江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

鯖街道起点 を踏む

2022年01月08日 16時48分00秒 | Weblog
鯖寿司を食べると 若狭から「京は 遠くても18里」を思い出す。
 そこで今回は 鯖街道の出発点を確認した。

ここに博物館があり 世話役のお爺さんの話を聞いた。心に残ったのは
 1、  18里の道のりはアップダウンがある山道で 皆んなが皆んな京都まで運んだ訳でない。途中の集落の人達に鯖の荷物を売却して 順に京までリレーして行くと。中には利を得るためを一人で18里直行する強者もいたが、多くはない。
 2、若狭で鯖は多量に取れる安い魚。だからそれを捌くのに大消費地 京都はよい。ただ料理方法がない漁村では塩漬けにして送るより知恵が無かった。一方京都では水が豊かだから 塩漬けを戻して 鯖寿司を
編み出した。文化の付加価値をつけた訳だ。だから鯖寿司は京都の料理で若狭の料理でない。若狭には寿司屋がないとか。逆輸入の店はあるが。



話しの種に御土産を買った。
若狭で魚をと考えたが 普通の刺身しかない。



結局 青春18切符の最終5回目は 京都発 綾部 舞鶴 小浜 経由のlongジャーニー となって 十分元を取れた。
 爺さんの冒険も 今後はマイルドにと思っています。なにしろ サルコペデイア
と フレイル を実感しているので もう無理は禁物です。






コメント
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