活字の海で、アップップ

目の前を通り過ぎる膨大な量の活字の中から、心に引っかかった言葉をチョイス。
その他、音楽編、自然編も有り。

ドームよ、私は帰ってきた 大阪市立科学館 特別プラネタリウム その3

2010-07-05 23:56:13 | 映像の海

        (TOP画像は、(C)JAXA,大阪市立科学館。飯山学芸員撮影)

タイトル:帰ってきた「はやぶさ」
上映場所:大阪市立科学館
上映日時:平成22年6月27日(日) 午後4時~(45分間)
解説者 :飯山青海学芸員(JAXAによるはやぶさ回収部隊光学撮影班員)




■お前たちは甘い、甘いんだよっ!

昼は昼で、バタバタと用事を済ませた後に。
いよいよ、科学館へ向かって出撃を開始する。

ただ。
出しなに、科学館の提携駐車場の空き状況を確認したが、満車マークに
ダメだしされた格好となったために。

こんなこともあろうかと調べておいた、周辺の他のパーキングへと愛車を
回して、科学館に入場。

地下の全天周ドームへの入口へと続く階段を降りながら、ふと天井を見上げる。



ここの天井は、一際高いドームを作っていて、見るからに気持ちがいい。

ちなみに、建物の外観はこのような形である。


更にちなみに、隣にある国立美術館もなかなかにアバンギャルドである。



閑話休題。

地下の広場に下りて、入場待ちの列の最後尾についたその時点で。
時刻は既に15時45分。

何とか、16時の上映には間に合った、といったところである。

その時点で。
列は、地下広場のトイレの前辺りまで伸びていた。


う~ん。

300人定員まで売れていることは、分かっているのだから。

当然といえば、当然なのだ。


後日、Mixiの関連コミュを見れば。
15時からの上映が始まるや否や、列が形成されだしたとのことである。

いや、全く。
考えの甘さを、痛感させられた次第である。



到着後、殆ど時をおかずして入場が開始となった。

列は、しずしずと進んでいく。

途中。
大阪市立科学館の初代プラネタリウム投影機が飾られている横を通る。



いつ見ても、エイリアン2の女王を思い出させる概観ではある。


しかし…。
自分が、作られた本来の目的を果たさなくなった今も。
こうして、展示物として飾られていることについて。
彼女自身はどう感じているのだろうか?


老醜を晒し続けることには耐えられない。という思いか。

或いは。
どんな形であれ。自分が自然科学に関心を持ってもらえるきっかけに
なれば幸いである。という考えか。


他者の。
そうした一方的、かつ無責任な感情移入を他所(よそ)に。

彼女は、超然と、その頭(こうべ)を今も虚空に向け続けている…。


やがて。
ドームへと入場。


まだ空席はそこここにあるものの。

当方は家族四人連れのため、連席となると流石に限られてくる。
というか、殆どない!


ようやく見つけたのは、前から2列目。

う~ん。

まあともあれ。
入りたくても、入れなかった方々も沢山いるのだから、と。

前向きに考えて、シートに腰を下ろす。


おお。
久しぶりの、この御フランス製のシートは。
相変わらず、クッションがいい。

リクライニングも最高で、何だかあっという間に眠りの世界へと
運ばれてしまいそうだ(笑)。




(この稿、続く)




はやぶさ―不死身の探査機と宇宙研の物語 (幻冬舎新書)
吉田 武
幻冬舎


現代萌衛星図鑑
しきしま ふげん
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