(TOP画像は、(C)JAXA,大阪市立科学館。飯山学芸員撮影)
上映場所:大阪市立科学館
上映日時:平成22年6月27日(日) 午後4時~(45分間)
解説者 :飯山青海学芸員
(JAXAによるはやぶさ回収部隊光学撮影班員)
■入館、そして…。
9時前になると。
後ろを振り返っても、既に列の終わりを視認できないほどに人波が続いて
いるようになった。
もっとも。
後ろよりも、前の行列のボリュームが気になって仕方ない。
と、そこに。
拡声器を持ったガードマンさんがやってきて、
「この辺りから、4時の特別プログラムの入場は非常に微妙となります。
悪しからず、ご了承くださ~い」
とイエローカードを突きつけられる。
この前に並んでいる人々は100人程でも、その人たちが何枚買うかは
分からないので、実際にチケット販売してみないとどこまでOKかは
誰にも分からないのですよ。
そうした類の説明を、順次列の後半に向かってリピートしながら進んで
いくガードマンさん。
思わず。
どうか間に合いますように!との、誰に向けたものでもない願いを空へと
放つ。
そうして迎えた、9時10分過ぎ。
行列の先頭が、ユラリと蠢いたかと思うと、徐々に前へと進みだした
ではないか!
本来ならば、9時半開場なのだけれど。
科学館さん側のご好意で、早めのオープンとなったようである。
心配りに感謝しつつ、列に続いていよいよ館内へ!
科学館は、入場するだけならチケット類の購入は不要。
展示ルームやプラネタリウム等を見たい人は、地下1階のチケット
売り場で購入するという仕組みになっている。
#1階にあるミュージアムショップを利用したいだけなら、フリーである。
そのため、隊列は正面玄関のまん前にある階段を下りて、チケット売り場
前の広場に誘導されている。
幸いなことに。
僕の位置だと、この広場まではスムーズに誘導してもらえることが出来た。
が。
ここから、九十九(つづら)折れタイムの始まり!である。
6~7列くらいに折り重ねられた列の最後尾に着く。
正面のチケット売り場の上には、大型モニターにチケットの残数表示が
まるでスカウターのように表示されているらしい。
幸か不幸か、車の運転の時くらいしかメガネが要らない(=普段、
メガネは車にしか常備していない)軽度の近視の僕の裸眼視力では、
今の場所からその数字までを見極めることは出来ない。
ハラハラとしながら、列の歩みに身を任せていく。
そして…。
ようやく、僕の視力でも、数字がはっきりと識別できるところまで来た!
午後4時の特別プログラムの。
残数は、124!
折り返しは、あと4スパン。
う~ん。
微妙だ。微妙すぎる~。
■チケット、GETだぜ!(古っ)
9時半ちかくになって。
ようやく、最前列にまで体が運ばれてきた。
既に二桁台にまで残数は下がっているものの、さすがに何とか
なりそう!である。
ここでようやく、後ろを振り向く余裕も出てきた。
列を整理しているお姉さんが、各プログラム毎に必要なチケットの
枚数を確認しにくる。
もう一度、まじまじとモニターの残席数を確認。
特別プログラムと展示ブースのチケットを申告。
「Back to the EARTH」もまだ残数はあったけれど、
未見の人もいらっしゃるだろうからと購入を見送る。
#DVDも持っているしね。
ただし、家にブルーレイ対応機が無いので、まだ見れないけど(笑)。
お姉さんがメモ用紙に手書きで申告した枚数を記入し、渡してくれる。
そのメモを持って、空いたカウンターのお姉さんに手渡して、現金と
引き換えにチケットを購入する仕組み。
そして…。
ようやく、チケットGETである!
これでこそ、深酒の後にも関わらず、頑張って出張ってきた甲斐も
あったというもの。
感慨に浸りながら、1階に戻る階段を昇る。
つと振り返ってみると、まだ行列は続いている。
階段を昇りきったところにも、残席パネルはあって。
こちらでは、既にチケットは完売となっていた…。
Mixiコミュでは、この後同好の士で集まりましょうという呼びかけが
為されていたけれど。
こちらは、まだ睡眠時間も足りていない状況だったので、コミュでの
情報共有に心で感謝を述べつつ科学館を後にした。
さて。
夕方まで、一度帰投して仕切りなおし!である。
(この稿、続く)
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その場で見れないんだ。
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