成田山深川不動堂へ行った。
母の代わりに、御護摩札を受けるためだ。
護摩とは、梵語のhomaに由来し、不動明王を本尊として、護摩壇を設け、いろいろな供物を捧げ、護摩木を焚いて、息災・増益・降伏などを祈る、真言密教の秘法である。
古くからインドで行われていた祭祀法を採り入れたもので、智慧の火で、煩悩の薪を焚くことを象徴するという。
この護摩修行を通して、われわれの煩悩を、不動明王の智慧の炎によって焼き尽くし、われわれの願いが清浄な願いとして祈られた証として、目に見える形に現したのが護摩札である。
智慧の炎によって清められ、願いの記されたた護摩札は、不度明王の霊徳を宿し、不動明王そのものを象徴しているという。
酉年の母は、酉年の守り本尊といわれる不動明王を信じ、成田山新勝寺から受けた不動明王を祀り、毎朝、ご真言を唱えている。
未年の私は、彫刻家であり、仏師でもある小野直子先生にお願いし、楠の霊木で大日如来を彫っていただき、朝晩、般若心経・光明真言を唱えている。
クリスマスイブに、護摩札の話。やはり私は変人か。
母の代わりに、御護摩札を受けるためだ。
護摩とは、梵語のhomaに由来し、不動明王を本尊として、護摩壇を設け、いろいろな供物を捧げ、護摩木を焚いて、息災・増益・降伏などを祈る、真言密教の秘法である。
古くからインドで行われていた祭祀法を採り入れたもので、智慧の火で、煩悩の薪を焚くことを象徴するという。
この護摩修行を通して、われわれの煩悩を、不動明王の智慧の炎によって焼き尽くし、われわれの願いが清浄な願いとして祈られた証として、目に見える形に現したのが護摩札である。
智慧の炎によって清められ、願いの記されたた護摩札は、不度明王の霊徳を宿し、不動明王そのものを象徴しているという。
酉年の母は、酉年の守り本尊といわれる不動明王を信じ、成田山新勝寺から受けた不動明王を祀り、毎朝、ご真言を唱えている。
未年の私は、彫刻家であり、仏師でもある小野直子先生にお願いし、楠の霊木で大日如来を彫っていただき、朝晩、般若心経・光明真言を唱えている。
クリスマスイブに、護摩札の話。やはり私は変人か。