松崎町に室岩洞と呼ばれる石切り場跡があるというので、訪ねてみました。江戸城の石垣を切り出した跡に出来た洞窟だそうです。国道136号から海へ降りる小道を辿ってゆくと・・・
岩肌に大きな穴がぽっかり開いていました。
単なるトンネルだと思っていたら中は複雑な構造になっているようです。
中は電球が付いていますが暗いです、いきなり人形があったのでビックリしました! できれば懐中電灯を用意した方が良いでしょう。
ここでは昭和29年頃まで石切りが行われており、産出された石は伊豆石と呼ばれ耐火性に優れているのでかまど、倉、土蔵などに使われたそうです。
池が何ヶ所もあります、明かり付いていても薄暗いので落ちないように注意しましょう。見学路になっていない所は明かりがなく真っ暗で危険です、通路を外れないにしましょう。
石はノミやクサビを使って切り出されていました。壁にはノミの跡を見ることができます。
海側への出口の先は崖になっています。ここから切り出した石を海へ滑り下ろして船で運んだそうです。重い石を下ろすのも大変な作業だったでしょう。
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