江戸の退屈御家人

世の中のいろいろ面白いことを野次馬根性で・・・・

夏も終わりの パリ その2 サンマルタン運河クルーズ

2015年10月01日 14時11分41秒 | Weblog
パリにはセーヌ川クルーズなどいろいろな種類の船の旅がある。

今回は、サン・マルタン運河を散歩しようと考えていたが、この運河クルーズがあるのを発見。その出発点はバスチーユ広場にラルスナル港から乗船し、3時間弱で19区のヴィレット貯水場まで約5kmぐらいのクルーズするというもの。乗客は100ぐらいかな、フランス人やその他ヨーロッパ人、アメリカ人が多く、日本人や中国人あ見当たらない。

バスチーユ広場

広場の真下の地下運河から入る。







運河と一般道路がクロスしている





運河は高低差25mがあり、その間4-5個のロックがあるので、結構時間がかかる。ロックは船を挟む2つの水止め堰壁が、まず下側が開き、船を入れ扉を閉めて、前の扉を開き水を入れる。20分ぐらいで、前方の川の高さと等しくなると、船を進める、という形。こうして高度差のある川を上る。パナマ運河も同じ。




ここ ヴィレッテ はパリの新興住宅街・公園住宅街見たい。地図で見ていたらだだっ広いところでそこにクルーズの発着駅があるとか。いったいどんなところかと思っていたら、パリには思わぬ近代的な公園だ。しかも各種芸術のアトリエを提供しているようで、若者のあつまる町のようだ。

夏も終わりの パリ その1

2015年10月01日 10時25分35秒 | Weblog
夏も終わりの、そして秋にまだ早い、季節の移り目があまり感じられないパリへ、9月の連休明けから30日まで行ってきました。
もちろん野次馬御家人には30年ぶりのセンチメンタル・ジャーニーのパリ物見遊山であります。でも旅行は日常からのワープ。人生に変化の綾どりを与えてくれるのはいい。いいお天気に恵まれ、これだけでもHappy.

1、パリへの一番の動機は、パリマラソンが毎年3月に行われるとか。インターネットで調べて、パリの地図にマラソンコースをなぞると実にパリの名所を押さえている。さすが観光No1の街だ。パリマラソンは外国人も多く含む3万人ぐらいの選手が出場。

 まず 凱旋門まえをスタート。シャンゼリゼ通りをコンコルド広場へ。
 わずかに左折しパリの歴史に最も関係する リボリ通り に入りチュルリー公園やルーブル博物館を越えて、サンジャックの塔やパリ市庁舎を右手に バスチーユ広場まで1直線。(おそらくマラソン参加者は景色を楽しむ余裕はないと思うが)

 次いで、バスチーユ から ナシオン広場 を通り、バンセンヌの森 に入りここで折り返し。この公園でどんなコースを通るかは42.195kmを設定するためコース取りがされるのだろうからコース不明。これは最後のブローニュの森でも同じ。

 次に同じ道を折り返し バスチーユ広場まで。ここからパリのもう一つの歴史ポイント、 サンルイ島とシテ島 を縦断。次いで ポン・ヌフ からセーヌ右岸を走り、 チュルリー公園・ルーブル を右手に見ながら、セーヌ右岸 をひた走り。廃兵院やエッフェル塔を左手に見て、多分、自由の女神像のあるポント・グレネールあたりで右折して、ブローニュの森 にはいる。ここのコース取りもわからないが、多分、 ローランギャロスやロンシャン競馬場 を見ながら ブローニュを走り、ついに、凱旋門に向かってゴールするという。 これだけで最も美しい都市マラソンと言われるゆえんだ。

2、吾輩もパリマラソンのコースを、歩いてみたいと思ったが何せ42kmは長い。、軟弱な老人は歩くのもせいぜい10kmぐらいが限度だから、ポイントを地下鉄使って歩くことにしました。


3、まずは定番。凱旋門とエッフェル塔。日本人もいるがやはり経済力の中国人が多い。韓国人は見当たらなかったね。


 内部階段

シャンゼリゼの交通を遮断して3万人が足るのは壮観だろう。



自由の女神が立つ

美しいといわれるアレキサンドル3世橋

ロンシャン競馬場