、ゲネプロ時のオーケストラの情景)

会名:第3回城東区「第九」演奏会
開催:2010年2月14日(日) 開場:13時  開演:14時
会場:大阪信愛女学院講堂
指揮:木村俊明
ソプラノ:井岡潤子 
アルト:田中友輝子 
テノール:小餅谷哲男 
バリトン:田中勉
管弦楽:ハーモニアス管弦楽団
合唱:城東区第九演奏会特別合唱団

主催:城東区ゆめ~まち~未来会議 TEAM Jo-9♪
共催:城東区コミュニティ強化 合唱団Jo-9♪ 大阪信愛女学院 他
協賛:社団法人城東区医師会 社団法人大阪市シルバー人材センター 他
後援:城東区役所 社会福祉法人城東区社会福祉協議会 他

スローガン:城東区1000人の歓喜が響き合う。


■2月14日(日) 午前12時15分

さて。

ゲネプロも終了して。
楽しい昼食タイムである。

とはいえ。
暖かい食べ物に有り付ける訳でもなし。

特に、今日は集合がまだ近所のスーパーも明いていない時間の9時半と
早かったために。

昨日のうちに買っておいた菓子パンを、ぼそぼそと食べる食事だった
のは、ちと味気ない。

それはともかく。

寒い!のである。

以前にも書いたが、この食堂はやたらと寒い。

ヴァニラブックス氏は、手作りのお握りと魔法瓶の温かいお茶で優雅に
食されているが。

菓子パンとペットボトルの冷えた野菜ジュースしか飲んでいない当方は
もうガクブルである。


そこで、またしても登場したのが。
食堂の隅に設置されていた魔法瓶と紅茶やコーヒー。
このおかげで、本当に助かった。

事務局の方の心配りに、感謝!なのである。


食事が終了した頃には。

所属する大正の第九のメンバーと食事をされていた速星氏も合流。
住之江の第九合唱団団長であったN氏とも出合って。

なかなか楽しい語らいを持つことが出来た。


更にそこに。
城東第九の事務局の方も加わって。

合唱談義になるかと思いきや。
ヴァニラブックス氏の持つiphone談義となったのが、妙におかしかった。

特に城東の事務局の方は、そこそこご年配の方なのだが。
今はネット環境に無い中で、iphoneに非常に興味をもたれていて。

タッチパネルの触感や、月額の料金等について。
色々とヴァニラブックス氏に質問をされていたのが印象深かった。

人間。
いくつになっても、好奇心を忘れないということは大切なんだなと、
ふと思った次第である。

そうした間に。
事務局ボランティアの方が、「記念にどうぞ♪」と、城東第九のロゴの
入ったクリアファイルを配布してくださった。

う~ん。
やるなあ。城東の第九。



そうこうするうちに。
午後2時の開演時間が近づいてきた。

城東の第九の方々は、我々応援合唱団とは異なり。
お客様に合唱指導をするために、先行して一旦会場入りをする。

その集合の声がかかり、該当メンバーが去って行った後も。
尚もおしゃべりを続ける応援合唱団の面々。

その中で。
ヴァニラブックス氏が語っていた内容が、印象深かった。

今回も、氏のご友人の方がお客様としてきて頂いているのであるが。

Mのパートを、観客も一緒になって歌うのは勘弁してほしいと言われて
いたとのことである。

僕達合唱団は。
当然、歌うことが好きなメンバーばかりである。

それゆえに、歌うこと自体に疑問を感じたことは無かった。

だが。
お客様は、純粋に音楽を楽しみたいという方も、確かに多い筈である。
自分も歌ってみたいという方以外は、泰然自若と座っていればよい。
そういう考え方もあるだろうが。

じっくりと、プロの演奏と合唱を聞き込みたいという方も、中には
少なからずおられるだろう。

10000人の第九では、もうホール全体でのMの合唱が恒例行事化
しているために、そうした役目もすると判った上で入場する観客の
方も多いだろうが。


その他の第九では、その有り様を再考した方がよいのかもしれない。


そう思わされたエピソードだった…。



さて。
いつの間にか、時間も過ぎて。
開演時間間近となった。

トイレを済ませておこうと、食堂から一歩出ると。

もう既に、お客様が陸続と入場してきつつある。


今回の第九は、お一人1000円という入場料金を徴収する。
それが故に。
我々合唱団も、アマチュアだのと甘えたことは言わずに、
歌いきることに専心しないといけない。
と、改めて誓う。


■同日 午後2時

いよいよ。
講堂では、本番が始まった。

我々は、第2楽章と第3楽章の間で入場するために。
午後2時15分には、先ほどのマリアンホールに集合。
隊列を組んで講堂入り口で待機の上、第二楽章の終了とともに
講堂内へと入ることとなる。

マリアンホールの入り口横には、マリア様のモザイク画が描かれている。
今日の成功を、密かに祈念して隊列を組む。


勿論、僕は先頭。
責任重大なのである(何のだ?(笑))。

事務局の方の誘導を受けて、マリアホールから講堂へと移動。
練習どおり、左右に分かれて講堂の出入り口前に待機。

微かに、演奏が聞こえる。

そして。
いよいよ、第2楽章が終わった。

開けて入ってよいものかタイミングを掴めずにいると。

「入場してくださ~い」と、反対側から微かに聞こえる声。

ままよ!とばかりにドアを開けて、いよいよ入場!である。


(この稿、続く)



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