日時:平成23年8月20日(土) 午後2時~
場所:わかやま館1Fイベントホール
主催:みさと天文台友の会
テーマ:「星への憧れ-宇宙と神話の世界-」
画像提供:@j_pegasus(わかやま館元シアターディレクター村田氏)
■ドーム、姿を現す
移動式ドームというと、なんとなくサーカス小屋(という表現は、
今では言わないのだろうなぁ)のような印象があるが。
今回の上映会で用いられるドームは、株式会社アールクールが
保有し、レンタルしているものである。
といっても、ドーム直径5m。入り口にある気密調整室を入れると
差し渡し7m近くになるこの設備を、どのようにして移動させ、
上映に向けた立ち上げや撤収を行うのかは非常に興味を惹かれた
のである。
同社のHPによれば、貸出料金のところに別途費用として「機材運搬費
+ 高速道路代(実費) + スタッフ宿泊費」という記載があった
ことから。
どうやらレンタル契約が決まり、実際に上映を行う際には、
東京吉祥寺の本社から、スタッフが車で資材を運搬。
目的地での設営から撤収までを、一元的に行うようである。
今回のイベントの仕掛け人の一人でもある、わかやま館ドーム
シアターの元ディレクターである村田氏(@j_pegasus)が。
今回の設営の様子を写真に撮ってtwitterでUPされていた。
村田氏にその際の写真を掲載させていただく許可を戴いたので、
順を追って見ていこうと思う。
まず、こちらがドームを梱包から解いて広げた状態。
続いて、空気を送り込み出したところ。
ドームが完全に自立し、形がはっきりと見えたところ。
それに、ドームの与圧を維持するために設けられるエアロックを
立ち上げて完成となる。
こうした立ち上げは、上映前日に行われている。
時間にしても、それほどは要しなかったようである。
まあ、どちらかと言えば、ドームの立ち上げよりも、その後の映像の調整
の方に時間を要するのかも知れない。
ともあれ。
そうした作業を経て、上映の準備は完了となった次第である。
これほど簡便に設置が出来るのであれば、ぜひ自室に一つ設置
したいところである。
自宅で、くつろいだ状態で。
いいソファーを中に持ち込み(どうやって入れるのかは要検討だがw)、
お気に入りの映像をワインを片手に気の置けない仲間と楽しむ。
う~ん。
いいなぁ。やってみたい。
たかが問題は、設置場所と費用の確保。更に同居人の承認を得ること
だけだ…。
■会場にて
なんとか、トークショーが始まる午後2時には間に合う形で、会場に
入る。
(昼ごはんは抜きとなってしまったが、何。気にしない!)
わかやま館には、これで2度目の訪問。
今回の会場は、1F入ってすぐ左手にあるフリースペースである。
うまくパーティーション等を使って、KAGAYA監督のCG作品パネルや
物品販売ブース、移動式ドームやトークショー会場がすっかりと
設営されている。
会場には、既に多くの人が詰めかけていて、特にドームの前には
次回上映待ちの行列が出来ていることにびっくりすると同時に、
嬉しく思った。
トークショーまでには少し時間があったので、会場内をウロウロ。
村田さんや物販ブースに詰めていたみさと天文台友の会の松本氏とは
すぐにお会いでき、お久しぶりと旧交を温め合う。
お二人とは、今年5月にすばるホールで上坂監督の講演会でお会い
して以来である。
ちょうど、みさと天文台友の会の会員期限が切れていたので更新
するとともに、更にバージョンアップしたというイトカワクッキー
も購入する。
しかし、このクッキー。
毎回購入するたびに、少しずつ改良が加えられているなぁ。
恐るべしは、製造元のフレンチレストラン「Chezみなみ」さんの
あくなき向上心である。
更に、クッキー売り場の側で売られていた、その名も「地球から
見た小惑星ベスタ」というスムージーも飲んでみたかったのだけ
れど、先程から僕の視界にチラホラと移る人影が気になり、その
場を一旦離脱。
そう。
その人影とは、KAGAYA監督ご本人である!
※ 画像は、噂のスムージー。
KAGAYA監督も飲まれて、ご好評だったとのことである。
(この稿、続く)
画集 銀河鉄道の夜 | |
クリエーター情報なし | |
河出書房新社 |
http://d.hatena.ne.jp/tetrahedrane/20070707#p1
一家に一台、欲しいですね~♪
大阪市立科学館も持ってるんですか?
知らなかった~。
一家に一台、是非欲しいですが、問題は設置場所ですw
屋内専用仕様だし…w